【205#】💎 1939年 Klang Film 絹巻き銅線 【0.38φmm 】ワイヤーの臨界点 40cm = 2.500円

商品説明








【205#💎 1939年 Klang Film 絹巻き銅線 0.38φmm

ワイヤーの臨界点

40cm = 2.500円


ドイツ製

メーカー:KlangFilm  

製造年代は1939年


直径は0.38mm


☆今回出品するドイツ製ワイヤーは何と1939年(戦前)に作られたあのクラングフィルム社のシルク巻き銅線です。シルクの部分は流石に製造後86年経過しているので絶縁体としての性能はあまり期待できないが内部はエナメルなど塗られていないので作業は楽です。この品は貴重品と言うレベルを超え、普通では超絶的に手に入らない逸品ワイヤーです。1939年当時ですとドイツ製スピーカーは最も脂が乗った時期で、世間ではWEの方が有名ですが実際に家庭で使用する事を前提とすると世界最高品質の物を作っていました。正に恐るべきドイツ製品です。ライカなどのカメラを見ればわかるようにドイツの銘品は時代に迎合する事なく普遍的な価値のあるものが多く、他の世界のどこにも無い価値ある品物が多いように思います。


クラングフィルムはシーメンスの映画産業向けブランドという事で立ち位置としてはトーキーを主体としたアメリカのWEに共通します。しかしクラングフィルムの当時の巨大システムの画像などを見るとその型破りな装置は見る者を圧倒します。そんな時代に製造されたこのワイヤー、嫌が上にも期待が盛り上がります。この時代のシーメンスのワイヤーはPURE COPPERと呼ばれ純粋な銅の品質であったようですが、それは現代の6Nなどとは意味が違う物のように感じます。さてそれでは気になる音質チェックにまいります。





テストはHOT側とCOLD(GND)側の両方にこの線を使用した結果を述べます。


まずAUDIO用の結果をレポートします。


The Day BeginsDawn: Dawn Is A Feeling  The Moody Blues  Days Of Future Passed

まずは最初はこの曲、ロンドン・シンフォニー・オーケストラの演奏。まずは慣らしという事でボーッと聞いていたが、ふと内声部の動きがいつもより克明なことに気付いた。そう、オーケストラは音が多重に重なるものでスコアは簾のように折り重なるミルフィーユのようだ。従って解像度や分解能が低いと音と音の絡みが明確に感じられないので欲求不満になる。なのでこのクラングフィルムの1939年製ワイヤーのように各パートの動きが明確にわかるとスッキリする。ここは大事だ。作曲家も大変だ、彼らは音のマジックを使って聴衆を魅了する。だからMUSICIAN、限りなくMAGICIANに近い。実際に音の魔術師達なのだ。その彼らの武器はハーモニーでもある。リズムでもある。リズムで感情を励起しハーモニーで夢心地にする、それが彼らの手の内だ。こういった興行が成功するには不可欠な音の良さが求められる。このクラングフィルムの1939年製ワイヤーの音は正にそんなプロ達の御用達だ。15分ぐらい経過するとかなり音が滑らかになり分解能が更に上がり描線のエッジは刃物のように研ぎ澄まされてくる。声などは恐ろしく現実味の溢れたものに変貌しもはやオーディオすら感じさせない。


ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 5 変ホ長調 作品73 《皇帝》 1楽章:Allegro

  エレーヌ・グリモー(p) / ユロフスキ指揮 / ドレスデン国立管弦楽団

皇帝である。この曲は別のワイヤーテストでも使用したのたが、その時が初回だった。で二度目が今回のこれ。驚いた! 何かが全く違う! 何だろう? そう全部が違う。いちいち言えないぐらいに全部が違う。変な言い方だが初回に聞いたワイヤーの音は普通の音であった。特に感想なしの。だがこの音に比べると全てが青く幼い… 青いのはまだいいが幼いとなると・・ちょっと・・。大人の音なのだこのKlangFilmの音は。このような素晴らしい音で学校時代、音楽室のスピーカーで聴いていれば私はROCKの方に走らなかったかも知れない。だってさ鳴っている音響そのものが気持ちいいんだもん。その時の音楽室の天井近くに吊るされた小さな箱から聞こえてくる音はオーケストラを入れるには余りにもダメだった。あれからエージングは更に進みどこをとっても滑らかだ。この音、ある意味ドイツ物の底の無さすら感じた。


ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第28番 イ長調 作品101 第4楽章:Allegro

エレーヌ・グリモー(p) ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番《皇帝》/ソナタ第28番 グリモー

この曲も聴いたので追加。ピアノの独奏部分だが、私は初めて本物に近いグランドピアノの音を聞いた。実物を弾いたり聴いたりすると思い知らされるのがオーディオの軟弱さと儚さだ。ようは偽物の音がする。ピアノの音が実はしない。だがこのKlangFilmで聞くこの音は紛れもなく本物のピアノじゃないか。不思議な事だがKlangFilmで聞くグランドピアノの音は極めて本物感の強い音だ。ピアノって深いんだよね単独楽器なのにオーケストラのように響いたり様々な情景を味わえる楽器なんだけどKlangFilmはその奥深さを圧倒的表現力で堪能できる。



A Day In The Life  The Beatles  Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band

この曲もいつもと何かが違う。細かい音の聞こえ方が微粒子的に一桁多い。またジョン・レノンのボーカルがリアルというよりそこに居る。そして大事な(私にとって)ドラムのサウンドがとても深い。今挙げた3点で全部及第点を取る事は至難の業なのでいかにこのワイヤーが優れているかわかる。特にドラムのディープさとボーカルの実在感は素晴らしく、それだけでもこのワイヤーの価値がわかる。


トラック06  Andre Previn  RACHMANINOV 2nd SYMPHONY

冒頭の木管の音の真実味、ついで現れる衣擦れのようなストリング群、そしてフル編成の怒濤のようなシンフォニー、これがいいんだ、どれも無理がなく音楽的解釈も間違えようがない。そして音としての魅力、これだけで単独加点がある。まぁオーケストラ物は曲はともかく物理的な音としての酔いがないとダメだ。音楽は学問ではないが快感の道具という側面だけでもない複雑な体験だ。最初の頃の音楽家はまるで壮麗で美麗な建築を作るかのように曲を編む。そこには現代に近付くほどに漂う世俗臭は少なく、清廉で純粋な音楽家達の魂を感じる。これは初期ほどそうで近代に近付くほどにダーティでヘンテコな解釈の音楽も現れてくる。これは美術と全く同様と言える。そりゃそうだ、音に出るか絵画的表現に出るかの違いで元は人間だ。その時代の影響というものはその時代に棲む人間の一人である音楽家にもちゃんと出る。ヒップやパンクな現代の音楽はそうした末に産み落とされたのだ。これに良し悪しなどない。人間というものは仕方の無い生き物なのだ。クラングフィルムのこのワイヤーは確かに音楽体験を多角的に味わえる。それはつまり音響面の快感、和声の美しさを感受できる快感、そして時間と共に移り変わる音響芸術への驚きだ。これはやはり大人の音だ。


Counter  Floris Kappeyne Trio For Jazz Audio Fans Only Vol.13

突然ピアノトリオだ。驚くことにこのklang filmワイヤーはこのように音楽ジャンルを突然変更しても何て事ない顔で余裕で直ちにそっちの音を出してくる。憎い奴だ。さっきまで衣擦れの音を出していた高域は今度はハイハットの金属音やサイドスティックの木の棒とスネアのリムの衝突音を出している。当たり前と言っちゃなんだけどワイヤーの責任は重い、これらの人間の要望を叶えないとならないからだ。私はワイヤーに生まれなくて幸いだった。だって大変な仕事だもの。聴く側の方が楽ちんだ。言ってみればワイヤーは演奏者側なのだ。だがこのクラングフィルムのワイヤーは演奏者として最高だ。力量が物凄いのだろう。今、ドラマーが「タッ、トン」とおかずを入れたがその音のリアルな事リアルな事。



And You And I (A. Cord Of Life; B. Eclipse; C. The Preacher The Teacher; D. The Apocalypse) (Alternate Version) (Previously Unissued) Yes  Close To The Edge [Expanded & Remastered] (US Release)

ジョン・アンダーソンにサンドイッチを作ってもらった、なんてあんまり人に言えません。結構昔からのコアなファンが多いのがイエスです。ある人の紹介でジョン・アンダーソンが録音している現場に行きました。私が持って行ったのは特製のマイクとエンハンサーでした。コンウェイ・スタジオにはジョンがコントロール・ルームに居て私達二人はしばらく待たされました。


で、お呼びがかかったので録音エンジニアに持っていった機材を手渡しました。マイクとエンハンサーです。まぁマイクはねジョンはボーカリストですから当然気に掛けています。オーディオ・エンハンサーという言葉は私が言い出したのですがその前はエキサイターなんてダサい名前で呼ばれていました。要するに音が明瞭になったり前に出てきたりするやつです。この機械の回路を改良しているうちに私はある事に気付きます。つまり汚い音を混ぜても音は汚くなるだけだ。です。そこでその後は超高域成分をコンデンサーで取り出し原音に混ぜるというシンプルな手法に切り替えたのです。ジョンの所に持っていった物もそうで録音エンジニアはその機械をパイパスした音と通した結果の音を二組のフェーダーにまとめ切り替えながらそこに居た皆に聴かせました。


さてその時からスタジオに居た10人近くの関係者の私を見る目が変わりました。最終的にウイッチ、つまり魔法使いという扱いに私はなりました。良い思い出です。イエスの他のメンバーにも会いたかったのですが生憎 録りが終わってリミックスの段階なので他のメンバーは居ませんでした。翌日だったかジョンがその当時居を構えていたサンクラメンテにジープで向かいました。そしてジョンのコテッジに着いた私達二人にジョンは手製のサンドウイッチを振る舞ってくれたのです。多分、機材気に入ってもらえたんだと思います。写真※証拠映像


で、ワイヤーの音の事ですがイエスをアナログレコードしか無かった時代に聴いていた印象は力はあるが荒っぽいだ。だがこのクラングフィルムを通すと激変する。アナログ録音の良さはソフト・ディストーションだと思う。ある閾値を超えるとアナログテープの時期記録面が飽和状態になる。これは酷い音だがどこか聞き覚えのある音だ。そう、ギターアンプの歪みに通じるものがある。したがって聞き辛いが、取り敢えず聞ける。


デジタル録音の場合、閾値を超えるとバリバリと音が崩壊する。この音は聞けたものではなくお勧めできない。イエスの音楽をクラングフィルムに通すと言い方は平凡だがアナログの暖かさねちっこさとデジタルの輪郭描写の鋭さが同時存在できる。これは古いレコードはいいんだけど左様な理由でたまにしか聴かない人にとっては朗報だ。貴方は古い録音の音楽をクラングフィルムで甦らせるのだ。





Juna-Tabor  Juna-Tabor Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band

Juna-TaborはJAZZ評論家の日比野さんに教えてもらいました。彼はムードあるJAZZボーカリスト(勿論女性のみ)を沢山知っていて時々CDに焼いたものを送ってくれます。ほんと助かります。レコード屋に行っても普通音は聞けませんからね、ジャケット見たってね..音は聞こえませんからね。でジュナ・タバーは真性ハスキーボイスなんですね、歌手がハスキーに歌うのではなく声が初めから、生まれた時から(しらんけど)ハスキーなんです、多分。そのジュナの声が今度も本人の生声らしき雰囲気で伝わって来る。これはオーディオらしい音ではない。オーディオを超えている。本人同伴です(笑)。こんな風に聞こえたワイヤーは生まれて初めてだ。



WE WILL ROCK YOU ミーシャ 

何とこの方はプロの声楽家が選ぶ「本当に歌が一番上手い日本の歌手」の中で一位に選ばれた。ミーシャは松村というプロデューサーに見出されたのだが、その松村とはその昔参加していたロックバンドで私がドラムで彼がベースだった。そのバンドの名前は伏せるがアメリカン・ロックのバンドだった。その後彼は音楽プロデューサーとして頭角を表し、やがて某大手レコード会社の社長にまで上り詰めた。さてそんな彼のお気に入りのミーシャがプロの声楽家が選ぶ日本の歌手の中で1位になった。私はそのTV番組を先日観ていたのである。声楽家がここが凄いと、好きな歌手の凄い部分を力説するのだがミーシャを推す声楽家が一番多かったという訳だ。そのミーシャのこの曲は録音が余り好きでなく、要するに膨張して見通しが悪くなったような音像なのだが、何故かこのクラングフイルムを通すとあれっ!メリハリも出て見通しも良くなる。ワイヤーの違いで何でそこまで変わるの?と今更思うのだが、事実なのだから仕方がない。しかも音に筋肉感が付き、それまで脂肪太りにしか見えなかった音の身体がブラッシュアップされた。不思議だが本当だ。



Zombieboy  Lady Gaga  MAYHEM

曲名がゾンビボーイである。だが畝るベースがかっこいいいぞ。ヒット曲の勘所をガツッと押さえた曲作りだ。うるさめのミックスだがKlangFilmのお陰で聴きやすくなっている。ありがたい。しかし俯瞰とか客観という言葉があるがこのクラングフィルムはまさにそのような見地から音楽を冷静に眺められる良さがある。しかもだ、十分に音楽に浸る事もできるし熱くもなれるという不思議な能力を持つ。もはや万能などという言葉すらこのワイヤーの前では意味をなさない。



Memorabilia IV  Mats Eilertsen Trio  Memorabilia

最後にもう一曲、ピアノトリオだ。この曲はピアノ独奏の背後でドラマーが何やら別の事をゴソゴソやっている変な曲。面白いのは背後でゴソゴソ何やらを叩いている音が妙にリアルなのでそちらに耳がいってしまうのだ。どうやらこのクラングフィルムのワイヤーは何しろ音がリアルなようなので耳がピアノよりそっちに反応してしまう。クラングフィルムは映画用の音響ブランドなのでリアリティは確かに最重要項目に違いない。そのあたりからこの音が生まれたのかも知れない。





このワイヤーは純粋にAUDIO用と決めつけていたからギターの事は頭に無かった。だが一応どんなものかとレスポールで試す。へぇ! である。普通にいいのだねこれが。泣きもあるし粘りも甘みもある。結構、全部入りである。しかもビンテージ化も成されるのだが、そこで枯れ感の助けを借りていないのがクラングフィルムらしい。レスポールを使用している人の感想を伺いたいものだ。クリーンにした場合もやたら感じが良い。ドイツ物なので音の角を完全に取り切ったりはしていないが上質な聴きやすさを得ている。そこからおもむろに歪ませていくとこれはこれでレスポールの極上トーンを出してくるがその音のどこかにクラングフィルム印が刻印されているような気がする。




流れでストラトもやってみた。こちらは更に良い! これは最早単線の音ではない。単線とか撚り線とかどーでもいいような気になる良い音なのだ。意図的にギターを鳴かせた時にガッと入る自然な歪みが非常に気持ちいい。またその際に倍音が裏返るようなフェイズトーンがエロティックだ。これはかなり色気のある音だ。自分のストラトの音にもう少し色気があればな〜、と思っているような人にマストだ。チョーキング命の人は是非試してください、悶絶しまっせ!






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実際に使用したお客様のコメント


にぎはやひ様


いつもよりエージングの時間が短いのですが、

この【205#】💎 1939年 Klang Film 絹巻き銅線の感想をご報告いたします。


この線の第一印象はまず 全く強調される音の帯域がなく高音域から低音域までのダイナミックレンジがすごく広く尚且つ一つ一つの音の変化がすごく聞こえてきます。


情報量が多いという表現がなんか音の粗さがあるように感じるほど自然なそしてすごく音の立ち上がり、立下りがスムーズです。


音程のバランスもよく中音域の音も痩せません。

これだけのレビューではまとまりのある落ち着いた音のように思ってしまいますが、ところがこのレベルの音がでてくる線材が他にあるだろうか?と聞けば聞くほどエージングが進めば進むほど音の変化がわかってきます。


男性、女性のコーラスでは今まで情報量、分離がよく歌っている人の人数が増えたかのように思っていたのですが、これがこの線で聞いているとそれぞれの声の変化があるなかでコーラスの独特な声のうねりや強弱があるのを知りました。なのに情報量がこんなにもというような押しつけ感が全くしないのが不思議です。生のコーラスや演奏を聞いているとそんな分析はまったく脳裏に浮かばずにその音楽に没頭していく感じに近いかもしれません。


ジャズライブの音源で聞いていると(テナーサックス、ピアノ、ベース、ドラムの構成)低音域の音で空気感や低音域の音のグンと沈み込む音のエネルギーが瞬間に伝わってくる感じがその場にいるかのように思わされるほどです。


拍手の音もこれほど会場にいて実際に聞いている音に思えたものがないほどです。それぞれの楽器の音がまったく隠れずにそれぞれの音の役割や駆け引きのような感覚もつたわってくるので驚きです。なのにどこかに音のエネルギーを強調してそのような音を感じさせている帯域がありません。


クラシックの交響曲ではヴァイオリンの合奏部分の多くの弦の音が交わってでてくるharmonyがこれほど細やかに変化していたのか?と。またコントラバスの空気を震わすような低音の部分も音階の変化が聞き取れつつそのエネルギー感も感じ取れます。なのに音に強調感がなくすごく自然なのはどの音楽についても同じです。


何種類かの単線と音を比較してみましたがこの線が持っている魅力は独特で比較しながらこの線につなぎ変えるとその音楽をいつのまにか最後まで聞いてしまっていました。


今回使用した機器には【195#】超究極のGNDワイヤーを部分的に使用したもので、以前より明確にこの音の変化を聞き取れるようになっていのでより変化をとらえることができるようになったのかと思っています。


まだいつもの感覚ではあと5日ほどエージングをしながら途中の変化を確認していくですが、これからの変化もすごく楽しみです。

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まとめ 

この品物に初めて触った時、ちょっと手が震えた。30年前頃から世界中のビンテージ・ワイヤーを蒐集(※始めの頃はワイヤーを中心に蒐集)してきたのですが、その始めた当時は、なかなかお宝物のビンテージ・ワイヤーなどそう簡単には見つかる筈もなくドイツ製となると一気に数が少なく仮にあってもチョボチョボでした。


それから時間が経ってこの1939年製のクラングフィルム時代のワイヤーを入手できることになるとは、当時は思いもしなかった事です。WEワイヤーの派手なトーンに慣れた耳にはドイツ物の音は全然別のものに聞こえる筈です。しかし逆にその質実剛健なその音に慣れてくるとWEが安っぽく感じる方も少なくありません。まぁどちらも良いのですがその良さが異なるのです。まぁ聞けばわかるのですが、この音は今まで私が体験した事がなかった世界ですね。Kelloggとも違う、WEとも全然違う。


なんて言うか演奏の場に居るんですよ、いつの間にか。自分が..。それもごく自然に横で聞いている、そんな感じ。もうこれはオーディオ体験の範疇ではないですね。生の音なのでオーディオは関係ないやあっさり思ってしまうのです。そのぐらい素音がそのまま出てきます。原音とは言いたくありません、原音って言葉はオーディオの世界では今や呪文のようになっていますからね。


敢えて素音と言わして下さい。素音の良さとは何でしょう?  それはこちらが構える必要がない事です。さぁ聞いてやるぞ、そら来い!! みたいなプロレス的要素は無くこちらの精神状態は普段そのものでいい事です。構える必要もなく、早く酔いたいと焦る必要もなくそのまんまでいい。そのままであっちこっち連れて行ってくれます1939年クラングフィルムが。


最後に言うとストラトが本当良かった。色気を加えるという技ができるからだ。これはこれまで出現したどのようなアイテムにも出来なかった芸当だ。





【ご注意】


価格は40cm単位ですが一回の購入での個数上限はx10と致しますので前もってご了承ください。





数量1(40cm)以上、必要な方はカートに入れる前に数量指定(MAX=10)をして下さい。




支払方法

銀行振込: 三井住友銀行

ゆうちょ銀行

クレジットカード

コンビニ決済



【発送方法/発送費について】

 
品物の外形が角形A4サイズ(31.2cm以内×22.8cm)内で厚さが2.5cm(重さ1Kg)までの物でしたらヤマト運輸のネコポスが使えます。



運賃は全国一律200無料サービスしています)です。
時間指定はできませんが追跡が可能です。品物はポスト投函です。おおよそ
1
2日でお手元に届きます。
 

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