いやぁ..吃驚しました。このワイヤーは見た目は黄色のビニール被服ワイヤーという事もあり余り期待はしていなかったのですが・・・
このワイヤーブランドは「G.E. ERIS」です。ギター用ワイヤーとして有名なGEと何らかの関係があるのか、不明ですが、気になるメーカー名です。
このワイヤーは黄色のビニール・コーティングされた撚り線で、太さはビニール皮膜の外径が1.5mmで、内部の撚り線の束の直径は約1mmです。
素線の太さは0.18Φmmの錫メッキ線で19本撚りです。凡そAWG20です。 しかし外径が細いので実質22AWGのワイヤー並みかそれ以下の扱いやすい物です。
結論から先に言いましょう! この「G.E. ERIS」、ギター内部配線材としてはレスポールに最高でした。
LP(レスポール)奏者で言いますと故マイク・ブルームフィールドですね、ズバリ言いますと・・・
彼の「SUPER SESSION」と言うアルバムの5曲目「REALLY」というスロー・ブルース ナンバーがあるのですが、こういう雰囲気の演奏にドンピシャでした。
この曲、初めは音量を控えめにクリーン・トーンで弾いているのですが、まずはそのクリーン・トーンの表現力が他のワイヤーより断然、優れているのです。
同じくクリーントーンのLPの達人としてはピーター・グリーンもいますが、どちらのタイプもOKです。とにかくスローブルースに於いてのクリーン・トーンと言ったら驚嘆すべき表現力があります。
何と言うかピックが当る感触に応じてのPUの繊細な反応みたいなものを克明に描き出してくれるのです。またサスティーン、ビブラートの微細で精妙な感覚も余す所無くリスナーに伝えてくれます。
一般的には、このような繊細なプレイは通常のワイヤーでは埋もれがちで地味になりがちです。しかし、このG.E. ERISでは、そこでの表現レンジが広く、優しく弾いたときの感性と強く弾いたときの音の抜け、立ちが両方共に優れた表現をします。
今までこのような音を出すワイヤーは殆どありませんでした。唯一、例外的にGEの1948年と1949年のワイヤーが、そのレベルの音を奏でてくれましたが、この場合はギターそのものも相当に良い音が出ている必要があります。
G.E. ERISの場合はあたかもエフェクターのように中級クラスのレスポールでも、独自の世界に持って行ってくれる恩恵があるのです。
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