50# Fry's Metals-Plastic-Spool
(直径1.6ミリ)15cm =1.250円
生々しい音!
50# Fry's Metals-Plastic-Spool
(直径1.6ミリ)15cm =1.250円
生々しい音!
【SPEC】
Fry's Metals-Plastic-Spool
配合比率等不明。
ROSIN CORE ..な筈なんですが ノコロドペーストを私は使用しました。併用することでかさつき感が無くなりスムーズに溶け、付きます。
直径約1.6mm
【生産国/年代】
イギリス
MADE IN ENGLAND
1950年代~1960年代
50# Fry's Metals-Plastic-Spool
(直径1.6ミリ)15cm =1.250円 生々しい音!
英国ハンダでは最近ERSINがよく知られるようになってきましたが、
他のメーカーは案外知らないもの。英国という国は歴史が長い国で
勿論アメリカよりも古くからある国です。なので品位や知性という
点、そして英国特有の美しい陰りのような物があります。
ハンダの直径は約1.6mmです。
ぺーストを併用しますと溶けも良く付きも良いです。
ペーストはノコロドが良いです。
音質
# Fry's Metals-Plastic-Spoolの音質をチェック!
まずオーディオの場合、
オーディオはですね..試聴ソースはJuna-Tabor/Applesトラック05です。女性JAZZボーカルではそのリアルな声と生々しいピアノに驚きました。どうやら全ての音がリアル化する特徴がありますね。ここが他と一線を画します。
Double Trouble John Williams 「ハリーポッターとアズカバンの囚人」では超高域までしっかり出ています。そして低域も味と深みがあります。そしてオーケストラの弦楽器の弦の音が良く出ています。レンジが広く歪みが少ないです。そしてとにかく生々しい。
次は厳しめのソースでMats Eilertsen TrioのSails SetからOrbitingを、ピアノトリオです。全体的に良く弾む音で演奏に程よい弾力感を感じます。そして生々しいリアリズム。
どうやらこのハンダの持ち味は”生々しさ”なのかも知れません。しかしながらHI-ENDな音もしますので立ち位置としてはVINTAGEと現代の中間の塩梅の良い所にあるようです。音のVINTAGE化よりも生々しさの方にふっています。そして左右のセパレーションが素晴らしいです。
ダメ押しでもう一曲女性JAZZボーカルをKate Wadey/A Hundred Yers From Today-Angel Eyesです。イントロの枯れて太いギターの音が凄い! 弦自体の振動する様子が伝わってきます。ボーカルは倍音がリアルでとてもいい。
次はギター用としての適性をチェック。まずレスポールです。
これが何ともびっくりな音でグレーサーハンダのニャーニャー音がするのですよ。オーディオの時からは想像できない音がレスポールで出てしまっている。グレーサーハンダの音が他のハンダで出るとは思わなかったので意外です。ニャーニャー音とは猫の声のようにレスポールの音が鳴る事なんですがボーツと聴いているとニャーニャーと聴こえてくるからあら不思議。とにかくグレーサー系やKESTERの30年代ROSIN COREからしか出ないニャーニャー音が英国ハンダから出てしまっているのです。英国ハンダと言うとマルチコアの古い時代のブランドERSINがこの世界では有名ですがそれとは全く異なるのがFry's Metalsなのです。このFry's Metalsは更に古い時代のものはまた違う良い音がするのですがこのプラスチックスプールのFry's Metalsはオーディオは生々しくギターはニャーニャーなのですからこれは普通一つのハンダで出来ることではないのです。とにかくLPではグレーサー系の音で全く耳障りでなく心地よさ満点の音。LPのクリーントーンでは艶やかでこれまた素晴らしい音色。クリヤーだがLPらしく粘っこい音が光る。そこから歪ませていくと凄い迫力で、歪みそのものが心地良い。ギタリストは自分が上手くなったような気がするでしょう。
次はストラトです、クリーントーンから。聴いた瞬間KESTERのストラト用ハンダ、スペシフィケーションを思い出しました。しかしながら音の生々しさはこちらが上です。スペシフィケーションは枯れ感がいいのです。一気に古い感じになります。しかし音の生々しさではこのハンダです。このFry's Metalsはまだ日本では馴染みが無いハンダですが今後赤丸急上昇しそうな感じです。そしてクリーントーンから更に歪ませていくと全く言うことがありません。美しくさえあるこの音、このサスティーンの音好きだなぁ。
まとめ
まとめます。
# Fry's Metals-Plastic-Spoolはダークホースです。まず音の生々しさは全ての音源で共通します。生ビールか普通のビールかで言ったら当然、生ビールの方が美味い、そんな感じの音です。初めは知らないMADE IN ENGLANDのハンダだな~と軽く思ってましたが音を聴いてからは一気に大事な物になりました。要点をもう一度復唱しますとオーディオでは音が生々しいのが最大の美点でレンジが広く高域の抜けもかなり良い感じです。しかも歪みが少ない。なのにギターに使うと一気に豹変してLP、STそれぞれの最適ハンダに迫ります。こんなハンダは他に知りません。ジキルとハイドのように使用目的によって変貌するのです。しかし共通しているのは音が生々しい、ここです!
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【ご注意】このハンダも貴重な物なのでお一人様の一回の注文数のMAXは数量4つまり60cmまでに制限させていただきます。 数多くの方とこのハンダの素晴らしい音質を共有したいと思うからです。
数量 15cm以上、必要な方はカートに入れる前に数量指定(MAX=4)をして下さい。