【69-2#】 LPとSTで泣きAUDIOで至福 オレンジGARDINER (1.5mm)  13cm=790円

【69-2#】 LPとSTで泣きAUDIOで至福 オレンジGARDINER (1.5mm)  13cm=790円

5.0
他にもっと高価なハンダや個性の強いハンダも試しましたが、結局はおふくろの味のように懐しくなってこのハンダに戻ってきてしまいます。 多少の色がありながらも配線やPUの個性を邪魔することなくうまくマッチしてくれるのでHOTのメインに多用しています。 テレキャスですとポジションごとに合わせて全く違う表情を見せてくれるし、 フルアコのフロントでは歪ませた際に配線とのコラボを発揮して、芳醇な甘さがビンビンに広がりました。 個性の強力なハンダは使い所に悩むことも多いのですが、GARDINERは千変万化が大きな特徴で非常に使い勝手が良いです。 また溶けたときの松脂の香りがなんとも香ばしくて、配線の度に少しテンションが上がります。
作業性がとても良く、綺麗に半田付けしやすいのが本当に助かっていますが、それ以上に音もいい感じです。AETNAとTop lineも試しましたが、その二つよりもしっくりきました。 商品説明にもある通り、クリーントーンの表現力に長けていて、アンプを通した音を生音感覚で弾けます。ハンダ自体の支配力は若干低めで、ASARCOのようなジャックにつけると激変するタイプではありませんが、Kesterの無双ハンダのようにジャック以外に使うというやり方もいけるように感じました。 何より綺麗に配線できるので、それだけでもう気分が上がります。
g7のレスポ−ルタイプのアウトプットジャックハンダを交換しました。 配線は激ヤバ LP用配線材 フィラデルフィアをピックアップセレクターからアウトプットジャックまで交換しています。 最初に音出しした時少しハイがキツイかなと思いましたが一週間ほどエイジングしますとほどよい甘いハイに変わりました。 全体的にスィートな音ながら硬い音もかもし出し良い感じです。 また少し歪ましていきフロントピックアップで弾いていくとなんとゆうか素晴らしい音が出ます。これぞビンテージレスポ−ルと思うような甘い枯れた感じです。 レスポ−ルに良さそうですこのハンダ。
商品説明






69-2#  LPとSTで泣きAUDIOで至福

オレンジGARDINER 

1.5mm) 

     13cm=790



この商品はギター用として定評のある米国ガーディナー社の物です。ハンダの直径は約1.5ミリなので扱いやすいサイズです。


年代は50年代~60年代と推測。型番はXM-200 ROSINと裏面にあります。これも69#同様ROSIN COREでした。。


直径は約1.5mmφです。



アメリカのビンテージソルダーの中からVWD21がGARDINERを見出したのは既にかなり昔の事になりますが、このGARDINERは、【69#】粘るGARDINERと同じ時代の物と思われます。金属スプールに巻かれています。太さは1.5ミリと69#が1.0ミリですので1.5倍の太さです。


ギター関係には適性が高くガーディナーのどれを使ってもギターに合うのですが、ひょっとしたらガーディナーはこの時代のものがベストなのかも知れません。【69#】粘るGARDINERと並んでこの【69-2#】は正に最も音が良かった時期のものなのです。


まるで「ギタリストが作ったの?」と思えるほどギターに向いています。この年代にも関わらずこのハンダ、とても溶けやすく(低温でも)、そして付きやすいもので、新旧含めて最も扱いやすいハンダではないでしょうか。以前に出した【69#】粘るGARDINERは余りにも特徴的な音でしたが、このオレンジ缶は、さて如何なる物なのでしょうか!






テストはHOT側とCOLD(GND)側の両方にこのハンダを使用した結果を述べます。



ガーディナーの場合、オーディオは後回しでいいです。まずはレスポールです。音を出した瞬間、大安心と言うか、あぁガーディナーらしい良い音だと思いました。耳当たりは大トロで粘りもスウィートです。ハンダ一つでLPのこの音が出るなんてまるで奇跡のようです。


しかしそれが現代の事実です。過去のハンダを現在に活かす、それも飛び切りのレスポール・サウンドに!!活かせる時代が到来したのです。今この情報は極く僅かの人だけが知っています。この事を知らないギタリスト達は良い音を出そうと色々な事に出費するのですが、全く足元が見えていないのです。普通エレキ・ギターの場合、オールドが良くこれは知れば知るほど確定的事実である事が理解されます。


しかしオールドは高価なものが多く一般庶民には手が届かない価格帯にある事が多くあります。ですのでこれまでは諦めるか、形だけはオールドに良く似ている個体を探して見てくれだけは納得するしかありませんでした。それでは音は不満足なままなのでPUを替えたり、コンデンサーを替えたり、ブリッジを替えたり、ペグを替えたり、ナットを替えたりと出費は多方面にかかりますがその出費に対して、そう簡単にいい音が出てくれないのは皆様ご承知の通りです。


ここでヒントを一つ言います。エレキ・ギターは半分が電気の音です。”木部が全て”の生ギターとは大違いなのです。半分が電気の音ならば、そっち側を良くすれば全体の音は良くなる筈です。そこにハンダやワイヤーが出てくるのです。実はオーディオでも同じ事が言え、これまでは高価なオーディオ機器を永遠に買い替えして来たのです。


しかしいくら買い替えても不満は残るもの。そりゃそうですワイヤーやハンダをまだまだ意識していません。オーディオケーブルがあるじゃないかと思われる人もいるでしょうが、そもそもケーブル・メーカーの方々が良い音が何だかわかっていません。相変わらず音を変質させるシールド部分に囚われたり、金属の純度が高いから良いのだ的な稚拙な状況が続いています。だからいくら待ってもそういう会社からは良い音のケーブルは今後も現れないのです。


これはオーディオの悲劇です。費用 対 効果 最悪です。この買い続けても不満が残る負のスパイラルからなかなか逃れる事ができません。そのうちにオーディオに嫌気がさし別の趣味に移っていく人も実際多いのです。ましてコロナが来てからはそう言う人が続出しています。しかしワイヤーやハンダで大きく改善できますから心配は無いのです。趣味の出費としてはワイヤーやハンダの価格なんて安いものです。最初にワイヤーがやって来て今はハンダが追いつき追い越そうとしています。これは脅威の事実です。


クリーントーンも素晴らしい物です。よくクリーントーン時のアタック感の是非を問いますがこのハンダの場合そのアタック感が心地良く危な気がありません。またクリーンにしたままでのリズム・ギターやバッキング時の何気ないフレーズなどが良い意味で目立ちます、埋もれません。このクリーントーン時の音はこれまで聴いてきた全てのLPに適するハンダの中で白眉です!!


そして、段々と歪ませていくともう大変な事になります。この音!なんて表現したら良いのでしょう・・これはもうレスポール用ハンダとしては理想的な姿なんではないでしょうか?  それと様々なトーンの変化、奏法の変化を良く出します。一様になるのではなく静かに弾いた音、強く弾いた時、優しく触れた音、思いっきり歪ませた音などなどが、それぞれに良いのです。これはちょっとヤバいハンダが出たものです。


ストラト用としても試してみました。いやぁゾクゾクする音が出てきましたよ。ストラト特有の何とも言えない音が本当に素晴らしい、今言葉が出て来ました! そう感度が良いハンダなのです。感度が敏感だから弾いた時の心情と実際の出音が一致するのです。別の音にしてみます。アタックがペキペキ言うようにギター&アンプをセッティングしてみました。


この場合、ストラトの切れ味鋭いナイフのような音が出てきます。アタックが強い際に微少なコンプ感があるため全くうるさくないのにエッジ感が出てます。つまりどんなポジションにしても良い音が出てくれます。更にOver Driveさせていくと泣きが強目に出てきます。チョーキングを思い切りした時にギターの音が泣いてくれます。ギタリストは自分は泣かないでギターに泣かせるのですが、このハンダしっかり泣いてくれます。レスポールと全く同じレベルの素晴らしい音が出て来ました。




漸くAUDIO用の結果です。


Orbiting   Mats Eilertsen Trio   Sails Set

まず、最も難しいソースをかけてこの憎たらしいガーディナーを困らせてやろうと思います。しかし困らせてやろうとして困ったのはこちらの方でした。良いのです、それもかなり良く、凄い..。この高水準なピアノトリオをあっさりこなしてしまうとは・・・恐るべきオレンジGARDINER !  少し書くと分解能良し、解像度良し、定位感良し、音色良し、等々ヨシヨシが続きそうなので止めますが、とにかく凄い、非の打ち所がありません。


こういうハンダが存在していいんでしょうか?ちょっと悩みます。しかもですねこのガーディナー、ギターソースの試聴記で書きましたが色気、色気です..色気が曲全体を艶かしく覆います。こんな事あって良いのでしょうか?最近はハンダの群雄割拠時代で凄いハンダが続々と現れてますがこのハンダは別格です。


Double Trouble  John Williams  ハリーポッターとアズカバンの囚人

この曲でも攻めてみたいと思います。難しい曲です、なかなかいい音出ませんからね普通。だがどうでしょう! 全ての音に屹立感と存在感が現れ結果、オーディオ的優位性が高まっています。やや音がとがる瞬間もあるのですがそれが悪い方には感じられません。それより音の存在感が増します、この曲ではオーケストラの全楽器とソプラノですね、それぞれに分離も良く音がキレッキレしていますがうるさくありません。


ところでうるさいとは何でしょう? そう耳が不快に感じる事です、これ最も嫌われます。普通うるさくなりがちな曲を聴きやすくするならイコライザーで嫌なピークディップを調整したり、リバーブをかけたりするかも知れませんがこれギミックです。ギミック無しにオーデオを良い音にするのは相当難しい事です。これガーディナーですから粘っこい歪み感が当然出ますがそれがオーディオにもうまく作用しているようです。音がキレッキレなのにうるさくない音、それがオレンジガーディナーです。


Tears In Heaven   Eric Clapton   The Clapton Chronicles

音に深情けがあり耳に心地良く心に染みる。クラプトンを好きになってしまう・・・そう彼の切ない心情が伝わってくるのだ、全ての音に意味がある事も改めて教えてくれる。オーディオ的に観察してもとても良いもので各種オーディオの褒め言葉が全部使えそうだ。だが、音だけが良いのではない、このハンダの素晴らしさはアーティストの魂が伝ってくるところだ。


A Day In The Life  The Beatles  Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band 

この音をどんな言葉で表現したら良いのだろう。何気ない自然な音に一瞬聞こえる、だがこのハンダの凄い所はここからだ。まず声が良い、歌を身近に感じることのできる暖かく明瞭な音。ベースの弾みもいい。そしてドラム、この音は相当に迫真に迫っている。ドラマーならば知っているあの音がする。特にタム類が素晴らしい!


タムタムというのはドラムの歴史の中では途中からの発明品であり最初からあった訳ではない。そもそもドラムセットを構成する各種打楽器は初期は別々の奏者が叩いていたのだ。大太鼓専任の人、スネアドラムの係、シンバル奏者などが多数で受け持っていた。だが経費節減かこれらを一人で担当するようになっていった。

ところでハイハットが何故ハイハットと呼ばれるかご存じですか?  初めは低い位置、バスドラムに取り付けられたシンバルが原点となった。それが次に合わせシンバルへと移行する。それがローハット(※この言葉は私の造語)だった。バスドラの横に取り付けられていたから地上から30~40センチの高さだ、だからローハット(※本来はローソックシンバルと呼ばれた)という事になる。



また大太鼓の上にスペースがあったのでその上にチャイニーズ系鳴り物(ウッドブロック)等を2~3個大太鼓の上に乗せるドラマーが現れた。進化が始まったのだ。


そしてでんでん太鼓のようなチャイニーズ太鼓がバスドラの上に登場する時期が来た。

これは和太鼓の小さい物と同じ構造だ。これがドラムセットに於けるタムタムの始まりのような気がする。※ちなみにフロア・タムとはフロアの上に、脚をつけて自立させたものを言う。


グレッチ社の1940年代のタムタムは表がチューニング可能なヘッドで裏がでんでん太鼓のような皮をはり鋲で止めたものだ。実に不恰好である。中華と西洋を合体させたキメラ的存在だ。↓

このグレッチ社の40年代セットではバスドラの両側に取り付けられた二つのタムは裏面だけがでんでん太鼓の名残を残している。この場合、音程のチューニングが可能な表側をネジで締めたり緩めたりしてピッチを調整した。


次に現れたのはジーン・クルーパー全盛期のSING SING SINGの頃だ。何と裏面もチューニング可能なものが出てきた。そりゃそうだ両側がチューニングできる事で得られる音色のバリエーションは多彩な演奏を可能にするのだ。

これは画期的な進歩だった。そしてこれが現代のタムのお手本となった訳だ。そのような訳でタムタムと言うものはバスドラやスネアとはまた違った世界観を持っている。このA Day In The Lifeで叩かれているドラムはおそらくLUDWIG製だと思うが実に深みのある渋いいい音がしている。


それは当然で更に更に歴史を遡ればアフリカの手作り太鼓に至る。木をくり抜いて動物の皮を張り固定している。私はそんなドラムのルーツを眺めるようにまじまじとアフリカ太鼓を見た事があり叩いてもみた。音は神秘的と言っても良い、ふかぁぁぁぁぁい音だ。原始の鼓動を感じる。

これがタムタムの最も古いルーツなのだ。A Day In The Lifeで叩かれているドラムの音はそのルーツを匂わせるような音がしている。それがこのオレンジガーディナーで見事に出る。




Trying So Hard To Forget  Fleetwood Mac  Original Album Classics

この曲はまるでデルタブルースそのものだ。違う点を言えば白人が歌っている点だ。ピーター・グリーンとエリック・クラプトンの違いはピーターは古典的黒人BLUESをリスペクトした音楽をやっていたのに対しクラプトンはブルースを下敷きにしてロックを展開した音楽をやっていた点だ。ちなみに現在のクラプトンはBB・KINGのようなプレイをしたいようだ。これを書きながらこの音楽の呪術的雰囲気に入り浸れたのは皆オレンジガーディナーお陰だ。




Heads Up  Dave Weckl  Heads Up

少しドラムがビシバシとした曲をここらで聴きたかったのでこの曲を。いや、いいのである。この音の飛び出してくる迫力が気持ちいい。レンジは相当に広いが良く聴くとビンテージ空間のレンジの広さなのだ。この意味はただレンジが広いだけの近代HIFIの物足りなさを超えているという意味。おっピアノのソロが出てきたがビシバシと決まるリズム隊に負けずしっかりと抜け出てくるのもこのオレンジガーディナーの特徴だ。ヤバいですこのハンダ、100Kgぐらい欲しいです。だが実際は2kgちょっとしか有りませんので早い者順という事です。


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まとめ 

今回の試聴はギターから先にやりました。ある意味私の仕事は音を試聴する事と文章にする事です。聴く順番は大事でギターの方を先に聴きたくなるのはガーディナーだからです。まぁギターが良ければそれだけでも存在価値が生まれますから仮にオーディオがダメでも言い訳ができるのです。


さてギターの結果です。


先に言っときますとレスポールもストラトも、もうこれ以上はないんじゃなかろうかと思う音が出てきたのです。確かにこれまでも様々なハンダがLPとSTの良さを引き出してくれたのですが、それぞれに向き不向きがあり万能ではありませんでした。しかしこのオレンジ・ガーディナーではどんな奏法、どんなアンプ・セッティング、どんなPUの組み合わせでも全部にいい音になります。欠点や不安箇所が見つけられません。


今ちょっと興奮しています(笑)。従来、ガーディナーはレスポール向きの物が多くストラトに関してはレスポールよりもやや合わない感じがありましたが、このオレンジ・ガーディナーに関してはストラトも最高に良いのですから開いた口が塞がりません。ギタリスト諸氏にはいち早くこのハンダの音を体験していただきたい。何と言うんでしょうか、このガーディナーは色気があるんですよ、音に。もう多くのギタリストにお薦めできるハンダが遂に出たと言うかんじです。


オーディオ用途でこのハンダを困らせてやろうと試みましたが逆に負けました。もうお手上げです。ガーディナーのハンダって私も色々使いましたがそんなにオーディオに最高なんてのは少ないです。やはりギター用なのかと半ば諦めていましたがこのガーディナーに救われました。いいんですオーディオに!!


私が音を試聴する時は真剣です、まるでスポーツの如くで相手が取れないような球(曲の事です)を相手に向かって打ちます、それをオレンジ・ガーディナーは意図も簡単に打ち返してきます。次から次へと困らせてやろうと様々な球を打ちましたが全部返されました。


しかもですね 、このハンダ作業性が抜きん出てます。これまで私は使い難いハンダが苦手で、それでも使わなければならない時は仕方なくハンダ付けしますが、使い勝手が悪いハンダはたとえ一二箇所でも難儀します。


それがこのガーディナーの場合、使いやすさの極致です、松脂が芳醇に出る感じは赤ナッソに似ています。低いコテ先温度でも溶け、容易にしっかりと付きます。最近のハンダも含めてもなかなかここまで作業性の良いハンダはありません。この事が私の気分を朗らかなものにしてくれました。

ギターに良い!


オーディオに良い!


しかも使いやすい!


以上です!



【ご注意】


価格は13cm単位ですが一回の購入での個数上限はx10と致しますので前もってご了承ください。





数量1(13cm)以上、必要な方はカートに入れる前に数量指定(MAX=10)をして下さい。




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