【153#】本命登場! ALPHA BLUE 50:50(1.5mm)   15cm = 888円

【153#】本命登場! ALPHA BLUE 50:50(1.5mm)   15cm = 888円

5.0
YouTubeでハンダの種類によって音がどう違うか検証する動画を観て、このALPHA BLUEが一番評価が高かったので購入してみました。 ストラトキャスターのピックアップ3個交換に使用しました。時折りパーツ交換を自分でやってみる程度の初心者なので、取り扱いがむずかしいのかと不安がありました。 ハンダゴテを370度に設定すると、ハンダの溶け具合が良く、容易に作業ができました。 音も抜けが良く、使ってみて大変満足です。
前回アルファ-50:50のレビューを間違えて ES-1.6 1940年代のイギリスハンダにのせたので今回はES-1.6 1940年代のイギリスハンダのレビューをこちらに書き込みます。 g7のアウトプットジャックのハンダをES-1.6 1940年代のイギリスハンダに交換しました。 一番最初に出した音に嫌な部分が聞こえてくるのですがハイがきついやローが足りないなどあるのですがこのハンダはそれがなかった。 音の感想は枯れていてビンテージ化に貢献してます。古臭い音が出て非常に良い音です。 歪ますとなお良い好ましい音が出ます。 なを作業性は非常に悪く溶けない、着かないです。この作業をクリアすれば最高の音が手に入ります!
商品説明












【153#】本命登場!

ALPHA BLUE 50:50(1.5mm)  

15cm = 888円




☆本商品はALPHA BLUE SOLDERです。


alpha

SOLDER

MADE IN USA

FIVE POUND NET

The Finest Quality

TYPE   ROSIN CORE  

CORE  CEN-TRI-CORE QQS-571D

ALLOY  50:50

DSX8255 D

ALPHA METALS. INC., JERSEY CITY,N. J.



年代は1950年代から1960年代


直径は1.5mm



最初に正直に告白します。このalpha、これまでに聴いた全ALPHAハンダの中で個人的に一番です。実を言うとalphaという会社自体どういう物を作りたいのかわからない会社でした。ハンダの種類はKESTERと同じぐらい豊富な種類が出ています。


ワイヤーも結構沢山作っていてBELDENなどにタメをはります。私が蒐集したalphaの中で最も古かったのは1920代と思われるワイヤーです。ルックスからして相当古風な音がするかと思いきや全くの反対で現代でも通用するハイエンドな音を持っていました。


ギターワイヤーに適する種類も幾つかあったりして幅の広い製品作りをしていたメーカーなのです。まとめると幅広くワイヤーやハンダは作りつつも、今一つコレというキーポイントがalphaに見出せなかったのです。しかし今回の50:50のALPHA BLUEを聴いて考えを改めました。


これ凄いハンダですよ、音の粘りや倍音の豊富さは【69#】粘るGARDINER に匹敵し音の芳醇さと果汁の多さはグレーサーや20年代のKESTERと同次元のレベルを持ちます。これまで、ここまで個性溢れるアルファを見た事がありません。


私これまで相当な数のアルファハンダを集めて来ましたが、どういう訳かこの種類(ALPHA BLUE)のアルファは余り持ってなかったので。今回この50:50を試して驚いたと言うかアルファの認識を新たにしました。


ROSIN COREで50:50なのでペーストは勿論不要で、すぐ溶けよく付きます。ヤニは多めです。作業性は上の中といった所です。気になる音質レポートを下記に記します。






テストはHOT側とCOLD(GND)側の両方にこの線を使用した結果を述べます。

レスポールです。このちょっとダーティな雰囲気、ゾクっと来ます。音の粘りと倍音の豊富さは69#ガーディナーと同レベルです。ただこちらはカラシが効いていると言うか香辛料確実に入っています。ほらアレですよ普通の味のラーメン食べていて何となく何か足らないなーと思うとき胡椒を入れますよね。


するとあら不思議、これまで凡庸だった味に変化が起き美味く感じますよね。このハンダも同じ、スパイスが効いているんです。あとちょっとの雑味(ミネラル成分)も入っていてそれが歪みを付加し不良っぽいサウンドに変身します。


このハンダはROCKが大好きなギタリストには堪らん味のハンダですね。無論BLUESにも最適なんですがROCKに必要不可欠な粗暴さバイオレンス感を持っているんです。ROCK用ハンダと断言しても構いませんよコレ。特にリアPUにした時の音なんか言うことありません!  クリーンも良いですがやはり歪ませた時の音にこのハンダは威力を発揮します。


クリーン時もカラシが効いているのが有難いです。どんどん歪みを深くしていくと倍音がジュルジュルと溢れ出してきます。ネバネバ感も納豆を箸で100回、回した時のような超粘り感が出てきます。色んなハンダの音がありますがこのALPHA BLUE 50:50はロック音楽、ブルース音楽をやる人にとってマストアイテムとなるでしょう!


ストラトです。これも凄くいいです!  なんて言うか魅力的なんです。軽く歪ませた程度の音ももう抜群、クリーントーンにセットして弾くと味が有りまくりの濃厚牛乳のよう。パキッとした音も凄く気分の良い音。


歪みを深くして弾くとこれがまた良く、耳障りの良さと抜けの良さが両立。ジミヘンもどきのプレイでは正にあの音の雰囲気が出ています。エフェクトをかけた時も音はかっこ良く、飛び道具のかけ甲斐が有ります。


まぁクリーンからOver Drive、Distortion、そして空間系エフェクト、これら全てがイケてます。錫の割合が多いALPHA BLUEやALPHAよりもやはり50:50はハンダの基本です。使える幅が広いというか、潰しがきくと言うか、ストラトに全面的に使えます。



最後にAUDIO用の結果をレポートします。


Tears In Heaven  Eric Clapton The Clapton Chronicles 

このハンダはROCK/BLUES系音楽にどハマりなのでまずはクラプトンから、いやー声が良いですねぇ、クラプトンの心根の優しさまで滲み出している感じです。声のラフさ加減も丁度良く荒っぽいトーンとジェントルな優しさが同居する音です。音の温度感は中間よりもちょっと高く、音像に粘りが付きます。解像度も高いのですがそれよりも音楽的な良さが光ります。


Lost  Cassandra Wilson  Thunderbird

カサンドラの声が素晴らしい!  クラプトンの時も良かったがカサンドラの場合はもっと魅惑的な度合いが増大する。もはや彼女に耳元で囁くように歌われている錯覚すらしてしまう。こんなにボーカルが色っぽく、そして上手に、意味深く聞こえるハンダがあっただろうか?  レンジはさほど広くないのだが音楽的濃厚度が極めて高いため細かいオーディオ的なあれこれはどうでも良くなる。ボーカル物が好きな方には手放しでお薦めしたい!


Harry's Game  Celtic Woman  Celtic Woman [Bonus Tracks]

ケルティックウーマンは歌手が複数居るのだが私はこの人の声が好み。ケルト民族というのは一味違う文化を歴史の中で紡いで来たが、その味わいはこのハンダでより深く味わえる。自然的とも神秘的とも言えるこのコーラスを聞くと文化の異なる国の良さをたっぷりと味わえる。


MegaMix 2000 (Radio Edit)  Earth, Wind & Fire  The Best Of Earth, Wind & Fire Vol.1

このグループの高度な演奏能力と楽曲の緻密さは抜きん出ている。録音もマッセンバーグが担当しているので当然ハイエンドだ。その歪みの少なさは異例なほどだがジョージ本人が作ったマイクアンプがその透明感とトランスペアレント性を保証しているのだろう。こういうノリを聴くと日本人も近頃はリズム感の切れ味が良くなって来ているがアースの場合、そのリズム感は神懸ったレベルに達している。ALPHA BLUE 50:50で聞くこの楽曲はもう最高であり時代を超えて突き抜けてくる。


Trigger Happy  Dave Weckl  Heads Up

1分20秒あたりからドスの効いたドラムが始まるが、この音がヤバ過ぎる。スネアの音など、私がドラマー時代にずっと出したかった音なのだが、叶わぬ願いだった。それが簡単に出ている。通常はデイブは軽めのノリなのだが、この ALPHA BLUE 50:50を通すとスティーブ・ガッドのように重くなりノリも後乗りになる。ハンダでこういう事も起こるのだと改めて驚いた。


Tchaikovsky: Swan Lake, Op. 20 - Act 3: Danse Russe  ジョシュア・ベル マイケル・ティルソン・トーマス指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ヴィオリン:ジョシュア・ベル

聞くソースが偏っているので最後にわざとクラシックを聞く。これは濃厚なクラシックの味わいだ。このハンダはどうも薄味嗜好なのではなく豚骨風味なのだ。私は醤油味も好きだが美味い豚骨味も贔屓にしている。このALPHA BLUE 50:50はクラシックですら自分の音に染め上げる。その染め方が大変に上手いので、聴いた人は初めからそんな音なのかなと思ってしまうだろうが、それはALPHA BLUE 50:50のせいですから。





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まとめ 

このハンダは高忠実系ではなく一種独自の世界を奏でます。例えば水彩画と油絵はマチエールの違いから同じ絵でも印象は全く異なります。それと同じでこの50:50のアルファブルーは淡麗な水彩画というよりはコッテリ濃厚な油彩のような趣きに音楽全体がなります。


この効果はギターに使った場合、顕著で特にレスポールとの相性は異常な位いいです。ストラトも相当に良いのですがLPが2馬身ほどリードしています。レスポールに使った場合の一種のラフ感はROCKの真骨頂を感じます。荒削り感も加わるのでエフェクトの乗りもよく倍音と粘りが付きますので弾いていて気持ち良いです。


オーディオの場合、淡麗な水彩風ではなく、コッテリと油が乗った油絵風です。特にコンプやリミッターの音とは相性が良く、元のソースのリミッター感よりもリミッター効果が深くなります。


とにかくレスポール愛の人は一度試すと病み付きになるので注意が必要です。




【ご注意】


価格は15cm単位ですが一回の購入での個数上限は7と致しますので前もってご了承ください。





数量1(15cm)以上、必要な方はカートに入れる前に数量指定(MAX=7)をして下さい。




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品物の外形が角形A4サイズ(31.2cm以内×22.8cm)内で厚さが2.5cm(重さ1Kg)までの物でしたらヤマト運輸のネコポスが使えます。



運賃は全国一律200無料サービスしています)です。
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