【110-2#】ASARCO金属スプール !驚愕の音! 15cm = 1.850円

【110-2#】ASARCO金属スプール !驚愕の音! 15cm = 1.850円

5.0
110#のASARCOに近いという事で気になり、早速ハムバッカーのギターで試してみました。 110#ASARCOと比べますと、更にプレーン弦の艶が立っている様に感じます。 コンデンサーに詳しい方には伝わるかと思いますが、BlackBeauty的な音です。 (紳士的な艶があり、どっしりと構えたイメージです) レスポールカスタム的な音色を目指す方にとってこちらのハンダは堪らない出音なのでは無いでしょうか。
商品説明










【110-2#ASARCO金属スプール 

!驚愕の音! 

15cm = 1.850円



☆本商品はASARCOの金属スプール巻きハンダです。


スプール上のデータ

ASARCO

FEDERATED METALS DIV.

SAN FRANCISCO

CALIF.


アメリカ製

年代は1930年代から1950年代


直径は3.2mm



VWD21では110#ASARCOが既に出品されておりますがもう一つ興味深いASARCOを発見してしまいました。こちらは金属スプールに巻かれており110#ASARCOのトグロ巻きとは外観上異なります。太さは一緒です。問題は音質です。110#が信じられないほどレスポール合いましたが、さてこの110-2# ASARCOは110#と比べてどうなのでしょう?



テストはHOT側とCOLD(GND)側の両方にこのハンダを使用した結果を述べます。


まずAUDIO用の結果からレポートします。


Trigger Happy    Dave Weckl    Heads Up

まず、このパーカッシブなJAZZを聞く。驚いたのは何の障壁も感じない音なのだ。レンジは広大、解像度と分解能はMAXだ。こんなハンダがあるものなのかと感心した。音のアタック感も見事でうるさくなりがちな中域も完璧に歪みなく、そしてリアルの塊だ、この一曲だけで十分わかった。個人的にハンダに求めていたものはこのハンダに多く含まれていると。110#はこれに比べると、ここまでの歪みのなさと分解能ではない。110-2#いいです! ひょっとするとASARCOのハンダの究極的な一品では無いだろうか。



A Love Boat        Earth, Wind & Fire  

この度、この曲を試聴曲に選出、理由はジョージ・マッセンバーグがプロデュースしているからだ。プロオーディオの世界を知っている人ならば彼の名前は一度ぐらい耳にした事があると思う。プロオーディオの世界で彼はパラメトリック・イコライザーを発明した人だ。下記にその画像を挙げます。

この事は実に重要でSSL以降のアナログ・コンソールの周波数を調整する部分のイコライザーに進歩を与えたのです。


それがパラメトリック・イコライザー。ジョージ・マッセンバーグはそれ以外にも高音質な単体のマイクアンプを設計したり自己の名前を冠するGML(ジョージ・マッセンバーグ・ラボ)ブランドで販売もしていた。そして彼はリンダ・ロンシュタットなどのアルバムのプロデューサーをしていた。自分の機材で埋め尽くされた彼のスタジオで録られたアルバムは最高度の音質を持っていた。そして彼はGML製品を使って非常に高音質なレコードを沢山作ったのです。


その彼がプロデュースしていたバンドがEarth, Wind & Fireだ。そして彼がプロデュースしたこのアルバムは大ヒットした。中でもFantasyなどは有名な曲だ。この曲今聴いても録音が良く音楽性の高さと伴ってこりゃ売れる訳だと思った。さて、この110-2#で聴くこの曲は素晴らしい!  何十年の時の経過をものともせずフレッシュで広大な世界を圧倒的な描写力と解像度で描いていく。全ての音がスムーズで滑らかで高音質なのだ。ここまで音楽的でかつ熱く、そして分解能が良く歪みが無い音は滅多にない。



Let No Man Steal Your Thyme   Pentangle The Pentangle

60年代辺りの録音だがここまで新鮮な音で鳴ったのはこのハンダのお陰だ。全ての音がダイナミックで歪まずクリアーであり音楽の熱度は高く伝わってくる。分解能という事であればERSINの銀入ハンダに近い、そして超絶なセパレーションはERSINの95#に迫る。音のレンジの広さはFRY’S METALS系に極めて似ている。この110-2#はこのように多くの優れたハンダの特徴を持ちながら極めて自然な鳴り方をする。正に稀に見る優れたハンダだ。



Stravinsky: Le Sacre Du Printemps - 1. L'Adoration De La Terre

シャルル・デュトワ: モントリオール交響楽団        

ストラビンスキーである。この音の切れ味の良さ、たくさんの音が重なり合う箇所でも濁らずに鮮明な音響視界を見せてくれる。クラシック音楽ではとにかく歪みは嫌われる、うるさいからだ。それがどうだこのハンダでは微小な音から壮大な音までをスケール豊かに描き切る。クラシック音楽を愛する方にはピッタリのハンダだ。細かい部分の粒子は小さくビット数の多さを感じるような音だ。


 (Love Moves In) Mysterious Ways            

Julia Fordham & Curtis Stigers

The Julia Fordham Collection

いつもは聞かない曲を聴いた理由はただ一つ、歪まないからだ。どんなに名曲でも音が歪むのは耐えられない、これはギターの心地良い歪みの事ではなくあくまでもオーディオの世界での話だ。この曲は要所要所でうるさくなる箇所があり敬遠していたが、このハンダにより素晴らしい音で鳴った。こうなると魔法のようである。たった一箇所のハンダでこのような事が起きていいのだろうか?いいのである、それが今だ。昔は誰もハンダの事を特に意識しなかった。


それがどうだ実際にVWD21に集まってくるお客さんの数は鰻登りに増えている。その半分がハンダ目当てだ。そりゃそうだ、ハンダは皆同じような顔をしてて細いか太いかぐらいの違いだ。一旦、袋から出してそのままにしてしまうと後でコレが何のハンダだかわからなくなる。ハンダのルックスから音を想像する事はできない話だ。だからVWD21は徹底的にそのハンダの音質を紹介する、そのハンダの持つ性能をあらゆる角度から分析し文章を書く、そうでないと皆同じように見えてしまうものがハンダなのだ。それにしても長時間聴いているが耳が全く疲労しない。コレは有難いことだ。歪みのないハンダの世界一かも知れない。



928    Michael Beck Trio    Michael Beck Trio

皆様はこのアルバムを知っていますか? 私は寺島靖国さんのお宅にお邪魔した時にこのアルバムをかけていたので、その超絶な録音の良さに腰を抜かした。特にシンバル・ワークの分解能の高さは異常なレベルに達している。だがここで間違えてはいけないのはこのハンダの音は冷たい要素は無く、極めて陽性で暖かみのある音である。これは得難い特徴だ。この曲でも歪みが皆無な音響の世界の有り難さを享受できる。今私は誰かにハンダを問われたら迷わずこのハンダを推薦するだろう。他にも音の良いハンダはあるが、このハンダほど万能なハンダは無い。ギターに勿論良く、更にオーディオに最高なハンダは滅多にある物ではない。


オーディオでのまとめ

この110-2#のハンダはオーディオ用として紛れもない特殊性を発揮する。とにかくレンジが広く歪みが無い。だから王道的なハンダとも言えるが並の王道ハンダではなく唯一無二のオーディオ用ハンダだ。ペーストはノコを使うとこの試聴記の音が得られる。ノコを使えばスムーズにハンダ作業を行える。


それでレスポールです。前に出した110#は「レスポールに本塁打!! ASARCOハンダ」だったので今回もまずレスポール用として期待した。だが鮮やかに裏切られた、何とオーディオに最高だったのです。普通ギターに向くハンダがオーディオに向くとは限らないものですが、このハンダは別、どちらも良い! さてそれでは本題のレスポールにどうかですが、まずはクリーントーンから、いや安心しました。


これですよLPのハンダは。立ち上がりが良いのに耳に痛くなく甘い音から激しい音まで幅広くレスポール・サウンドをあげあげしてくれます。110#の方はトロ味が強いのですが、少し高域はマスキングされている感じです。110-2#の方は、それより高域が出てますから感じは少し違いますが同レベルの音質と感じました。この二つの音のどちらを好きになるかは人それそれですね。趣味嗜好が皆違いますので多分両方にファンがつきそうです。110#より高域が出ると言いましたが耳に痛い音は出ないのでご安心を。



ストラトです。ストラトの場合、110#はKESTERのスペシフィケーションと同じ枯れ感を持ちながらも音の温かみがあるものでしたが、110-2#の方は明瞭度が上がります。他は110#に似ていると感じました。ただストラトの場合はLPよりも高域が出ますから(これはシングルPUとハム PUの差に起因します)110-2#の方の明瞭度は大変に助かります。ストラトの場合、クリーントーンでもオーバードライブ時でも両方いい音になります。


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まとめ 

これは驚いた! この110-2# ASARCOと既に出している110#ASARCOを一対一で聴き比べた結果、明らかに110-2#の方が私の好みであった。具体的にはまず110-2#は歪みが少ないというか殆ど感じられない。そしてレンジが物凄く広い。110#をオーディオ的観点で聞くと110-2#ほどの説得力を感じない。110#は普通の上という感じ、だが110-2#は全く異なった音でハイエンド機器用ハンダに推薦できるほどだ。しかもギターがまたいい。ASARCOなのでそれは当然なのかも知れない。ギターに於いては110#と110-2#は大差がないが音色はそれぞれ個性を持っている。好みの範疇なのだ。だがAUDIOに使うと大差がある。もう一度言いますと110#と110-2#はギターに於いては殆ど優劣の差が無い。だが音は明らかに違います。コレはどっちも良いので違う事は違うと言っておきます。問題はAUDIOです。最近聞いたハンダの中で最も気に入りました。英国ものの良さもわかっているつもりですが、このアメリカ製のASARCOは真正面から正々堂々と勝負します。問題から逃げないと言うか・・・姑息な方法で我々を煙に撒くような事は一切しません。ある意味、大谷君なのです、誰が見ても凄い!





【ご注意】


価格は15cm単位ですが一回の購入での個数上限はx4と致しますので前もってご了承ください。





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