普段はビンテージケスター44を使っています。 主な用途は歪みエフェクターのモディファイとギター内部配線、シールド製作です。 今回、ひょんな出会いからこの半田に興味が沸き、使ってみることにしました。 内部半田を全てビンテージケスター44に交換し、オペアンプも1981年の4558Dに交換したMAXON SD-9と全く同じ仕様で、今回の半田を使用したものを作りました。 音の傾向は同じですが、今回の物の方がブライトというか、オープンな感じがします。 これは良い悪いではなく個性で、実際、使うストラト（3本あり）によって使い分けています。 ギターも個性がありますから、マッチ方を使う方が出音もご機嫌です。 半田の世界も奥が深く、色々試してみたいですが、キリがないのも事実なので、ほどほどにしようと思います。 前にこちらのショップではないですが、ビンテージの青ダッチボーイを買ったことがあり、 それは高域はキラキラするのですが、低域がスポイルされてしまい、残念な結果になったことがあります。 音も好みがありますので、自分にはケスターが好みなんだろうと理解してます。

個人的な印象ですが、ビンテージのケスター４４は、スタンダードなビンテージハンダのイメージです。このハンダは、ニュートラルとはまた違うのですが、ビンテージハンダの暖かいニュアンスがありつつ、音が前に抜けてくる、左右に拡がる、ように感じます。個人的には「普通」に感じるのですが、気に入っていて、リピート購入しました。使う場面を選ばない、使いやすいハンダだと思います。