【62-2#】Winco とても素晴らしいエナメルワイヤー  (0.22mm)1m 350円

【62-2#】Winco とても素晴らしいエナメルワイヤー  (0.22mm)1m 350円

5.0
ロクハンフルレンジ・平面バッフルのSPケーブルHOT側に使用しました。19awgの高域がけっこう出るものに追加しての試聴になります。まだ短時間での印象ですが、すこぶるマッチングが良く19awgの足りないところ(とくに高域)を補い、全体的にもベターになりました。ただ太い線と細目の線材を組み合わせればまとまるといった単純なものではなく、とても難しいですが愉しくもあり、上手くいったときには満足感が得られますね。DUDLO・27awgもとても気に入って使用中(2way・ブックシェルフ)での比較になると、手持ちの少し太めな1ミリ前後のものとの複合の場合ではWincoがベターで使い易い印象でした。
リード線を製作して試聴しましたが、説明どおりのエナメルワイヤーです。 ややウエットで、ボーカルは最高です。クラシックもいいと思います。 以前、62# 1920's DUDLO AWG27(こちらは、180円)も、かなり音が良くて重宝しましたが、DUDLOより更に音がいいと思います。リード線、各種ケーブル、内部配線等、何にでもいけると思います。 そして、こんなに音が良くて350円は超安いと思います。絶対おすすめのワイヤーです。
このワイヤーは前回に投稿した通り低音はこの細さの線にしては本当にビックリするぐらい力強さと量感があり、また中高音域の表現力もすごくすぐれていたのでもしや?と思いアンプの入力から増幅部までのこの細い線をアース線に使用してみました。 やはり狙い通り解像度がありがり音全体も痩せることなしにまた低音もまったくボンつくことなくしっかりと力感もでてきました。 この細さでは本当に信じられません。 この線の音質、音の表情のでかた、音程のバランス、力感がすごくよく絶対に試して後悔しない配線材と思います。 信号ラインの配線はこれで十分という感じです。
商品説明

【62-2#】Winco とても素晴らしい

エナメルワイヤー

 (0.22mm)1m  350円


【62-2#】Winco とても素晴らしいエナメルワイヤー(0.22mm)1m  350円





【62-2#】Winco とても素晴らしい

エナメルワイヤー

 (0.22mm)1m  350円




☆本商品はWincoのエナメル線です。製造国はアメリカです。


年代はスプールに記載が見当たらないのですがスプールの形状材質から1930~1950年代あたりだと推測。


直径は0.22ミリです。31AWGと表記あり。エナメルの色は茶色で、しっかりと銅線に塗布されています、剥がれ落ちはありません。





Wincoと聞いてすぐわかる人は少ないと思います。アメリカにはビンテージワイヤーの会社が多数ある中、極めて少数派では無いのでしょうか。その少数派の中から面白いもの、意外な物を発見するのもVWD21の楽しみです。Winco覚えてくださいね、ウインコです。このワイヤーもかなり長い期間、VWD21の倉庫に眠っていました。やっと日が射すようになったのです。聞いてみるとこれが意外に良くてDUDLOを皆さんに一昔前に紹介した事をふと思い出しました。


DUDLOも昔は誰も知らなくて「それ何?」的な目で見られていたのですが今や結構人気者、特に62# 音は最高ランク☆1920's DUDLO AWG27は売り出してからかなり長い月日が経ちましたがその間ずっと隠れた人気者でした。その62#がもうすぐ無くなりますので代わりの物を探していたのですがやっと見つけました。それがこのWincoです。普通DUDLOの代わりを探す場合、やはりDUDLOの中から探しますよね、しかしDUDLOそのものが希少性が高いのでそう簡単に問屋が卸しません。ですので音から探してみたところ、このWincoに白羽の矢が刺さったのです。



今回のテストもHOTとCOLD(GND)の両方にこのを使用した結果を述べます。このやり方は最も線そのもののキャラクターを知る方法です。


AUDIO用の結果をレポートします。


New Life And Other Beginnings  Aki Rissanen  For Jazz Audio Fans Only Vol.13


まずはいつもの8ビートJAZZを聴いてみます。まずこの曲を聴いて驚いたのはこの細さのゲージではあり得ない低音の音圧感です。目隠しで聞いたら誰もが太めの単線(1.6~2.0mm程度)の音ではと思う筈です。こういうのって案外嬉しい事で、細くていい音がするワイヤーでもいざ低音をもっと出したいなと思う人は何本かをパラにして使う筈ですが、それって結構難しく、いくら単線でも複数本をパラると音は必ず濁り低域は出てもそういった副作用が出るのです。


だから一本の音が大切です。一本で良い音が出ている場合、無意味に複数本をパラるのは必要ありません! 特にRCAケーブルなどの製作ではスピーカーケーブル程の電力が流れるわけでは無いので細くても十分なのです。私はこれに気が付くのに25年かかりました。話を続けますとこのWinco、低音の音圧だけではありません。アタック時に新鮮な立ち上がりを感じます。これも中音をEQで上げたような不自然な物ではなく元々の音の持つ自然な音の立ち上がりが得られるのです。


また全レンジに渡ってのスムーズな表現も魅力でワイドレンジをこの細さなのに感じられるのです。また周波数に嫌な凸凹も無く所謂モニターリファレンス的な用途にも使えてしまいます。とにかくリアルな音のワイヤーで、ある意味あのKELLOGGにさえ迫ります。丁度、立ち位置的には現代の最先端の物理特性が超優秀なワイヤーとKELLOGGを足して二で割ったような音です。これでメーター350円です、安過ぎません? KELLOGGはメーター1.250円しますから..。全く文句の無い音とはこのような音の事です。


Killing Me Slowly  Julia Fordham  The Julia Fordham Collection


ジュリアの奏でる繊細な12弦ギターの音が細波のような気持ちよさで、彼女の声もいい。ジュリアは白人歌手としては黒人歌手にパワーで負けるから、それじゃお色気ハスキー路線で!   とはいかない頑固な女。なので大抵のワイヤーではそんなジュリアの声が気難しく聞こえてしまうのです。ところがこのWincowで聴くとジュリアが繊細さと可愛さと健気なさを併せ持つ歌手である事を改めて認識できたのです。これは嬉しい誤算です、あるんですよワイヤーでも気難しい、気に入らないソースを撥ねつけるヤツが・・・。


その点このWincoは間口が広く誰でも受け入れる度量の大きさがあります。その結果、ジュリアも歓迎されて良い声を出すと言う・・・こんな感じですかね。ジュリアは声量がさほど無いのにシャウト気味な発声もするので聞いている人はたまったもんじゃありません。その瞬間オーディオ的天国から現実世界に引き戻されるのです。思うに餅は餅屋と言いますからジュリアも無理にがならないほうが良いと思うのです。そんな声を持つジュリアですがWincoが救ってくれました。聞き辛さが後退して逆に可愛さ、繊細さ、健気な感じが前に出てくるのですからワイヤーの力を侮っては行けません。他にどんな方法でそれと同じ事ができるのでしょうか?


できません。



Juna-Tabor Apples トラック05

今度はハスキー系の女性JAZZボーカル。あのジュリアでさえも手玉に取るWinco、さてジュナ・タブーでは如何に?この曲はそんじょそこらのワイヤーでは良さをちゃんと再生できないのですがWincoは違います!  これは良いです!

先程のジュリアと同じく女性特有の優しさ、繊細さ、可憐さ、色っぽさ、これらのバランスが極上にとれている良さに加え、初々しいような吐息を感じます。この表現が抜群です。ボーカル、特に女性ボーカルは吐息が大事ですね。このWincoというワイヤーはクセの強さで良さを増幅するタイプではなく、歌手のそのまんまをそのまま伝えてくれるのです。どちらのタイプも好きですがWincoのスタイルは万人が好むでしょうね。


交響曲 第5番 ニ短調 作品47 II-Allegretto  Stanisław Skrowaczewski:  Yomiuri Nippon Symphony Orchestra


クラシックはどうか。気になるところです。出ました!低弦の分厚さが出ているじゃないですか、このワイヤーのサイズからして想像つかない低域の立派さ、荘厳さ、いやー…いる所には居るもんですねぇ凄い奴が。WE、BELDENなどがビンテージワイヤー界では知名度が高いですがWincoのような素晴らしいワイヤーも隠れているんですね。こうした普段は埋もれているような才能も私は引っ張り出して皆様に紹介したいのであります。続けますと低域だけではありませんよ、まずレンジが広い、広大なダイナミックレンジをこの細いワイヤーから感じ取れるとは正にマジックです!!! 結局、周波数特性や歪み率もこのWincoは良いのでしょうね。

レスポールです。これが・・意外と良いんです..。ちゃんとLPの音がしています。レスポールの内部配線に細いエナメル線って! ミスマッチ感満載ですが実際は良かったです。ちょっとMID BOOSTERを僅かにかけたようなご機嫌な音。そしてFender Ampにあるブライトスイッチを僅かにONにしたような明瞭さ、そして艶があり原音よりもはっきりとした音になります。この線を5本とか7本撚りにしたものを作るのもありかなぁ?と思ったりします。その際に撚り線状態に仕掛けをすると更に良くなる筈です。これは撚り線が隣の線と触れ合って信号が迷走する仕掛けの事。

クリーントーンも実に良いっす。いや、これいいよー! 甘くクリーミーなハンバッカーの音だしアタックの明瞭度が文句無しなのでクリーントーン時の溌剌とした生命感のようなものが出るんです。歪ませても良く、際限のない良さすら感じますね。



ストラトです!。もう耳タコですがとっても宜しいです! 全く文句ありません。むしろLPよりこっちの方が良いかも?ぐらいいいです。5本撚りとかにしてエナメルを剥く面積を調整しながら単線の良さと撚り線の良さの丁度良いところを探せば無敵なギター用ワイヤーができそうです。作業は面倒ですが、それぐらい思える程このWincoの音は素敵です。ストラトの場合、VOLからOUTジャックまでの距離がほぼ決まっていますので丁度良い長さで作ってヤフ●クとかで売れば結構売れそうです(笑)。ちなみにこのワイヤーBLUESやROCKに合います。




まとめ 

このWinco何が良いのかと言うと全く癖というものが見当たりません。普通ビンテージ物はWEをはじめとして結構、音に癖があります。まぁその癖のそれぞれをマニアは好んで使っているのですが、たまに使いにくいと思うことがあります。そんな時、Wincoなら違いが出ます! マイナス面の癖が全く無いと言って良い、スムーズさが最大の魅力です。



実力的に言ったらケロッグに迫るほどのものがあり、ケロッグの持つ高域の鋭さ(結構、緊張を強いられます- 笑)はありません。自然に伸びた高域なのです。それでWincoの更に凄いところは低音です。0.22ミリ程度の線は高域は勿論出やすいのですが低域は物により異なります。低域が予想通り薄めの物も結構あります。しかしWincoは低域がこのクラスでは考えられないほど立派に出ています。勿論、低域の質感は量でボンボン出りゃいいだろ的な低俗さはなくHI-ENDな透明性と鮮烈さを持ちます。


分解能や解像度の高さは勿論ハイレベルなもので現代の凡庸なワイヤーと比較するとそれが良く分かります。加えて中域のアタック感に音圧感があるので音の立ち上がりの瞬発力があるのです。良いことづくめのWinco、更に良い事は安いことです。62#DUDLOの代打として出す物なので価格は徹底して抑えました。気楽にVintage-hi-endの世界を楽しむことができます。


そして最後に低音ですね!   こんな細いのに立派な低音が出るのです!




【ご注意】 価格は1m単位で、一回の購入での個数制限はありません。




数量1(1m)以上、必要な方はカートに入れる前に数量指定をして下さい。




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