【年代/外観/構造等】
年代は1950年代と思われます。芯線の拡大画像をご覧になればわかるように絶縁材の一番内側の層はシルクを使っています。その外側はコットンが巻かれて
おり、かなり古い年代の仕様である事が見て取れます。サイズは20AWGで、0.21mm x 10本撚りとなっています。
表面は錫メッキされています。
【音質】
もっとも、このワイヤーが活きる使い方がストラト
キャスターの内部配線です。試しにボリュームから出力ジャックの間にこれを使ってみて下さい。驚く事うけあいです。その音質に関しては数あるビンテージ・
ワイヤーの中でもストラト用として純正な方向としてもトップかも知れません。同じALPHAでも古いストラトのリペアや修理でオリジナル・トーンを尊重す
る場合には別出品の 17# オールド・フェンダーリペア用☆20 STRAND No.1481
が適しています。その理由は既に音の良いビンテージな個体を持っている方は、そのオリジナル・トーンを少しも変えたくないからです。
しかしながら、そのような幸運な例は少なく大概のストラト・ユーザーは更に良いVINTAGE
TONEを目指す傾向があります。そのような場合に強い効果を現すのがこれです。ある意味、純正なフェンダーTONEを遵守しつつ、より深みのある素晴ら
しいトーンに変える事ができます。これに関しての様々な形容詞は不要です。とにかく素晴らしいトーンが数10cm足らずのワイヤー交換で得られるのです。
使いやすさに関しては、50年代のオリジナルと大差ないです。
オリジナルよりも構成本数が多い(オリジナル7本、本品10本)ので少しだけ曲げは硬いですが、全体の太さは寧ろやや細いので使いやすいのです。色的にも
違和感が少ないです。使用するハンダとの組み合せで好みに合わせた微妙な追い込みもできます。
【用途】
この素晴しい線材は「ストラト専用」で使うのが 最も有効な使い方だと思います。
しかし一応、レスポールでの結果も書いておきます。LPの場合は実にバランスが良く整ったサウンドです。LPスタンダード特有のPAFの特長あるトーンを
良く出して来ます。そのままだと少し枯れ感が強いので使用するハンダに甘い音の物を合わせる事でよりスィートなトーンも得られます。実にGOODです。
AUDIO用の配線材として使った感想では、これまた素晴らしいの一言。正直言って、これまでのどの撚り線よりも良かったです。単線を使っているのでは?
と疑うようなピュアーなトーンです。その鮮度の高さは明らかで正に理想的なHIFI-SOUNDとVINTAGE
TONEとの幸せな結婚のような素晴らしさがあります。
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