【180#】他の星に移住する際に
持参する A.E.C. Blue
50cm = 1.250円
☆AMERICAN ELECTRIC CABLE COMPANYの撚線ワイヤーです。
・・スプール上のデータ・・
★★★AMERICAN ★★★
ELECTRIC CABLE COMPANY
HOLYOKE. MASSACHUSETTS
RADIO ELECTRIC AUTOMOTIVE
ASSEMBLIES HARNESSES SERVICES
Made in U.S.A.
SIZE AWG20~AWG22
年代は1950年代から1970年代
撚線直径 0.86mm
絶縁体直径 2.5mm
そして色はBlue
前置き
CS 50/50 ROSINの紹介ページに書いた「世の中には本当に凄いものというのが存在します。凄い家、凄い車、凄い奴、等々・・これらは一般平均を超越しています。ハンダではこれが本当に凄いやつです。」と言うフレーズ、そっくりそのままこのAEC Blueに当てはめられます。つまり本当に凄いワイヤーが遂に出たのです。余りにも凄いのでタイトルに、あのFLUX COREでも使った”他の星に移住する際に持参する” を付けてしまいました。A.E.C. Blue、ルックスはただのビニール電線ですが音を聴くとその音の余りの凄さに驚愕させられます。
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AMERICAN ELECTRIC CABLE(長いので以後はA.E.C)は既に一機種出していますがその音質は大変に評価が高く構造的にも撚線なのに単線的な仕上がり(撚線の表面にハンダまたは錫メッキがかけられている)で音質的にも単線と撚線の中間のような独特なもの、と言う点では同じです。以前出したもの(96#)と今回出すもの(180#)と、どちらが古いのか最初は判然としませんでしたが音色的にはどちらも極めて高水準の物でした。
二つを較べていて気付いたのは最初に出した96#の方はAECのプロダクト・アイコンがありますね。メーカーロゴと言うか・・・、しかし今回出す方はそのようなマークは無く代わりに鳥の絵がデザインされています。住所はどちらもホルヨーク、マサチューセッツ州になってます。さてどちらが年代が古いのでしょう?ワイヤーの絶縁体を比べて見ると96#の方は合成樹脂系の繊維を更に上から透明に固めています。今回出品の180#は見るからに青色のプラスチックですね、、
青色プラスチックの表面をよく見るとAMERPLASTIC 105°Cとプリントされています。わざわざアメリカ製プラスチックである事を誇っているわけです。私達ビンテージ物を溺愛する者からすればプラスチックはあんまり歓迎されないのですが当時 石油産業は新興の花形産業です。ワイヤーの絶縁体には古くから絹、綿、ガラス繊維、紙、ゴム等の自然素材が使われて来ました、そこに石油製品としてのプラスチックが世界的に登場し、のし上がって来た訳です。
そういう勢いのある時期ですので多分180#の方が96#よりも新しいのでしょうね。しかしロゴマークの件は相変わらず謎のままです。そもそもこの会社は社名もコロコロ変わるし(96#のページを参照されたし)謎が多いのです。この二機種とも単線みたいな仕上げの撚線である所は共通しています。撚線の上からハンダ・メッキまたは錫メッキのようなものがかけられているのです。96#ではそのメッキ層は厚いため最初私は単線と勘違いしました。180#の方はメッキ層がやや薄く下地の撚線の形状が見てとれます。撚線の太さは180#の方が太いようです。面倒なので撚線の本数などは数えていません。前置きはさておき気になる音質を以下にレポートしていきましょう。
テストはHOT側とCOLD(GND)側の両方にAEC BLUEを使用した結果を述べます。
今回のワイヤーはAUDIO用としても100%お勧めできるのですが、ギター用としても
最高水準の音色が出てしまったのでギター配線材としての評価を先に記します。
まずレスポールの配線材に使った結果です。乾いて甘めのスウィートなトーンがこのAECの持ち味です。例えて言えばハンダではLP専用のグレーサーのトーンがそのまんま出ます。ブリッジ側PUでも全く耳に痛くありません。そうなんですリアPUで耳が痛くなるほど嫌な事はありません。痛く無いことが最初の条件です。歯医者選びみたいです。
クリーントーンも大変に素晴らしく、今思い付いたのですがハンダにCSを組み合わせたら、とんでも無い事になりそうです。歪みを深くしていくとこれまた素晴らしく気が遠くなるような陶酔感が得られます。ワイヤー単体では立ち上がりのアタック感はしっかりあるのでタッチ重視の方にも満足頂けます。
しかしトロトロがいい人の場合は先に述べた CS 50/50 ROSINとか【169#】alpha(青/白・陰陽柄)SN50を使うと希望の音になります。
もう少し詳しく音色の事を書きます。今回のギターでの試奏ではハンダにERSINの3COREを使っています。これはVWD21のデフォルトのハンダなのです。特にギターに最高とかではなく何に使っても高水準の音が出るのでリファレンスにしているだけです。だからこのハンダがA.E.C. Blueに加勢して音色を大きく変える事はありません。これはつまりワイヤー100%の音に近い状態です。
そのような条件下でもA.E.C. Blueでのレスポールの音は十分に完成していて私にとっては何の文句もありません。粘りもあるし艶も出ています。枯れ感だけが加わるのではなく全体的にビンテージ・ギター的な出音に変化します。
アタックの速さは非常に鮮度が高いので、ここを更にトロトロにしたい場合は 私ならハンダにCS50:50を使います。CS50:50が加わる事で倍音変化がより精妙にわかるようになるし、シチューで言うところのトロ味が増しますのでこの音が好きな人にとっては堪らない音になります。
ストラトの配線はレスポールよりも短距離で合理的にまとめられています。なのでワイヤーの換装も長さをさほど必要としません。ストラトの場合はせいぜい25cm程度のVOL-OUTからOUTPUT端子までを換装すれば良く、PUワイヤーの交換はお薦めしません。
せいぜい切り替えSWからVOL-INまでの部分をやりたい人はやれば良いと思います。さて感想ですが、このワイヤー、ストラト用と言っても良いほどのマッチングの良さを感じます。抜けの良さがまずあり、次に鋭く突っ込むナイフのようなストラトの音をうまく出します。それでいて耳には全く痛くないのです。
それとハーフトーンが美味しいですね。ストラトの独特な複雑な倍音構成を見事に出してきます。歪ませた時も一種独特のブラッキーなフィーリングのストラトの音が出ます。何しろ倍音が良いのが気に入りました。枯れ感は単独でも十分にありますが更に枯れ感が欲しい方は併用するハンダとの組み合わせで音作りをすれば良いと思います。リミッター感もうっすらと付きます。再度繰り返しますがハーフトーンの怪しさは天下一品です! 貴方のストラトが魔性のストラトに変化します。
このワイヤーの他にはない素晴らしさはレスポール用として何の文句もない音でありながらストラト用としては魔性のハーフトーンが出てしまうところです。こういう才能を持つワイヤーは本当に稀有です。ストラトはレスポールよりも倍音の変化の幅が大きいのである意味ワイドレンジなのです。
だから仮にLP用としてのレンジにピッタリ合うワイヤーであってもレンジの広いストラトではどうなるか? こればかりは試してみないと何とも言えません。大抵はストラト用としては高域表現に物足りなさが感じられる事が多いです。しかしA.E.C. Blueは全く違います。完璧に二つのキャラの違うレスポールとストラトの両方に最高の結果を齎します。
販売に先立ち信頼できるお客様にレビューをお願いしました。
ギターにAEC Blueを使用した際の感想文となります。
Jojo man 様からのAEC Blue試用レポート
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A.E.C Blueワイヤー試しましたのでレビューします。レスポールのスイッチからジャックのリード線のホット側に使いました。マイナス側は元から付いてるBrandrex撚り硬め線です。ハンダは両方とも最強CS50/50です。取り付けた感想ははっきり言って激ヤバ22awgより好みの音がします。
これは本当に驚きで、今までレスポールには色々と試してきましたが結局激ヤバ22awgに戻ってくるってのを散々繰り返してきました。しかしこのワイヤーを取り付けて1時間ほどアンプで鳴らしてこれを書いてますが、浮気する気がしません笑 それくらい第一印象から良すぎます。見た目はビンテージワイヤー好きからすると正直ビニール線やしちょっとどうかな~?となりますが…笑 この音が鳴ったらそんな事どうでも良いですねw
元から撚り硬めてあるワイヤー自体が私好みと言うのもありますが少しハイが出過ぎかな?という線もある中で、これはとてもジューシーでトロトロな甘さと、良い部分での硬さがとてもバランス良く出力されます。とにかくこの倍音ヤバいです。リアもフロントもとにかく最高なんですが特にフロントの倍音ヤバいです。
そしてピッキングの反応が速くビンテージアンプで鳴らしたあの感じがこの線でより感じられます。まぁ激ヤバ22awgから変えても、おッ!となりましたからかなりの実力である事は言うまでもありませんが、、。とにかく神ワイヤーです!そしてCS50/50ハンダとの組み合わせ最高です!!また箱モノやストラトにもマッチしそうな感じなのでまた試してレビューしたいと思います。
_________________________Jojo man 2024/8
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ギターにAEC Blueを使用した際の感想文となります。
StrayChats 様からのAEC Blue試用レポート
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A.E.C. BLUEケーブルとCS50/50ハンダの試奏、激ヤバ22AWGと弾き比べしたら凄く楽しかったです!
2本のレスポールでCS 50/50 ハンダを使用してA.E.C. BLUEケーブルをセレクターからジャックまでのホットの配線に使用した物と、同じくCS 50/50ハンダを使用して激ヤバ22AWGケーブルをセレクターからジャックまでのホットの配線に使用した物を交互に試奏して音の違いを調べて見ました。
A.E.C. BLUEケーブルは、激ヤバ22AWGケーブルと比べて、音にエッジがあり重心の低い濃厚でゴツくて存在感のある素晴らしく良い音がします。普段、激ヤバ22AWGケーブルのレスポールを弾いていたので交換した直後の初音にラウドネスでゴージャスな音の濃さと響き、存在感に激ヤバを超えてるぞ!と驚きました。
ハードなロックや力強いサウンドやゴリッとしたレスポールサウンドが好みの方なら激ヤバ22AWGケーブルよりA.E.C. BLUEケーブルの選択がお勧めです。
激ヤバ22AWGケーブルもA.E.C. BLUEケーブルより良い所もあります。激ヤバ22AWGケーブルは、カントリーやロカビリーなど、ライトなロックで、濃厚で濃すぎる音よりナチュラルで素朴な自然な響きが素晴らしい、重心の軽いライトサウンドが好みの方は、激ヤバ22AWGケーブルの方が合います。弾き比べれば比べるほど、激ヤバには激ヤバの音味の良さがあるんですよ。
A.E.C. BLUEケーブルに比べて激ヤバ22AWGケーブルの方がちょっとだけ高域よりかなぁと思いました。
どちらのケーブルもCS 50/50ハンダとの組み合わせで更に素晴らしい音になりました。私はどちらの音も好きなので、このまま2本のレスポールは配線をどちらかに統一することは辞めて個性の違う音を楽しんで行こうと思います。
CS 50/50ハンダは、付けてから日が経つほど音が馴染んでくるのでその変化も楽しみです。
AUDIO用の結果をレポートします。
Being Boring Pet Shop Boys Behaviour
何を最初に聴くかはそのワイヤーなりハンダの第一印象となってしまうので重要だ。そこでわざとペットショップボーイズを選んだ。これがなかなかなのだ。普通に聞けるというか・・・好意的に聞こえるというか・・・ネガティブな要素が見つからない。このペットショップボーイズの放つアンドロイド的な世界観は中性的なボーカルと相まって世界中に多くの衝撃を与えた。このワイヤーはそんなペットショップボーイズの全盛期のサウンドを決して無機的に描かず人肌温度の描き方をする。もう少し詳しく書くと1980年代の録音なのだが2024年の今聴いても高い満足感が得られる。ハイエンド観点から見ても、音楽マニア的な視点から見てもパーフェクトなのだ。そして聞きやすい音であるのが有難い。音楽を我慢しながら聴いていることぐらい辛い事はない。その点、このA.E.C. Blueならばどの時代のどんな音楽でも驚くほど良い音で鳴り聞きやすい。
Orbiting Mats Eilertsen Trio Sails Set
ここで一気にこのワイヤーのオーディオ的性能を測ろう。結論から先に言うと十分なハイエンド感がありこのままシンプルにこのワイヤーでRCA CABLEを作っても簡単に市販の20万クラスの音質が得られる。このAMERICAN ELECTRIC CABLEのワイヤーは既に一機種出しているが、その音質評価はすこぶる高い。その一因は撚線なのだがその上から金属メッキかハンダ・メッキのようなものがかけてある事により結果的に単線と撚線の中間の音がするのだ。
単線と撚線はそもそも使い所が違う。単線の良さは定位の良さと音色の正確性だ。だからオーディオ世界で本来の性能を発揮する。一方撚線はギター業界で当たり前に活躍している。何故ならギター業界では内部配線材は撚線がデフォだからだ。そういう訳でやはり単線はオーディオ用に適している。もし貴方が単線の良さをまだそれほど味わっていないならばRCA CABLEやDIGITAL CABLE、そしてスピーカーケーブルと電源ケーブルを使って欲しい。市販の製品になければ自作するのも大いにありだ。多分、目から鱗になると思う。
このA.E.C. Blueはその単線的な良さと撚線の持つ良さを合わせ持っている。A.E.C. Blueの中身は撚線だが表面はツルッとして単線的に見える、表皮効果という概念があるがそれで言うと信号は高域ほど表面を流れるので高域はツルッとした表面を流れる事になる。このツルッとした質感がこのA.E.Cにはある。信号は電流が増えると表面だけではなく導体の深部まで潜り込む、この場合A.E.Cは中が撚線なので、その撚り線の芯線の直径と本数、そして撚り方で音質が決まる。まとめるとA.E.C. Blueでは高域はより単線に近く、中域、低域に行くに従って撚り線らしくなる。
このOrbitingでは高域がハイエンド感を決めるのでA.E.Cでの高域は単線っぽくなりそのように聞こえる。一方中域低域は曲によって異なる反応を当然ながらするが結果的に大変素晴らしい音が出る。まとめるとA.E.Cの定位はすこぶる良い。撚線とは思えないほどだ。解像度に関するファクターも高域に関係しているので、A.E.Cは解像度も物凄く高い。とても撚り線とは思えない音だ。結論としてはオーディオでは何の不満も無いどころか超お薦めだ!
The Day Begins The Moody Blues Days Of Future Passed
私は当時ムーディブルースの名前は知っていましたが、当時は単なるドラム馬鹿でしたから、洋盤のLPを選ぶ時はドラマーが上手い事が最大の条件でした。だからあれから何十年も経ってこの曲を聴いているとこう思うのです。音楽を把握しようとする時は俯瞰的な視点も必要だったな、です。さてこの曲の殆どはロンドン・シンフォニー・オーケストラの演奏だから演奏が上手なのは当然として実に慈しみ深い良い音です。このワイヤーの音は音楽の中の純粋性の表現に長けているような気がします。どの音も美しく愛おしいような良い音です。
Paolo Palopoli 曲名 The Nearness of You《Songs from New York》アルバム
静かなブラシワークの上にボーカルが乗るJAZZ VOCAL曲。この曲で驚くのは歌、JAZZギター、ドラムス、ハモンド・オルガンの4要素が全く別々の質感を描いてる事だ。JAZZギターは箱物フルアコらしく味わい深いMILD TONE。歌はリアリティとフレッシュさが弾けるような感じで、ドラムはブラシとハイハットが的確な描写と共に静かに歌に華を添える。驚くのはハモンド・オルガンのソロ時のハイエンド感だ。これほどのリアル感を持つオルガンも珍しいが立ち上がりのパーカッシブなハモンド・オルガン独時の音響をこれほどリアルに描きながら他の楽器は前述のそれぞれの味わいを共存させている事自体がまるで奇跡のようだ。
Kate Wadey/A Hundred Yers From Today-Angel Eyes
音抜けが余りに良いのでボリュームを一目盛り下げても全く問題ない。冗談ではなくこのワイヤー凄い! このボーカルの抜けの良さは異常と言って良いほどのもので、伴奏のドブロ・ギター的なギターのこれまた激渋、激枯れ感と共にボーカリストはもう目の前だという感覚。ボーカルをリアルに感じたい人にとってこのワイヤーはマストではないだろうか。
販売に先立ち信頼できるお客様にレビューをお願いしました。
AUDIOにAEC Blueを使用した際の感想文となります。
にぎはやひ様からのAEC Blue試用レポート
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24時間以上音楽信号を流してエージング後に線の方向性をチェックしてはじめてこの線を視聴してみました。
180#A.E.C.Blueこの線を聞いてすぐにわかったのは音程が低くまったく腰高にならないという音です。
お気に入りの単線と比較してみると単線が少し腰高に聞こえる感じです。
この180#A.E.C.Blueは音が太くというより(細さは全く感じません←細さがあるという意味ではありません)エネルギーバランスが他の線より低く求めていた音程のバランスにやっと出会えました!
それでいて音に滲みやベールがかかっているとかかまぼこ型とかではなく上下のダイナミックレンジはすごく広いです。高音域の情報量もすごくあり低音域の音階もしっかりと聞き分けられます。
音の前後の位置も前に出すぎず後ろに引っ込みすぎずすごいバランスでの球体の中心から音が出てくる感じです。
といっても平面的に聞こえるのではまったくなく比較した単線のほうがこれを聞いてしまうと前後の音の幅が狭く感じ、この180#A.E.C.Blueのほうが立体的に音を表現していて、前に出るときはでて後ろに響くときはしっかりと後ろに響くという感じでした。
まったく派手さはないのに他の線とも比較してみましたが、この線を聞くと比較したものより全帯域での表現力がまさっています。すごく不思議です。←いろいろやっても必ずここに戻ってくるだろうなという意味。
ほんとに仔細な音の変化が聞き分けられるので奏者の意図する音の出し方や声の微妙な変化が表現されてくるのでエネルギーというより変な表現ですが、波動が体に伝わってくるのでびっくりです。
180#A.E.C.Blueは機械の音のバランスや表現力の足らないところを補完してよくなるというよりその機械のそのものの音を表現してくるのですごい線材です。
この線を使用すれば他の線が何らかの色づけがありまた何かを求めてしまう感覚がおこる意味がわかります。
それほどこの180#A.E.C.Blueの表現力はずば抜けていて忠実度がものすごくあるという感じでこの線の底力がまだまだでてくるような気がします。
_________________________にぎはやひ 2024/8
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まとめ
オーディオで印象深かったのはまずボーカル、これまで色々なワイヤーを出品してきましたが、これほどの抜けの良いボーカルを味わえたのは今回初の体験でした。余りに抜けが良いのでオーディオの音量を1目盛り下げても全くOKなのには驚きました。それと各楽器毎の音質の描き分けが見事に凄く、概して一様になりやすい楽器毎の音響の差が萎まずそれぞれに最適に見事なまでに描き分けられるのです。これって相当にハードルが高いレベルです。
はっきり言って苦手なソースはありません。そしてこの音の描き出す世界はハイエンド派も音楽派にもギター派にも歓迎されるような懐の深さを持ちます。静かめのJAZZ女性ボーカルなんかもうヤバいです。追記としてハイエンドな設計のRCA CABLEのGNDの一部にこのA.E.C. Blueを混ぜ、最終的にはハンダで最終的な音決めをしたところ驚くほどの音が出てしまったのです。通常はオーディオケーブルに撚線を参加させる事は滅多にしませんが例外的にA.E.C. Blueは凄かった。
ギターの方はこれまた難を見つけることが難しいほどの良い音で、正直こういうワイヤーが突如、突出して登場してしまうと後が大変。刺激というものは、もっともっと、となりますから次に出るものが相対的に地味に感じてしまうのです。ハンダの世界なんかでも赤ナッソをスタートとしてVS4.0やFLUX COREそして最近出たCS 50/50 ROSINのように過激に出現してしまうと後が困るのです。後に出すものは更に良いものでないと触手が動きませんからね..。
ギターをまとめるとストラトは魔性のストラトになります。レスポールに関してはこのままで十分完成していて他の助けは要りませんがCS 50/50 ROSINと組み合わせると更に大変な事になりそうです・・・私の今回のチェックではわざと普通のハンダ(ERSIN 3 CORE)でやっています。本音を言えば余り知られてほしくない激レアワイヤーがこのA.E.C. Blueです。このワイヤーほどオーディオ・マニアやギタリストを100%満足させられるワイヤーは過去に例がありません。
【ご注意】
価格は50cm単位ですが一回の購入での個数上限はx8と致しますので前もってご了承ください。
数量1(50cm)以上、必要な方はカートに入れる前に数量指定(MAX=8)をして下さい。
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運賃は全国一律200円(無料サービスしています)です。
時間指定はできませんが追跡が可能です。品物はポスト投函です。おおよそ
1~2日でお手元に届きます。
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