26# レスポール用《シールド》WIRE 1m　1200円

4.5

剛性によって少し扱いにくいですが汎用性の高いワイヤーです。個人的に箱物やの配線にはシールドの相性がとても良いと思っています。音質もですが何より作業性と耐久性の面で。このシールド線は内径が比較的、太いのでHOTのワイヤーを抜いて様々なワイヤーと組み合わせて利用できます。抜いたワイヤーも0.24*18という珍しい構成なので、取っておけば使えるシーンもあるかと思います。メッキを削る際はリューターがあれば簡単かつ短時間に行えます。

この配線は、音抜けが良く高音から低音までフラットでクリアなサウンドです。取り扱い注意したい所は、表面のメッシュの線は、表面をヤスリで削っても、ハンダが付き難いので、ついついハンダゴテを高温で押し付けてしまいがちですが、そうするとメッシュ線の下のナイロン線のナイロンが溶けてメッシュ線に接触、音が出なくなるトラブルを起こし易いです。サウンドは素晴らしい配線です。

レスポールカスタムに昔この線を使用してました。当時は音が太くなり過ぎてあまり好みではなくすぐに違う拠り線に変えましたが、今回このページで発見して10数年ぶりに購入し交換したところ目から鱗でした。スイッチからのリード線は数ヶ月前にここで購入したホルヨークにしておりサウンド的には満足していたのですが、リード線以外の配線を全てこの網線に変えたところ以前にも増して音の立体感が出て中低域の美味しい部分がグッと出てきてとても良い結果になりました。あとこの10数年で私の耳も成長したのかなと。。説明文の通り半田付けは少しコツがいります。線自体も硬く取り回しはあまり良いとはいえませんがその面倒も忘れるくらいの価値ありです。レスポール派の方は一度お試しあれ。

商品説明

26# レスポール用《シールド》WIRE 1m　1200円

LP シールド WIRE
REAL SOUND
商品説明

【商品名 / 形式】
LP WIRE

【内容】
1mのシールド・ワイヤー（ギター内部配線用）

【生産国】
アメリカ

【この商品の特長】
このスペシャルなシールド・ワイヤーはレスポール完全対策品としてのワイヤーです。商品は1mのLP内部配線シールドになっております。

このワイヤーの説明を致しますと。まず言えることは、このシールドは凄いものです。ある意味、オリジナルを勝る部分すらあります。オリジナルPAFに付いているシールド・ワイヤーの画像は↓下の方に参考画像として載せましたので、ご覧下さい。今回、出品のシールド・ワイヤーは特にオリジナルの物に網の色と密度が似ています。現在のレプリカ物は密度が薄く、ややオリジナルとは異なります。オリジナルの方は

経年変化でやや薄緑色に表面の金属がAGEDされておりますが、そのあたりの雰囲気もそっくりです。しかし今回、出品のシールド・ワイヤーの凄い部分は中身にあります。オリジナルは0.26mm程度のスズ・メッキの線が7本撚りですが、今回、出品のシールド・ワイヤーの場合、0.24mm程度のスズ・メッキ線が18本も入っています。ここが大きな違いです。大は小を兼ねるで、この18本を全てそのまま用い

れば電流量は2倍以上流れますから、当然、音圧が増します。オリジナルと同程度が良ければ7本のみ使用し後はカットしてしまえば良いのです。つまり、この部分で音の厚みをコントロールできるのです。それでいて全体の外径寸法は変わりませんから、太くなって扱いにくいと言う事もありません。そして、ワイヤーそのものの音質ですがグレートです!!正にレスポールというギターの持つ固有の周波数特性

と倍音分布に対してベスト・フォローします。簡単に言えばオリジナルと同次元の音質です。それはそうです、同時代、もしくはもっと古いワイヤーですから音色傾向が同一なのは当然です。銅線の音質は時代時代に於ける鉱山から取られる金属の質でもある為、古い年代の金属の音を再現するのは困難です。手っ取り早いのは当時の年代の金属、ワイヤーをそのまま使用する事に尽きるのです。

なお、蛇足ではありますが、古い網シールドというものはオリジナルにせよ今回の物にせよ、そのハンダ付けには慣れが必要です。ハンダの際は網の表面を刃物かやすりで擦って銅の表面を出してからハンダ付けするようにしますとハンダが付きます。

LP WIRE 【得られる効果】
このワイヤーをレスポールの改造にどう活かすかは人それぞれだと思います。しかし少なくともスイッチから出力ジャックまでのシールド・ワイヤーをまず交換してみて下さい。そして試し弾きを行ってみて下さい。その良さがわかる筈です! 数少ないLP用・内部シールド線です!

オリジナルPAFとシールド・ワイヤー↓