こちらで購入させていただきましたホルヨークの代わりに使用してみました。ホルヨークのサウンド自体は大好きなのですがいかんせん線径が太く、無理やりハンダ溶接しているような状態でトラブルの原因になりそうだったので思い切ってこちらに変えました。 ホルヨークに比べて聴感上のゲインがガクッと下がり、ミッドの気持ちよさも消えてしまいましたが、これこそがオールドフェンダーのサウンドだと思います。以前所有していた65年製デュオソニックの音を思い出しました。

[12p#]を62年製ストラトのピックアップのコールド側の足に使用し、[ 191# 天使と悪魔のストラト]を62年製ストラトピックアップのHOTの足に使用しました。 10年以上前、短くなったストラトのピックアップの配線材を安易な感じで、現行のコットンワイヤーに交換してしまいました。 それ以来、音が悪くなり、弾く機械が無くなってしまう程、大失敗の改悪でした。 自分は コンデンサーには拘っていたり、内部配線材は、WEの〜などとそれなりに拘ってみたりしていたり、 もちろんピックアップはヴィンテージに拘っていたのにも関わらず、 ピックアップのワイヤーは「コットン被膜ならいいか」という大失敗、、。 音が悪くなった原因が　ピックアップのリード線の足、、、盲点でした。 もちろん、オリジナルで使えればそれで良いでしょうが、 中にはピックアップの足のワイヤーの長さがキツいとか ありますよね。 このワイヤーはAWG22位だと思いますし、ピックアップの足のワイヤーには最適です。 ピックアップの足のワイヤー交換により 長い間、気に食わなくなっていたヴィンテージストラトの音が気持ち良くなった。 「ヴィンテージストラトの音が復活した」と言って全く差し支えない程だと思います。 ありとあらゆるワイヤーを試した訳では無い為、感覚的な事しか書け無いですが、 「気に食わなくなっていたストラト」が、「コレ、、、めちゃくちゃ昔みたいに凄く良くなってるやん！」 という位に激変した事は間違い無いです。 再度書きますが、当方のレビューは、62年製ストラトのピックアップのリード線の交換用に使用したレビューで、 「天使と悪魔のストラト」をピックアップの足のHOT側に使用した為、 感想は　両方のワイヤーのブレンドした音での感想にはなります。

パーツを寄せ集めて作ったストラトキャスターの、スイッチからボリュームポット、ボリュームからジャックまでに使用しました。 ネックは63年製、ボディはガレージメーカーのもの、PUは現行のFender Pure Vintageです。 ストラトの楽しさは、「フワッ」と音が出るバイト感と、跳ね返ってくるようなタイムラグのある反響音にあると思うのですが、狙って出せるものではないというか、色々な要素が合わさって　ある時ツボにはまったように発音しだすものだと思っています。 今回は結果的に、このワイヤのおかげで「あの感じ」が出てきました。パズルのピースが揃ったという感じです。 フレットを押さえて弦をピッキングしているのだけど、スピーカーのコーン紙を直接指でいじっているような感覚になるというか。 私が特に好きなストラトの音はリズムキングス時代のアイク・ターナー、ジーンビンセントのサイドマンのジョニー・ミークス、ハンク・マーヴィンあたりなのですが、彼らの出す爽快なんだけど毛羽立っていて埃っぽくもある独特の音が出てきました。嬉しいです。 ねちっこい音や太い音はけっこう簡単に作れるのですが、なかなかストラトの二面性のあるニュアンスは再現するのが難しいです。ぐらぐら煮えたってるのにキンっとした冷たさがあるとか。 このワイヤに賭けてみてよかったです。 ニヤニヤしっぱなしです。 案外クラプトンストラトなんか大化けするんじゃ….？と直感が働いたので、友達のギターで試してみようと思います。また報告にきます。