【42#】英国 魔法の化け物ハンダ 過激にブリティッシュ! (直径3.9ミリ) 10cm 1.200円

【42#】英国 魔法の化け物ハンダ 過激にブリティッシュ! (直径3.9ミリ) 10cm 1.200円

5.0
このハンダを使用して、テレビのミニジャック出力からアンプのミニ端子に入力するケーブル(ベルデンを作製しました。アマゾンプライムのヨーロッパ系の映画(arte製作)との相性が特によく、細部までよく聞こえるようになり、かなりびっくりしました。そのほか、ヤマハのCP 88(ステージピアノ)用のXLRケーブルを作成するのに使用。音が以前のケーブル使用より広がり、且つ自然な奥行きが感じられるようになりました。まだまだあるので使い道が楽しみです。
今回初めての購入になります 実際に見てハンダ自体がとても太い事に驚きましたが、 小さく切って何とか工夫して使用してみました 使用するペーストの種類にもよると思いますが、 まずとにかく低域がよく伸びてゆく印象 つかみどころの無いとても不思議な世界を感じ なにか異世界に入ったような体験が出来ました このハンダのエフェクト力は普通でないものを感じます 他も試してみる事にしましたので また注文したいと思います
英国 魔法の化け物ハンダはメーカーが不明なので二度と手に入らないかもしれないのでリピートで購入しました。 このハンダの直径が3.9ミリもあるので短くても十分なのですが、このハンダを使用した音を聞いてしまうと入力から電源までいろいろと付け直したくなります。 それほどこのハンダはすごいです。 ハンダこては温度調節できるもので450度あれば普通のハンダと同じようにしっかりと蒸着できますので 新たにハンダごてを購入しも損はないと思います。 それだけすごいです! このハンダは!
商品説明

2023 9/16







【42#

英国 魔法の化け物ハンダ 

過激にブリティッシュ!

(直径3.9ミリ) 

10cm  1.200円




☆本商品は英国製のメーカー不明のハンダです。


年代は不明ですが1930年〜1940年代と推測。


直径は3.9ミリと極太なので10センチでもかなり使えます。


ペースト無しのワイヤーソルダーです。


※ペーストは取り敢えずノコロドを推薦。


ペーストを使わないと全く溶けないし付きません。そしてペーストを使うと溶けはしますが付きにくいことには変わりなく、かろうじて付くといった感じです。なかなか厄介な奴ですがその効果は犯罪的。


VWD21所有の全ハンダの中で最も過激にブリティッシュ・サウンドが得られるハンダがこれです。その極端さから69#同様にエフェクターハンダとしての性格が凄いハンダです(・・と最初に書いたのですが・・聞くうちに真面目なハンダとしても物凄いレベルにある事が判明・・)


英国という国には歴史的にも色々と面白い事や凄い事を発見できますが凄いハンダがあるものです。英国というとERSINを咄嗟に思い浮かべる私ですが、まだまだ底知れない英国にはこんな化け物ハンダも潜んでいたのです。正にこのハンダはエフェクターと言って良いでしょう。たった一箇所のハンダでこの音になる魔法、魔法といえば英国はハリーポッターが生まれた国、魔法が国中にかけられているのでしょうか?英国の叔母さま方の多くは魔女の存在を全く疑ってない人が多いとか聞きます。そんな国で生まれたこのハンダ、ただで済むわけがございません・・・。



では早速、音質チェックに行きましょう!


今回のサウンド・チェックはHOT側とCOLD(GND)側の両方にこのハンダを使用した結果です。


最初はAUDIO用の結果からレポートします。


Welcome To The Machine  Pink Floyd Wish You Were Here


この曲を聴いている内に何故か昔のある思い出が蘇ってきた。・・・時は70年代、場所は箱根、伝説のアフロディーテのPINK FLOYDの初来日に僕(青年期だったので)はその場に居た。197186日の伝説の野外イベントのトリに登場したのがピンクフロイド様だ。


箱根にはバスで向かった。そのバスは日本側のミュージシャンを現地に送り届けるバスだ。ちゃっかり入れてもらった訳だ。何故なら知り合いのミュージシャンもアフロディーテに出演するのでバンド関係者として同乗させてもらったのだ。この日の出来事はその後の僕の人生を決定する大きな出来事となった。アフロディーテの全出演者は


南こうせつとかぐや姫、トワ・エ・モア、尾崎紀世彦、ハプニングス・フォー、モップス、赤い鳥、ダークダックス、成毛滋 & つのだひろ、渡辺貞夫グループ、山下洋輔、菊地雅章、佐藤允彦他ジャンルを超えた当時の日本のアーティストとともに、海外からはピンク・フロイド1910フルーツガム・カンパニー、バフィー・セントメリーが参加。


との事。


まぁ正直言ってピンクフロイド以外は記憶が無いというか極端に薄い。送迎バスの僕の席の左前の方にモップスの鈴木ヒロミツさんが座っていた。当時、ヒロミツさんは俳優はまだやってなくバリバリのロック歌手だった。


野外でピンクフロイドの演奏を見ている時、記憶では僕の右につのだひろ、左に山下洋輔トリオのドラマーの森山威男さんが立っていた。ヒロとは知り合いなので敬称は略(※当時僕は生意気な高校生だったのでヒロを度々怒らせた)。フロイドの演奏が始まった、曲は日本版の題名が「原子心母」だ。


僕は当時、真性ドラムバカだったのでフロイドのドラマー、ニック・メイソンのプレイにただただ目を奪われていた。途中、森山威男さんがボソッと「これは現代音楽だ..」と呟いたのを覚えている。つのだひろは黙って僕の右隣でステージを見詰めていた。


傲慢な言い方になるが彼等も相当ショックを受けていたに違いない、それほど心に残るピンクフロイドの演奏だったのだ。彼等はそこでは単なるミュージシャンを超えて何か別の文化、別の次元の何かを日本の民に伝えに来た伝道師のようであった。


演奏技術的にはクラシックやジャズの凄腕プレイヤーには遠く及ばないものの・・・別の何かが圧倒的だった。フロイドの演奏が始まったのは夕方で日が暮れつつあり、霧が場内を包み込み始めたのも大変な自然の演出効果だった。私のピンクフロイド体験はここに大きく始まったのである...。


―――てな訳でピンクフロイド、ブリティッシュロックの大きな存在ですね、まずはこのグループから(にしても前置きが長かった)聴いてみます。曲はWelcome To The Machine「マシーンにようこそ」だ。この曲は物質文明が身体的な存在である筈の人間を蝕み飲み込む恐怖(今だとAIか)を描いている。


気味の悪い効果音が実に効果的だが、その効果音がまず怯えるほどリアル。ついで入ってくるジャラララ~ンというギターが、実は12弦であったことを初めて認識できた。そうリアルなのだ、このハンダは。凄い分解能だ当時の録音状況が薄気味悪いほどこっちに伝わってくる。


その後ボーカルが入るが、このボーカル複数で歌っているのだがそのそれぞれの声の位置、反射、場、が見えるような気がする。こんな体験は初めてでつくづく音楽というものは再生されるシステムで表現自体が左右されるのだと思った。各々の口元まで見えて来るような圧倒的なリアリズムがここにある。つまり描写力が異常だ。音そのものの持つ存在感に圧倒される。



Lunch Break: Peak Hour  The Moody Blues Days Of Future Passed

皆様はムーディブルースってバンド知ってますか?勿論イギリスのバンドです。名前は忘れましたが、かの英国大物ロック・ミュージシャンが当時を振り返り「あの頃、本当にプログレッシヴだったバンドはピンクフロイド、キングクリムゾン、そしてムーディ・ブルースだけだ」と曰ったのです。それを最近読み、私はムーディブルースのDays Of Future PassedをAmazonで注文。


聞きました、吃驚です。クラシックとの融合のロックバンドらしいのですが当時はメロトロンを使用しているバンド程度の認識しか無く、こんな音楽をやっていたのか!と思いました/196759-113日録音/。特にLunch Break: Peak Hourって曲の最初の2分間ぐらいはまるでオーケストラを使ったディズニー映画曲のようにスリリングでパッセージの早い咽び泣くストリングス・オーケストラなのです。初めはえっコレ?メンバーが演ってんの?と驚きましたが実際のオーケストラはロンドン・フェスティヴァル・オーケストラでした。


でアレンジャーのピーターナイトという人が指揮とアレンジメントをやっているんですね。へぇーこんなバンドもあったんですね。それでLunch Break: Peak Hour、ですがオケの演奏がひとまず終わると次に60年代らしい勢いの良いロック音楽が飛び出してきます。ここでロックバンドであった事に一安心。ロックバンド、それも英国のプログレと言えばピンクフロイド、クリムゾン、E.L.P.辺りしか印象がなかったのですが、ムーディブルース、改めてその存在をはっきりと認識しました。


それでLunch Break: Peak Hourの話に戻りますと、とにかくこの曲前半はクラシックのオーケストラそのものなんです。曲想はディズニーのファンタジックで展開の速い曲みたくスリリングでユーモラスなんです。しかしよく聞くとエレキ・ベースの音が入ってます。純粋なクラシック曲にはエレキ・ベースは入らないので漸くロックバンドの曲なんだなと納得。


そして2分になる手前ぐらいでオケがフェードアウトしながら突然ロック演奏に切り替わります。この唐突さ、いいですねぇ~(笑)。ここの部分は60年代のロックバンドらしくある意味ホっとします。ではあの前半、約2分のストリングスオーケストラの部分は何っ?って突っ込みを入れたくなりますがそこは、ロックの黎明期・誕生期ですから何でもありなんです。


ロック部分はイギリスらしく歌は哀愁を帯びたものでなかなかなんですが、この斬新な構成の曲が1967年(当時私は14才!!)に作られていたりする所にイギリス・ロックの奥深さを感じますね。まぁ楽曲紹介にほとんどなってしまいましたが簡単に言うとARTですねっ!  でこのアートをアートたらしめているのが今回使用したハンダなんです。色々と気付かせてくれたのはこのハンダの力だったんです。これを声を大にして言いたい。


A Day In The Life  The Beatles Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band 

やっとビートルズが出てきました。何だかんだ言ってもビートルズは音楽の世界に新しい風を吹かせた重要バンドです。4人とも才能がありますが作曲面ではまずポールとジョンの二人です。


ポールは真面目な性格でジョンは不良です。不良のジョンが書いたこの曲が好きなんです。そして声、唯一無二のジョン・レノンの声は地球の(性格はどうであろうと)宝です。


後で出てくるオアシスのボーカリストも多分にジョンの声や歌い方に影響されまくっています。それほどジョンの声質は後の世代の歌手に絶大な影響を与えたのです。でA Day In The Lifeですが、後で出て来るオアシスに較べるとボーカル録音のリアリズムはやや欠けるところがありますが、それは録音機材や技術の発達の時間差と言うものでジョンのせいではありません。


それでジョンの声、これはこれで味わい深いのですよ。いいんですよ。私は別に熱狂的なジョン・レノンのファンではありませんがジョンがヨーコと軽井沢に遊びに来ていた時、私は旧軽井沢の一軒しかない本屋で立ち読みをしてたんです。何人か立ち読みしてましたね。


後に誰かの気配が・・・チラと見るとジョン・レノンでした。驚きましたが彼のプライベートな時間を邪魔する気も無いので私は立ち読みを続け左後ろのジョンも立ち読みを始めました。そんなこんなでジョンに関しては一方ならぬ印象があります。


それにしても、このハンダ凄いです!  魔法かかってます! この曲の全体をこれほどまでスムーズに・・まるで8K映像のように4Kのような強調感なく自然にリアルに感じさせてくれます。この能力は何なの?やはり魔法かっ!



Let There Be Love Oasis  Don't Believe The Truth


ジョンの歌い方や声質を真似たのがオアシスのこの曲だ。似ているからと言って責めている訳ではなく寧ろ歌手を誉めている。これだけ雰囲気が似ていると現在ジョンがこの世に居ない事の穴埋めにもなる。私はこの曲を聴いて一気にオアシスが好きになり、他のアルバムも8枚ぐらい買った。だが、この曲のようなバラードはほぼ無くガッカリした。


多分、この手の曲のファンも居るのだろうけどバンド全体のコンセプトには合わないと言うことで却下されたんだろうなと思う。でこのハンダを通すと声のそのまんまが生々しく伝わってくる。生々しいハンダは他にもあるがこのハンダの場合、生々しさに加え細部が非常に鮮明に見渡せる異常なハイファイ性能がある。


この両方が両立するハンダは数少ない。歌っている周囲の場の雰囲気まで見えて来る感覚だ。そしてその場の形状すら感じさせてくれる。それが仮に録音スタジオの狭いブースであってもだ。とにかくこの音は今までに聴いた事のない音だ。この抜けの良さ、そしてアーテイストを間近に感じられる愉悦、このハンダ申し分のない結果だった。




Over Over Night Sally Kellerman Sally

サリー・ケラーマンとは誰か? 以下に引用を。

サリー・ケラーマンは、アメリカ合衆国の女優。 カリフォルニア州ロングビーチ生まれ。ロサンゼルス・シティー・カレッジで演劇を学ぶ。『MASH マッシュ』に出演して有名となる。 一方で18歳の時にヴァーヴ・レコードと契約し、歌手としても活躍する。出演した映画『失われた地平線』の劇中歌も歌っている。 ウィキペディア


サリー・ケラーマンのこのアルバムは知り合いの作曲家・ギタリストに教えられたのだが、この曲、何とピンクフロイドのダークサイドオブザムーンの曲に雰囲気がよく似ている。コード進行もかなり近い。ドラムはボトムがヘビーでそこもフロイドのドラマーに雰囲気が近い。


この曲はアメリカの女優/歌手の曲だが、くらぁ~い英国の風が吹いているので試聴曲に入れたのだ。案の定、この曲はハンダの性格にピッタンコでいつもはこの曲を最後まで聞かないのだが、今回は試聴を忘れてただただ音楽の世界に浸ってしまった..。これがこのハンダの効果なのだ。



ニーグン・伝承曲

この曲の事はよく知りませんがクラシックです。ピアノと数本のバイオリン族の合奏です。素晴らしいです! このハンダで聴くこの曲は音楽性といい、音響といいパーフェクトです。いやパーフェクト以上です。パーフェクトは100点という事でしょう。しかしこのハンダは100点以上の世界を提出してくれます。これにより我々はまた未知の旅に出掛けられるのです。


もうオーディオで完全に満腹になっていますから今更ギターなんて、と思いましたが聴きました。結果を短くまとめますと正に”甘い芳香”なんです。香りを放つのです、非常に甘い美味な音です。固い実であったLPが美味になるんです。多分、それを熟すと言うんでしょうね。ハンダでこのような芳香のある音が出ていいの?とマジ思います。



最後にストラトです。これも短く。一聴、スペシフィケーションのような音なのですが、それをやや甘くしたような・・糖度を上げたような音になります。そしてジューシーです。スペシフィケーションは枯れた良い音がしますが、こちらは枯れていないのです。




まとめ 

この化け物級ハンダは以前、赤ナッソを出した時に「化け物」という言葉を使いましたがナッソはアメリカ、これはイギリス国の化け物ハンダなのです。しかも魔法が塗り込められていますから(※勿論、冗談です)更に効果は著しいのです。


それにしても良くこんな物が現代まで残っていたなと思います。紙スプールは木だけのスプールと並んで最も古い形態のスプールなのですが、紙は濡れると崩れるし木は衝撃を受けると割れてしまうので次第に金属スプールに移っていったんですね。だから時代的には最も古い形態なのです。


しつこいようですが英国はハリー・ポッターの国、こんな魔法がかけられたハンダが一つあっても全然不思議じゃありません!


あと特筆すべきはボーカルで、これはこれまで聴いてきた全ハンダの中で最も良いです。頭一つ以上抜きん出ています。何というかボーカルの周囲にこんな沢山の情報量が含まれていたのかと言う感じです。ボーカルを中核に周囲に物語が沢山生まれるようなエモーショナルな感覚が生じます。赤ナッソなどの周囲を吃驚させるようなのと違い、このハンダを使うとしみじみと音楽って良いなぁ・・楽しいなと思える自分が居るのです。正に魔法のような効果を持つハンダです。太いので数量的には大して取れないので気になる方は早めにゲットした方がいいかもです。





【ご注意】


価格は10cm単位ですが一回の購入での個数上限はx2と致しますので前もってご了承ください。





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