こちらで購入させていただきましたホルヨークの代わりに使用してみました。ホルヨークのサウンド自体は大好きなのですがいかんせん線径が太く、無理やりハンダ溶接しているような状態でトラブルの原因になりそうだったので思い切ってこちらに変えました。 ホルヨークに比べて聴感上のゲインがガクッと下がり、ミッドの気持ちよさも消えてしまいましたが、これこそがオールドフェンダーのサウンドだと思います。以前所有していた65年製デュオソニックの音を思い出しました。

シングルコイルのUS ハンドメイドギターをメインに使っています。 ハンダ構成とHOT線(ホルヨーク)はそのままで、GND線として以下の4種の配線材を順に試しました。 あくまで個人の感想ですが、各商品にレビューを残します。 【11#】見逃すと一生後悔 ! ホルヨーク究極ギターワイヤー 【180#】他の星に移住する際に持参する A.E.C. Blue 【139#】 激ヤバ22AWG 新品LPの音を本物に急接近させる 最後の手段! 【12p#】ギター(※特にストラト)に最適の内部配線ワイヤー 四つめ最後の配線材です。 実はこちらは過去に何度か付けたり外したりしてます。 GND側で使ったのは今回が初めてでしたが、過去に使った時と音の印象は変わってません。 枯れ度は激ヤバと並んで非常に高いです。 高音の抜けはAEC blueと共に最高レベルなのですが、抜け方に違いを感じます。 AEC blueは豊かな倍音と共に艶やかに抜けるのに対し、12pは荒々しく力強く抜けます。 この辺りがオールドフェンダーの空気を感じる要因だと推察しました。 私のギターはシングルコイルですが、構造的にフェンダー系とは全然違う音がします。 にもかかわらず、12pを使うと古めかしいストラトを彷彿とさせるような成分が足されます。 (私のイメージはレッチリライブ盤のフルシアンテのような音です) 癖の強い配線材ですが、激ヤバの時のような違和感は感じませんでした。 ハムだと分かりませんが、シングルコイルなら幅広く使える気がします。

[12p#]を62年製ストラトのピックアップのコールド側の足に使用し、[ 191# 天使と悪魔のストラト]を62年製ストラトピックアップのHOTの足に使用しました。 10年以上前、短くなったストラトのピックアップの配線材を安易な感じで、現行のコットンワイヤーに交換してしまいました。 それ以来、音が悪くなり、弾く機械が無くなってしまう程、大失敗の改悪でした。 自分は コンデンサーには拘っていたり、内部配線材は、WEの〜などとそれなりに拘ってみたりしていたり、 もちろんピックアップはヴィンテージに拘っていたのにも関わらず、 ピックアップのワイヤーは「コットン被膜ならいいか」という大失敗、、。 音が悪くなった原因が　ピックアップのリード線の足、、、盲点でした。 もちろん、オリジナルで使えればそれで良いでしょうが、 中にはピックアップの足のワイヤーの長さがキツいとか ありますよね。 このワイヤーはAWG22位だと思いますし、ピックアップの足のワイヤーには最適です。 ピックアップの足のワイヤー交換により 長い間、気に食わなくなっていたヴィンテージストラトの音が気持ち良くなった。 「ヴィンテージストラトの音が復活した」と言って全く差し支えない程だと思います。 ありとあらゆるワイヤーを試した訳では無い為、感覚的な事しか書け無いですが、 「気に食わなくなっていたストラト」が、「コレ、、、めちゃくちゃ昔みたいに凄く良くなってるやん！」 という位に激変した事は間違い無いです。 再度書きますが、当方のレビューは、62年製ストラトのピックアップのリード線の交換用に使用したレビューで、 「天使と悪魔のストラト」をピックアップの足のHOT側に使用した為、 感想は　両方のワイヤーのブレンドした音での感想にはなります。