【137#】特注純銀線 パワフルなのに高分解能!
50cm = 1.000円
☆本商品は平成12年 5月29日に石福金属興業株式会社より
当方に納品された特注の純銀線です。 単線の直径は0.5mmです。
製造年代は平成12年(2000年)
直径は0.5mm
平成12年と言えば西暦2000年です。今から24年前ですね。私は銀をケーブルに使いたかったので最初のうちは素材屋などでチビチビ購入していたのですが、やはり希望の太さの物をある程度の量確保しておきたかったので石福金属興業株式会社に特注しました。
今から25年ほど前の話です。当時はRCA CABLEや SPEAKER CABLEまた電源ケーブルにも使用しました。当時の私のケーブル設計流儀はパラレルとシリーズにVINTAGE導体を組み合わせて設計していましたのでこの銀線は主に高域補償の役割が多かったのです。0.5mmにしたのは扱いやすさと価格(太いと当然高くなります)の両面から選びました。実際にスピーカーケーブルなどではメインの銅線にプラスする事により銅単体よりは高域が出るように改善されました。またツィーターなどの高域を主体に受け持つ帯域では0.5mmでも十分行けますのでツイーター用ケーブルとしても多用しました。まぁそんな感じで密かに活躍していたのですが、まだ十分な量が残っているので皆様にもお分けしようとの事でこの度出品する事に致しました。絶縁等はお使いになる方にお任せします。純度はかなり高かったように記憶していますが具体的な数字は覚えていません。
テストはHOT側とCOLD(GND)側の両方にこの純銀線を使用した結果を述べます。
まずAUDIO用の結果をレポートします。
Impossible Love Melody Gardot The Absence
これ聞いた瞬間に銅とは全然違う体験をしました。何というか情報量なども銅のそれとは倍音構成が異なるせいか別の部分が出てきます。音数は物凄く多いです。そして銅よりも確実に歪みが少ない。解像度が高く分解能もリアルに迫ってくるタイプです。イメージではクールなやつを想像していましたが、こやつなかなか熱い音がします。とにかく銅とは全然違う音楽表現になりますのでまだ銀を未体験の方にはお薦めします。言ってみれば熱いのにクールな奴とも言えるし、クールなのに熱い奴とも言えます。そして銀独自のドラマ性が楽曲に付与されるので同じ曲でも銅とはまた別の体験ができます。
Orbiting Mats Eilertsen Trio Sails Set
今回は早いうちにこの曲を聴きます。オーディオ性能を知りたいからです。何というか銅では感じなかったアタック時のトランジェントの良さを全帯域で感じます。つまり波形の頭の部分の立ち上がりが崩れずそのまま出てきます。そして銀特有の粘っこさが加わるので下手すると銅よりも熱い演奏に聞こえてきます。なのでHIFI的にどうのではなく音楽的に色々な箇所が改善される感じです。ちなみにKelloggとは全然違った世界です。それにしてもこの立ち上がりの良さはいいですね。
Juna-Tabor/Applesトラック05 Juna-Tabor Juna-Tabor/Apples
これ驚いたのですが銅よりもアグレッシヴな音がします。ボーカルなどでは声の七変化のような物を見せてくれます。ベースの音の頭のアタックは明瞭なのでリズム感が明瞭に増幅されます。ピアノは情熱的に熱い音です。何だかいつもより音をたくさん食べたような気がします。
Manhattan Skyline Julia Fordham The Julia Fordham Collection
思った通りイントロの12弦の音が素晴らしい高域表現をしています。
繊細というよりは何故かパワフルなのにも驚きます。しかし分解能が高くいい音が所々に出てきます。そしてパワフルなのに歪みが少ないせいか耳は痛くならないのです。これも銀の良さなのかも知れません。全ての音がお米ではないけど立っています。
Poet Cassandra Wilson Thunderbird
一言でいって格好いい音です。アタックがパワフルなので生々しさに拍車がかかります。この曲では低域の量感も厚くタイトに感じます。ドラムの音なんか かなり良くなります。それはスキンにスティックが当たった瞬間の音のアタックが際立つからです。銀のイメージとはまた違うパワフルでリアルな音が出てきてびっくりしました。でも銅だとパワフルだけど分解能や解像度が落ちたりしますが、それがこの銀線ではパワフルなのに分解能や解像度がバッチリ味わえるのです。この曲今まで聴いてきた中で今回が最も好印象でした。
Heads Up Dave Weckl Heads Up
思わず音の堂々たる立派さに焦りました。ドラムの低域はバスバスと深く沈み込むしスネアなどの中域もしっかり決まります。これを聞く限り低域の薄さは全く感じません。むしろアタックのしっかり効いた低域の良さを初めて感じました。音楽がドラマチックなのもいいです。この音は全く文句ありません。
A Day In The Life The Beatles Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band
この曲に至ってこの銀線の何が良いのかがわかってきました。熱いのです演奏が演奏者の魂が伝わってきます。そうか音は活きているんだと感じました。音が死んでるのは御免です、やはり音は生き生きとして欲しいので五重丸ですこの音。ちなみに60年代ラディックのドラムの音は感動的な物でした。
レスポールです。これが予想したイメージよりも音の当たりが柔らかく耳に痛くありません。でもそこは銀、一種独特の高域を出してきます。銀独自の粘っこさ表現もあってそれは銅では出ません。ニャーニャー音も相当出ています。粘っこさは銀特有の粘っこさが出ます。そしていい音だなぁと感じてしまう音です。一度お試しあれ!!
ストラトです。ストラトに純銀線を使おうと言う人はまだ少数だと思いますがコレなかなか良いですよ。やはり銀は銅とは全く異なる音なので面白いです。クリーントーンは当然に銀の独断場になります。歪みは銅よりもちょっと低い気がします。しかし銀の場合、銀独特の音抜けの良さがあります。それにしても抜けが良い音ですね。またストラトの音が銀化しますので、あんまり聞いたことのない音が出ます。歪ませた場合も独特の銀の音がします。ある意味ピュアなんですね銀は、そして性格的には知性派という感じです。最近では撚線を自分で設計する剛の人もいますがストラトに最適な撚り線を創作するのに銀はとても役に立ちます。銀の音は銅では代弁できないからです。未知の可能性を秘めた導体と言えます。
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まとめ
オーディオの世界では昔から銀線は使われてきました。その銅には無い高域が得られる特長があるからです。ただし同じ線径で銅と銀で比べると一般的に低音は銅のほうが出ます。銀は低域はさほど出ない感じです。なので中域低域は銅、高域は銀と言う組み合わせにすると全帯域がスムーズにまとまる感じです。ちなみにこの銀線の場合結構、低域が出ます。
音の印象としてはとにかくパワフルでいてオーディオ特性に優れています。GND一本、HOT一本でこの音を出されてしまうと銅達の立場が無くなりますね。
【ご注意】
価格は50cm単位ですが一回の購入での個数上限はx10と致しますので前もってご了承ください。
納品時のスタイルですが、スプールに巻いていないのでワイヤーの取り出しが難しいので長尺をカットなしで欲しい方は備考欄にその旨添えてください。そうでない場合は1m単位でのカット割をお許しください。
数量1(50cm)以上、必要な方はカートに入れる前に数量指定(MAX=10)をして下さい。
支払方法
■銀行振込: 三井住友銀行
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【発送方法/発送費について】
品物の外形が角形A4サイズ(31.2cm以内×22.8cm)内で厚さが2.5cm(重さ1Kg)までの物でしたらヤマト運輸のネコポスが使えます。
運賃は全国一律200円(無料サービスしています)です。
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1~2日でお手元に届きます。
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