【AGE】
1950年代~1960年代前期
【COLOR】
灰色
【AWG】
AWG22
【AWG】
外径の太さは約1.5mmです。絶縁体は初期のビニール樹脂です。
芯線は錫メッキされた0.22mmの線が7本入っています。
【Simple Description】
米国の名門ALPHA社の1950年代から1960年代初期にかけて製造されたと思われるフックアップワイヤーです。配線材としてオーディオ用途、ギター用途の全てのニーズに答えます。サイズはAWG22なので使いやすく、またカラーが豊富にありますので使用する箇所によって使い分けができます。
【音質】
まずAUDIO用としての適正をチェック。落ち着いた大人の音と言うのが第一印象です。この時代のビニール皮膜の物はその後の物と音質的には全く異なり布巻き時代に通じる高音質な物が見られますが、この1551も同様です。中域がしっかりしているので中抜けする事無くボーカルの肉厚感が伝わってきます。この音色傾向を利用してPRO
AUDIO機材の内部配線材として使えば期待通りのミッドレンジが得られそうです。
また高級コンパクト・エフェクターの内部配線にも当然バッチリだと思います。柔軟性や扱いやすさもありますので引き回しは楽です。
次にギターの内部配線材としてですが、まずレスポールです。これは凄く適合します。全く耳につく痛い音がしないので新品ギターの音の硬さを緩和させるのにも良さそうです。それでいてPAFを代表とするハムバッカーPUの倍音や美味しい所をふんだんに出して来る所が最高です。意外とコレ、ダークホース的存在かも。とにかく美味しい音です。カラー配線材で良い音の物が滅多に無いのでこれは救いです。
ストラトではどうでしょう?
やはりALPHA、ストラトには絶対の信頼がありますね。これは委せられる音です。ストラトの全方向の音色特性をフルカバーしてくれます。言う事ありません。新品のストラトに留まらずVINTAGEストラトの内部配線材としてさえ全く問題なく使用できますね。泣きの音がまたいいです。
【トータル】
このALPHA 1551は全部で6色あります。ですので配線材を色分けして使いたい時には最高に使いやすいのです。誤配線防止にも役立ちます。重複しますがカラー物でよい音の配線材って..なかなかありませんよね。
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