当方ベース弾きです。
kester 44はハンダ界のコモンといったところですが、このハンダは優秀なコモン。
MTG的に言えば「ラノワールのエルフ」的存在です。まず値段が安すぎる。
最悪捨てハンダとしてハンダコテの先端をprotectしてもいいですし、もちろん、ピックアップのハンダ材と
しても優秀です。kester系は中〜高音メインに出る印象ですが、これは結構低音もかっこいいです。
ヴィンテージハンダ高いけどちょっと興味ありますという人は本当におすすめ。通常のkester 44よりも安いし(汗)
半田づけも問題ないです。ただちょっと錫の黒化が早い印象です。
ギターベース用のシールドに使用しました。
ケーブルはbelden8428です。
楽器用としてはバランスがとても良くシンプルに現行の半田から変更して音質が良くなったと思えます。
耳にうるさい成分がなく、ひっこんでる帯域もないのでむしろ現代のDTMやデジタル環境に向いている気がします。
一方でエッジが立ったり抜ける帯域があるような通すだけで音作りになるような事はないのでその様な用途には向かないです。
良いパーツでシールドケーブルを組んだ時に今の高い半田を使ったら楽器の良いミドルが出てないという問題を解決できるのはとても良かったです。
ギター用途として売られてませんが、レンジが程よく狭くて、まろやかだけど、中域がくっきりというギタリストが好きな条件を備えています。
激変とか聞いたことのない音色とか、そういうタイプのものではないですけど、みんな好きな音だろうなと。
ビンテージに踏み入れた人がおそらく最初に聞いてみるであろう50年代や60年代のKestr44と同じヤニなのも関係ありそうです。
トリッキーな構成も楽しいですが、こういう「ただのいい音」のハンダは重要です。