【121#】秘密のデジタル、 1943年 Bradford.Kyle & Co　　50cm = 600円

商品説明

【121#】秘密のデジタル、 1943年

Bradford.Kyle & Co

50cm = 600円

ブラッドフォードのリッツ線です。

※このワイヤーはデジタル・ケーブル製作用です。

年代は1943年

全体の直径は0.5mm

リッツ線の構成は0.06～0.08mm x5本です。

絶縁体には絹が使われています。

※このリッツ線は特にデジタル・ケーブル製作に激しく適しています。

HOT側とCOLD（GND）側の両方にこの線を使用した結果を述べます。

AUDIO用の結果をレポートします。

Heads Up Dave Weckl Heads Up

このブラッドフォードを通すといつもより音数が増えている事に気付く。それは普段はマスキング気味のECHOの返しや、サックス・ソロの自然で熱気溢れるプレイにも感じ取る事ができる。チョッパーベースもバキバキ決まっている。ピアノのソロはいつもは出ない各鍵盤毎の複弦の共鳴まで聞き取ることができる。そしてダイナミック・レンジの余裕もかなりありで、しかも全体に歪まない。デイヴのドラミングのタイトでトリッキーなプレイも楽しめる。

Candles　　Beth Orton　　Sugaring Season

ベス・オートンの歌。左右で別々のドラマーが叩いているその音場が左右に陣取っている。その中を障害物をすり抜けるようにベスの声が前方に抜けてくる。かなり多重な音源な為、普通なら楽器と楽器の端が混じり合い分離度が低下するところをこのブラッドフォードは平然と混濁なく捌きまくる。いい仕事人だ。やはりこのワイヤーはRCAならば上流に使うと良い。そしてデジタル・ケーブルを自作したい人ならば迷わずブラッドフォードだ。実際私も過去にこのブラッドフォードをHOT側にしてGND側に太めの単線を組み合わせたデジタル・ケーブルを自作した。結果は上々でその辺のハイエンド・デジケーを寄せ付けない。それはソースの持つ情報量が全くスポイルされないからだ。

Double Trouble　　　John Williams　　ハリーポッターとアズカバンの囚人

オーケストラと合唱だが全く音が離れているので聞いていてスッキリできる。思うにオーディオの良さがはっきりとわかるのは沢山の音が同時に沢山出てくるシーンではないか。聖徳太子ではないが一度に複数の人間の話を聞き分けたと言う。オーディオの場合マスキングが発生しなければ音響視界は明瞭なのだ。マスキングは同時に二つ以上の音が鳴った時の分離度がハイパーに高いと起きないのだ。こういう特徴は一組のHOT/COLDの組み合わせであるデジタル・ケーブルの場合、更に活きてくる。つまり左右の信号を一本のワイヤーで出さなければならないデジタルケーブルだけが持ち合わせる高い障壁をブラッドフォードが乗り越えてくれる。このワイヤーはこれまでリッツ線に抱いていた不満を完全に払拭できる。高性能とはこの事だ。

Strawberry Fields Forever　　Karen Souza Feat. Los Panchos　Essentials

実にいい音なのだ。安定性といい安心感といい極めて高い満足度が得られた。リアルな音にも何種類もの表現があろうが、このブラッドフォードのそれは極めて優秀な周波数特性と質感を持っていればこその音だ。分解能が高いと緊張度が上がる時もあるがこのワイヤーは大変に爽やかで安心して聴けるのだ。やはり素線の細さと構成本数の少なさが良い仕事をしている。この曲これまでここまで安心感と安定感を持って聴けたことは一度も無かった。曲が終わってピアノの音がコンマ何秒か残るのだが、その何気ない音が大変に現実感のあるものだったので印象に残った。

Manhattan Skyline　Julia Fordham　The Julia Fordham Collection

全く申し分のない音響視界が眼前に現れる。この曲もコレまで聴いてきたワイヤーでは聞き取れなかった。音の襞に隠されていた微小な表現を露わにする。この曲でも歪みのなさは群を抜いており、凡庸な音を持つ圧倒的多数のワイヤーを寄せ付けない。この音は解像度が高く微細な表現から広大なディティールまでを大変に高い分解能で出すが何故か全くうるさくないのだ、ここを強調しておきたい。もし貴方が

ブラッドフォードでデジタルケーブルを自作したとすると、もう別の物を使おうと言う気が失せるだろう。それくらい素晴らしい!

Juna-Tabor / Applesトラック05

ムーディな曲はどうだろう?ピアノ、ウッドベースそして歌の構成がトランスペアレントに響いてくる。音と音の間ですら濁りがなく透き通っている。だから分析的に聞くなんてのもお手のものだ。正直この素材はオーディオブランドがデジタルケーブル用に使用していたものだ。出すのを躊躇っていたが最近のお客さまのレベルが10年以上前に較べると異常に上がっているので、それに合わせて発表をしました。

Orbiting　　Mats Eilertsen Trio　　Sails Set

超ハイエンド用ソースのこの曲。下手なワイヤーはすぐダメ出しされてしまう。だがこのブラッドフォード凄い! あのKelloggと全く同レベルの分解能/解像度を持ちながらKelloggより何故か聴きやすい。多分理由は線経の細さだろう。ケロッグは0.22ミリ、このブラッドフォードは0.06ミリから0.08ミリ、この細さの違いはスーパーツイーター帯域でのF特の違いに似ている。0.22ミリは十分に最適なサイズではある。だが0.1ミリ以下の線径に未来はある。ただパワー感は0.25ミリあたりを境に細くなるほどに弱々しくなる。まぁブラッドフォードは0.08mm x 5なので一本の時よりはパワー感も出る。しつこいようだがこのブラッドフォード、デジタル用に使って下さい、良さがわかります。裏技ですがDAコンバーター内部の配線にこれを使うとかなりDAコンバーター全体の音質が少なくともワングレード上がります。

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まとめ

今回のブラッドフォード、余りにもデジタル・ケーブルとして優れている為ギターは敢えて試しませんでした。

【ご注意】

価格は50cm単位ですが一回の購入での個数上限はx6と致しますので前もってご了承ください。

数量１（50cm）以上、必要な方はカートに入れる前に数量指定（MAX=6）をして下さい。