【#83】ROME CABLE -1939年12月- いつもと違う音 ! そしてギター用アース線に◉ 1m 500円

【#83】ROME CABLE -1939年12月- いつもと違う音 ! そしてギター用アース線に◉ 1m 500円

5.0
ここのレビューを拝見して、teleのGNDに使えば高音域のキンキンを抑えつつ存在感を出せるのではと考えてトライしました。 ハンダは【109#】FRY’S METALをジャックのHOTとCOLに使用。 上記2つの個性が強いため、ワイヤーや他の箇所のハンダは極力癖の少ないフラットなものをチョイス。 結果は狙い通りでしっかり高音が前に出て伸びやかになりつつも耳に痛い質感が減退。 クリーンでは艶感や透明感もプラスされて、特にフロントでジャズのようなトーンを出すが楽しくなりました。
ロクハン・フルレンジ平面バッフル、SPケーブルHOT側にまずはこれ一本で試聴。戸惑いを感じながら5、6枚くらいで、しばらく一本だけでいけるといった、、、印象。さらに聴いていく。直近では1ミリ前後の裸銅線とWincoエナメルワイヤー 0.22mmを複合してたいへん満足しておりましたが、なにやらこの錫メッキ単線は浸透力のある魅惑の鳴り、、乾いてる?陰影?、、などなど分析を忘れてしまう味わいで引き込まれました。ここまでで試聴した、メタル、その他のロック全般、ジャズ、ピアノ、弦楽、ヴォーカルなどどれも素晴らしい、、とくにバリトンは好くて、それからフランク永井の胴間声、ベック(BBAライヴ)もシビレまくり。、これからいろいろ聴くことに興奮しています。拙い経験ですが、これまでHOTに一本で感動レベルは少ないことから、多くの方々にオススメできると思います。感謝を込めて。。
レビューを参考にさせて頂き、Gibson SGのセレクターからポットに向かうグランド線に使用してみました。 もの凄いクセです、もはやボディ鳴りまで変わってしまったかの様な変化がおきます。 個人の主観ですがSGというギターはレスポール等に比べ、低音が無く・締まりも無く・ミッドに寄りまくったボディの響きをしています。 そこにこの配線を添加したところ、驚く事にまるでテレキャスターの様な泣き方をする様になりました。 非常にカッコいい出音です。 ギタリストの方、是非お試しください。
商品説明







【#83】ROME CABLE  -1939年12月- 

いつもと違う音 ! 

そしてギター用アース線に◉ 

1m  500円




【#83】ROME CABLE 12-39 

 について


☆本商品は1939年12月製造の表記があるROME CABLEです。私はこのロームのワイヤーはこれまで20年以上集め続けた中で多分4~5個しか発見できていません。古いワイヤーでも残っているものと残っていないものがありますが、このROMEは残っていない方に入ります。音の実力からすればメーターあたり1.500円程度のワイヤーなのですが見た通り大量にありますので圧倒的廉価でお届けします。他では全く出てない商品です。


年代は1939年12月でスプールには12-39と刻印されています。このROME CABLEは錫メッキされた銅線(単線)で太さは0.7mmです。何となくGND線に良いのでは?という予感がしますが果たして・・・


アメリカのビンテージワイヤーの中でもROME CABLEは数が少ない方で余り近代に近いものは見受けられません。1910~1940年あたりつまり戦前(1945年以前)に作られたものが多いようです。これとは別にROME WIRE表記のROMEもあるのでどっちが古いとかはわかりませんが数的にはROME WIRE表記のものが多いです。ROME CABLE表記の物は私の所持している中ではたったこれ一個です。


銅の材質は戦後は戦争で大量に軍需供与された後ですので金属の量、質と共に戦前よりもクオリティが落ちてしまいます。だから私は戦前のワイヤーが音質的に好みなのです。


ちょっと話が脱線しますが、よくエレキ・ギターなどでVINTAGEと言われる物は1930年代に実験的に少々、1940年代にボディにPU取り付けタイプの箱物ギターが作られ、そして1950年代に本格的な現代の基礎となるソリッド・エレキ・ギターの登場となります。このエレキの年代感ってビンテージ・ワイヤーに比べると全然VINTAGEなんかではありません。ビンテージ・ワイヤーの方は少なくとも19世紀にまで遡りますからどっちが古いかでは圧倒的にワイヤーの勝利です。そしてワイヤーの素晴らしいのは「使える事」です。どんなに年代が古くてもワイヤーは現代でも使用できるのです。ここが素晴らしい所なのです。ギターの場合、16世紀初頭からその原型があるようですが、現代でもバシバシ使えるかと言ったらかなり難しいです。しかしワイヤーはそうではなく私のように(いや、これを読んでいる皆さんのように)バシバシ使える訳です。これって良く考えると凄いことではありませんか?真空管やトランジスターなどのパーツはやはり近代に近い発明品です。19世紀にはありません。歴史ロマンじゃないけどワイヤーってそんな所がロマンチックなのです。-以上雑談でした-





今回のテストはHOT側とCOLD(GND)側の両方にこのを使用した結果を述べます。このやり方は最も線そのもののキャラクターを知る方法です。


HOT/GNDの全部をこのROMECABLEでやってみた結果です。


928 Michael Beck Trio Michael Beck Trio シンバルの展開が大きく左右に拡がってそれが大変に心地よいです。複数枚のシンバルの音色差、響きの違いが手に取るようにわかります。何をやっているのかが確実に伝わります。


Wake Up And Make Love With Me  Karen Souza Feat. Renauld  Essentials、何だこの音の放つ香りは? いつもと同じ曲なのに全然違って聴こえる。心の中に直接響いてくるようなテレパシックな感覚。


Cause We've Ended As Lovers   Jeff Beck  Blow By Blow何か意識の中に直接語りかけられているような妙な感覚!・・染み込んでくるのだ。この音・・いつものこの曲ではない・・・何かいつもとは別の曲に聴こえてしまうのだ不思議だ。



Moon, Turn The Tides...Gently Gently Away  The Jimi Hendrix Experience  Electric Ladyland、この曲は普段はかけない、理由は面白くないからだ。だがこのROMEでは何か雰囲気というか出音がいつもと異なり興味が湧く。そう、対象である音に惹かれている状態。何か音が放つストーリーのようなものに取り囲まれている感覚。




Suite in E-flat Major*: II. Courante Gustav Leonhardt Gustav Leonhardt - The Edition これはミュートをかけたチェンバロのソロ演奏なのだが、これ気に入りました。こういうのって聞いた瞬間にわかるもので音色の好みって直感的で動物的ですらあります。この音は物の本質を捉えて伝えてくる音。ある意味ドキュメンタリータッチなのだがその情報が何か特別なものに感じる。この極上の音の柔らかさ、、初めて味わった愉悦。

次はギターのワイヤーとしてのテスト結果です。まずはレスポールです。いつも言っていることですが、単線は普通、ギターに合いません。これは殆どのエレキ・ギターが内部配線材に撚り線を使って最終的な音決めをしているからです。つまり撚り線は不可抗力的にギターの音色を決めているのです。生ギターと違ってエレキは最終的には電気信号に変換されます。ここが生ギターとの大きな違いです。だから電気系統と言う未知の部分をエレキは常に抱えているのです。


仮に単線の方が良いと仮定して、単線をギターの内部配線材に初期設定して各メーカーが新しいギターを作ったとするならば今度は単線を経た電気信号が最終的OUTPUTとなります。そもそも撚り線と言うものが生まれた背景には「切れにくい」と言う機械的性質が必要とされたのだと思うのです。単線は確かに音はピュアーで”隣の線と触れ合う事で生じるクロストーク”は生じません。濁りは撚り線より少ないのです。


話は飛びますが家庭内のACコンセントに使われる壁内配線は単線です。これは一度、施設してしまえば曲げたりする事が殆ど無い為です。単線を一定の箇所で何度も曲げたりしていると突然、切れたりします。なので壁の内部と違い普通のワイヤー用途はそのような不可避な曲げや伸ばしに長期間耐えうる設計にしなければなりません。そうして発明されたのが「撚り線」なのです。単線の欠点である断線を回避する手法です。


さてLP、一聴普通の音です。何の変哲も無い気がします。だが何かがいつもと違うと感覚は感じています。レンジは決して広くはありません。そう、フレーズの一音一音の表情の変化に心を奪われます。音の表面ではなく音の核が放つ音。クリーン・トーンこれが良くてSWEETなタッチ。歪ませても良い!  いや寧ろこっちの方が音の快楽度が高い。快感に浸れるヤバい音。心地良い歪み。



次はストラトです!。ストラトを弾く一音一音がいつもよりはっきりと!くっきり明瞭に響きます。だからリスナーがこの音を聞き逃すことはありません。そして一音一音に物語を感じると言ったら大袈裟だが本当です。とっても不思議なワイヤーです。レンジは決して広くない、丁度、放水ホースの先を絞った時のように・・つまり一気にこちらに飛んでくる音だ。


まとめ 

このROME CABLEは普段聞かないような曲も面白く聴けてしまう不思議な物質。このワイヤーの隠れた特性は誰もすぐには理解できない。何故なら表現の表面ではなく”表現の深奥”を出してくるので初めは何かわからないものを聞いている感じなのですが・・次第に深奥が理解されて行くという・・こんな順序なのです。含有物がヤバい音なのです。しかし一旦この独特な味わいを知ってしまうと・・・大変。




【ご注意】


価格は1m単位ですが一回の注文での個数上限はx10と致します。前もってご了承ください。





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