【2#】DUTCH BOY 青缶(0.6φmm) ROSIN CORE SN63  迷ったらコレ✔️ 1m 300円

【2#】DUTCH BOY 青缶(0.6φmm) ROSIN CORE SN63  迷ったらコレ✔️ 1m 300円

5.0
ギブソンレスポール89年に使用した感想です。 まず抜けが良くピッキングの反応がとても素晴らしいです。感覚と出音がぴったりついてくる感じなので弾いていて飽きません。 その一方でうるさくもなくスウィートさもあります。 音色は少し煌めきがあるくらいでそんなにビンテージ色は出ないように思うのですが普通の半田のギターを弾くと全然違うので自然な変化ですが結構変わっているのかもしれません。 内部の細かい配線には使いやすく音色は良い変化のみで方向性が変わることもないので今のギターの音色が気に入っているならかなりおすすめです。
ケスターに飽きてきたのでダッチボーイに 変えたところ すごく分かりやすくことは変わりました。 全体的に抜けが良くなり ちょっと粘りが出た感じがします。 迷ったらこれと書いてあるように 配線のホット側だけに この半田を使うのも すごくありだと思います。 自分は コールドの方に使ったのですが それでも 今までより いい 抜け感があります。 他のダッチボールも使ってみたことがあるのですが 多分 こちらの方が年代が古いのか 音も若干違います。
青ダッチボーイはギターの内部ハンダとして昔から定番のチョイスでした。 良くネット上で販売しているのを見かける錫50/鉛50の青ダッチボーイを定番のケスターと比較すると帯域をローとハイ方向に延してクセを減らした感じです。 フラットな鳴りに近いため、倍音や煌めきは過剰に出ない(悪く言うと地味)な出音というイメージでした。 がしかし、こちらの青ダッチボーイは63/37の組成&細めのハンダです。 錫の煌めきが増えている分輝きが50/50より足されておりとても弾きやすい音色です。 細いので低音も過剰では無いですね! このハンダはギター内部配線のファーストチョイスになり得るのではないでしょうか。
商品説明







2#DUTCH BOY 青缶(0.6φmm)

ROSIN CORE  SN63 

迷ったらコレ✔️    

1m 300円


SPEC


本商品はダッチボーイの青缶でSN63の物。

ROSIN CORE

年代は1950~1960年前期

ハンダの直径は0.6ミリ

解説の前に一言、白状するとこのハンダが私の最初に買ったビンテージハンダです。そういう意味で懐かしく「あぁ、私はこのハンダから深いハンダ沼に入ったのだな」と感慨深い気持ちになります。



アメリカのビンテージハンダの中でもダッチボーイはKESTERと並ぶ有名なハンダの会社です。今回出品するのは、実はVWD21が一番最初に入手したビンテージ・ハンダなのです。懐かしくも原点のハンダでもあります。当時はまだそれほどハンダの事に詳しいわけでもない時期でした。入手して実際に使ってみるとそれまで使っていた普通のハンダとは異なる独特ないい音がしました。以来、事あるごとにハンダを蒐集し続けて今日に至ります。当時でも知識的にはKESTERやマルチコアのハンダの事は知っていましたが思えばこのダッチボーイからハンダ沼に入って行ったのです。


ちなみにこのハンダ物凄く使いやすいです。低い温度でも溶け、すぐ付きます。その作業性の高さはトップクラスです。



テストはHOT側とCOLD(GND)側の両方にこのハンダを使用した結果を述べます。


New Life And Other Beginnings Aki Rissanen For Jazz Audio Fans Only Vol.13 

重量感の十分にあるバスドラムの音。全体としてボトムエンドに余裕があり絶大なエネルギーの曲にも全く問題ない。そして落ち着きがあり安定しているので聞いてて大安心だ。歪んだギターの音なども美味しい音なのだ。安心して任せられるケーブルと言うのが第一印象。


Heads Up  Dave Weckl  Heads Up  

JAZZの8ビート。私は見当が付かない時はよくこの曲をかける。この曲で録音がどれだけ忠実に取り出せるかが目安なのだ。このハンダの音を最初聴いた頃はまだビンテージ・ハンダの経験値がなかったので良い音である事はわかっても、他と較べてのデータなぞは全然無かったので何が良いのかはわからなかった。しかしこうして今聴いてみるとこのハンダが最初で良かった。まずROSIN COREである、取り扱いがスピーディーだ。別途ペーストが必要なハンダは最初の頃は毛嫌いしていた。何でそんな面倒臭いハンダがあるのかと怒ったりもした。なので最初からハンダの中にベーストが入っているこういうハンダがお好みだった。


さて改めて音だが、これが全く問題のない良い音。特に高域が自然に上まで伸びているので音楽が明瞭に鮮やかに聴ける。そして他の帯域も良く中域は薄くならないし低域もしっかりと出ている。このハンダはある意味、誰にとってもKESTER44系より使いやすい。44は年代にもよるが最高に溶けやすくもないし付きやすくもない(特に古い時代の44)。44に比べて圧倒的に仕事が早い、そして平均的なハンダよりも音が優れている。


この曲でも各楽器の持ち味がダイレクトに伝わって来る。リアリティもかなり高いし解像度、分解能もいい。ハイハットのキレなどは改めて良いのだ。ハンダに迷ったらとりあえずコレを使っとけばOKだ。


A Day In The Life The Beatles Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band 

初めの音からこのハンダの良さを感じた。ジョンの声が透き通りドラムがバシバシと決まりベースがグングン来る。解像度と分解能と言う言葉があるが、解像度はわかりやすいが分解能の方はいまいち何の事かわからない人もいる筈だ。ここで自分なりの定義をしてしまうと分解能とはセパレーションつまり楽器と楽器の音が離れて聞こえるかの尺度だと感じる。


つまり楽器が離れて再生するには条件がSTEREOである必要がある。これがモノラルだと定位と言うものは生まれない。ステレオ録音で初めて分解能が生じ楽器間、音の音の間のセパレーション(分離度)と定位がわかるのだ。解像度とはモノラル音源でもしっかりわかるので、これはテレビの画素数の多さなどに似ている。ちなみにテレビはモノラル画像だ。まぁ、それにしてもこのハンダやたらとドラムの音がいい。


I Want To Be Loved  Cassandra Wilson Thunderbird

この曲ではグラマラスなリズムセクションを始めとした低域の量感を量る。バスドラムの音圧感はとても高く量感の豊かさも高い。だがスピード感が音のキレ味となっているのでもったり、もっさりはしない。実に優秀なハンダだと改めて思った。そしてビンテージ・ハンダによくある古臭い感じや中域中心でナローレンジという物も全く感じない。つまりビンテージ味は薄めだ。


だがここからが問題、一見近代のハンダのようなレンジ感の広さや分解能の高さを持ちながら高域に若干のエンハンス性能がありそれが音楽や音の全体を鮮やかで生命感に満ちたものにしている。そして中域はほぼフラットだが物足りなさは全くなく厚みもある。低域に関してはバスドラムやベースに瞬発力や量感があるのでご機嫌なのだ。こう書いていくとトータルに見てもかなり優秀なハンダだと思われるかも知れないが、実際その通りなのだ。ハンダ選択に迷ったらこれだ。



交響曲 第5番 ニ短調 作品47 II-Allegretto  Stanisław Skrowaczewski: Yomiuri Nippon Symphony Orchestra

クラシックはどうか、まず低弦に迫力がある。木管の朴訥とした響きも良い。ホールトーンも量感豊かに描けている。金管が入ってくるとそのアタックの速さに金管は打楽器のようだと再認識する。一方優しめの音のバイオリンが実にそれらしく響きオーケストラ全体の音はレンジが広く歪みが感じられない。スルッといい音が出てしまっている。


Feels Good  マイク・ヒックス  This Is Life

ポップス。まずバスドラムの音圧が凄く腹に響く。ダイナミック・レンジが広く解像度は当たり前に高い。神経質にも怠慢にもならない見事なニュートラル感覚が頼り甲斐がある。それにしてもタムの音がいい。タムタムはこういう音でないと、という音が出ている。ボーカルは完璧に前に抜けてくる。声の子音域が完璧に出ているので滑舌に優れるボーカルに感じてしまう。録音に凝っている音源でもこのハンダなら余す事なく全ての音を出してくれる。


Corrinne May / Fly Away   

最後はJAZZの女性ボーカル。伴奏はピアノだけだ。声の倍音が豊富に聞こえるので口の開け方や子音の出方がとても生々しくリアルで滑らかだ。しかも人間味を感じる鳴り方なのが心地良い。人肌感もあるので人間がアンドロイドにならない。ピアノもいい。ボーカル好きな方にもお勧めできるハンダ。





このハンダはAUDIOでは高域が良く出るのでギターがうるさくならないか心配していましたが全く杞憂でした。レスポールは耳あたりが良くスウィートなLPの音がします。当たり外れがあるKESTER44に比べこのダッチボーイ青缶sn63はレスポールにバッチリなんじゃないでしょうか。だっていつまでも弾いていたくなりますもの。クリーン・トーンもいいですね、音の立ち上がりが鈍らず早いのでギター本来のピッキングの速度感がよく出ます。


歪ませた時の音はかなり良くもうこれでいいんじゃないかと思ったほど。枯れ感はさほど強くないので若いプレーヤーにも向きます。変な表現ですが”若者向きのビンテージ・ハンダ”なんじゃないかな。しかし枯れ系や渋さが重要な人の為にそっちもチェツク。例えば初期のフリードウッドマックでのピーター・グリーンのような渋さの極致のBLUESプレイでもバッチリでした。フェイズアウトさせたような(LPの二つのPUの一つの極性を反転し各ボリュームでフェイズアウトの具合を混ぜ合わせる)音にしても全く良さが損なわれる事はなく、その枯れまくった音を出してました。



ストラトでも耳あたりが良く、全くうるさい音は出ません。安心してギター内部の配線作業にこのハンダは使えます。枯れ感はLPより多めに感じますがKESTERスペシフィケーションほどは枯れていません。まぁ丁度いい塩梅と言うか・・。ある種の落ち着きを持って弾く事ができるハンダですねコレ。あ、ハーフトーンもいい感じでした。



まとめ 

私にとってこのダッチボーイのハンダは50年代のKESTER 44と並ぶ代表的なアメリカ・ハンダだと思っています。特に高域の抜けが黙っていても良くなる所があり、そのような用途にはKESTER 44よりも合っていると思います。世界には色んなハンダがありますがこのダッチボーイ、持っていて損はありません。いいハンダです。一家に一個の常備薬のようです。迷ったらコレです。ある意味名器かも知れませんが他のハンダの立場もあるのでこれくらいに。


追記ですが・・同じ青缶でも種類により全然違う音がしますので青缶なら皆同じだとは思わないで下さい。






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