【29#】セイモア1907年製・裸銅線 説明不要の説得力!!  0.25φmm (1m = 1,000円)

商品説明

【29#】セイモア1907年製・裸銅線 

説明不要の説得力!!

 0.25φmm (1m = 1,000円)














2023 8/9出品


【29#】セイモア1907年製・裸銅線 

説明不要の説得力!!

 0.25φmm (1m = 1,000円)




☆1907製の本ワイヤーは緑青が出ている銅製スプールに巻かれた0.25 mmの裸単線です。バネ性があり通常の鈍(なまくら)な銅線とは一線を画す存在です。


年代は1907年4月23日とスプールに刻印。(116年物)


直径は0.25 mmの何の絶縁皮膜も無い裸銅線です。

結構、バネ性が強いので取扱時には若干の注意が必要です。



ビンテージワイヤーの識者の間で誰もが語りはしないがある種の共通認識みたいなものがあります。それが「ワイヤーは古ければ古い程良い」 です。勿論これに反論する方も居るでしょうが、この事実はビンテージ・ワイヤーを所持しているその総量に比例し嫌でもこのような感覚が生じて来ます。


ワイヤーの年代では、まず50年代の物、そして60年代中頃までの物、戦中のもの、1930年~1940年代のもの、1920年代のもの、1910年代のもの、そして世紀の移り変わりの境目にある(このワイヤーがそうです)もの、そして19世紀のもの、これには~1890年、~1880年、~1870年、~1860年・・等々ありますが年代による音色の差は厳然と存在します。


何でも新しいものの方が良い筈だと思い込んでいる方々には気の毒ですが古いワイヤーには確かに「何か素晴らしい」ものが多々あります。VWD21が古いワイヤーに執着するようになったのは正にその為です。


このセイモア(THE SEYMOUR MFG.CO.)は正直言いまして

" THEビンテージ・ワイヤー " と言う事ができます。






今回のテストはHOT側とCOLD(GND)側の両方にこのを使用した結果を述べます。このやり方は最も線そのもののキャラクターを知る方法です。基本のキャラクターがわかった後でGND線を色々と変えて楽しむのも一興です。


AUDIO用の試聴結果をレポート。


Orbiting Mats Eilertsen Trio  Sails Set


まずは厳しめの超HIFI録音のピアノトリオ、この音を聴いてびっくりしない人は居るのだろうか? それほどにVINTAGE-HI-ENDの典型的な音なのです。Kelloggよりも更にビンテージ深度は深く鮮やかに芳醇に音楽そのものを上演する。このワイヤーに触ってみればわかるが非常に弾力がありピンとしている。古色騒然とした銅製スプールに巻かれたこのセイモア(THE SEYMOUR MFG.CO.)の音はケロッグとはまた異なる音響世界だ。


とにかく音のトランジェントの良さが神的で、一旦この日本刀の様な切れ味の音に慣れてしまうと後のワイヤーは全て鈍刀に思えてしまうほど。そのサウンドには澱みや滲みというものが一切存在しない。超高域まで良く伸びた高域と中域、低域はスピード感に満ち溢れている。なかなかこれ以上の音質を持つワイヤーは極めて少ないと思う。



Kate Wadey / A Hundred Yers From Today -Angel Eyes


冒頭の古めかしいギターのゾリゾリした質感が抜群で、ケートのボーカルは倍音豊かで臨場感とリアリズムに満ちている。そして「音を誤魔化してる」感はゼロで原音はこうだろ!と思わせる様な説得力に満ちている。



Double Trouble John Williams ハリーポッターとアズカバンの囚人


バックで目立たずそれとなく鳴っているトライアングルの爽やかな音が綺麗に拡がります。超高域まで自然に伸びているのでこのワイヤーには更に銀線などの追加は必要ありません。正にこの音はこのワイヤーならではの音です。低域は引き締まって好感の持てる音。GNDに組み合わせるワイヤー次第で自分好みの音が創れます。

レスポールです。普通このような古いワイヤー(116年物)をギター内部配線材に使う人など居ないでしょうね。ちなみに一本で使っています、撚線にはしていません。これがですね想像以上に良かったです。高域の刺激的部分が強調されるのではと予想しましたがそんな事は全然なく、ちゃんとLPらしい音を奏でます。更に不思議な事にレスポール特有の猫の声のようなニャーニャー音もしっかり出ます。単線は基本的にギターに合いません、と断言しておきながら、この様な例外もある事が体験できました。



ストラトです!。このワイヤー、ストラトの泣きを良く表現してきます。特に枯れ感が凄く新品ギターが一気にビンテージ風味に変貌します。流石に1907年製の銅の組成は何かが違うと思わざるを得ません。クリーントーンは当然に良く、音の立ち上がりが良いのでストラトならではのスピード感の様なものを強く感じます。




まとめ 

かなり古い(1907年なので116年前のもの)この銅線には古代のパワーを感じる。OFCだの6Nだの所謂、銅の成分が全体の何%であるかを誇大広告する現代の世相をせせら笑っているかのような厳しく強靭な音。20世紀初頭に作られた銅は明らかに現代の物とは大違いで、一体ワイヤーは古代から近代に向け本当に進化したのか?問われる音だ。自作ケーブルを楽しんでいる方々には正にベストマッチの、堂々たる個性のある音、「これが俺だ!」と言わんばかりの切れ味だ。






【ご注意】


価格は1m単位ですが一回の購入での個数上限はx10と致しますので前もってご了承ください。

また、取り扱い上の注意点としましては、ワイヤーのバネ性が強いので怪我をしないようお願い致します。





数量1(1m)以上、必要な方はカートに入れる前に数量指定(MAX=10)をして下さい。




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