↓ NOKORODE 1940年代 大型缶から一個ずつ小さなプラスチック容器に移します。
プラスチック容器に小分けしたペースト。
NOKORODE VINTAGE PASTE(3.0cmx1.6cm)1個 1.200円
プラスチック容器入りの画像。直径3センチ 高さ1.6cm
NOKORODE VINTAGE PASTE(3.0cmx1.6cm)1個 1.200円
ネコポスで送れます。
NOKORODE VINTAGE PASTE
(3.0cmx1.6cm)
1個 1.200円
最近、ペーストを持っていない方から小分けしたペーストを販売して欲しいとの要望がありました。
確かに最近ではペーストの入っていないハンダも売れるようになって来ました。やはり要望があるのですね。
どうせ出すならやはりビンテージ物からと言う事でビンテージ・ペーストのNOKORODEをまず最初に選びました。
何というかNOKORODEはビンテージ・ペーストの代表格で、使いやすく音質面からも安心してお勧めできるペーストです。
と言う訳でVWD21が出す「小分け」ペーストの第一弾はNOKORODEです。
私はNOKORODEの大型缶を2個持っていますので、そこからプラスチック容器にいちいち移し替え致します。結構、手間です(笑)。
ですので量的には沢山取れないと思います。
ペーストって最初は松脂だったんですが、その後合成したペーストも作られるようになりました。
普通、ハンダの中にはペーストが入ってまして特に外部のペーストは使う必要性がありません。しかしながらメーカーはペースト無しのハンダも出しています。そのようなハンダを使う為に別途ペーストが必要になります。
使い方は簡単でハンダの先をペーストの中にちょっと入れハンダの先端にペーストが付着した状態でハンダ付けをすれば良いのです。これを一回毎にやるのです。ペーストをつけ過ぎるとボタ落ちしますし、少ないと溶けないし付きません。良い塩梅の量を付けるようにしましょう。
私もペーストの事を余り知らない時は現代の日本製のペーストを使っていましたが、やはり ビンテージなハンダにはビンテージなペーストだろうと言うことでちょこちょこ見つけては買うようになりました。その中でNOKORODEの位置付けが段々わかって来ました。ハンダの音質差に較べればペーストの差は小さいとも言えるのですが、しっかり音色は違うのです。NOKORODEの良さはどんなハンダと合わせても不満の出ない音を出してくれます。賢い黒子のような存在ですね。
NOKORODEの音質は中庸で癖のようなものは特に無く、あらゆるビンテージ・ソルダーに適合します。音的には現代のペーストに比較するとワイヤーの古い物と新しい物の違いのようなものを感じます。やはり古い線には古いペーストが相性が良いのです。NOKORODEは音質的にはビンテージ・ペーストのど真ん中のような感じでどんなビンテージ・ハンダと組み合わせても平均以上の音が出ます。何と言うか固有の癖が少ないナチュラルな音色で何にでも使えます。
AUDIO用途にもギター用途にもどちらにも向きます。