








【231#】ACME WIRE コットン巻き0.4mm
知られたくない銘品!
50cm = 550円
☆本商品はアメリカ生まれのACME WIREの物です。
年代は1930年代から1940年代
直径は0.4mm
布巻き単線
エナメルや錫メッキは無し

今更ですか?!と言われそうだが最近になって0.3~0.4mm程度の太さの単線には銘品が多いと言う事をつくづく思うようになった。前からそうじゃないかな~?と薄々は思っていたが本当にそうだったのだ。0.3mmより細いと高域が良く出るし、0.4mmより太くなると今度は量感ある低域が期待できる。だが低域も高域も中域も良いとなると0.3~0.4mm程度がベストと個人的に思う。これはスピーカーで例えるなら20cm程度のフルレンジだろう。過不足なく全帯域が表現されるのだ。つまりこの0.3~0.4mmを境として上はツイーター領域、下はウーファー帯域に相当する。無論例外もあるが物理的な導体の太さと音質は決定的な要素の一つである。
さてアメリカのビンテージワイヤーの中でも5本の指に入る音質を持つのがこのACME WIREだ。正直言うと余り皆に知られたくない。それほどの物だ。なにしろ名前が”絶頂ワイヤー”なのだから音の良さは当然クライマックスに達する。余り皆に知られたくないと言う想いと、このワイヤーの凄さを皆に知ってもらいたいという気持ちが半分半分だ。非常に複雑な想いの中でやっぱり出品を決意した次第です。

テストはHOT側とCOLD(GND)側の両方にこの線を使用した結果を述べます。

まずAUDIO用の結果をレポートします。
Cuff It Beyoncé RENAISSANCE
この曲のように音圧の高い録音をそのままの音圧で出すには最低限のワイヤーの太さが必要だ。それは0.3~0.4mmだと私は勝手に思っている。そしてこのACME WIREの場合、音に深いコクがありコーヒーで言えば美味しい。どんなに低音や高音が出てもプラスチック感が拭えないものは苦手だ。コーヒーで言えばインスタント・コーヒーだ。豆から焙煎して自分だけのコーヒーを作っている人(※実際居るし、味わった事もある)から見たらそれはコーヒーの姿をした別の液体だろう。そのような違いがこのワイヤーにもあって昔のTV-CMで言うところの「違いのわかる」なのだ。そもそもこのサイトに集まるような方々は違いのわかる人達なのだ。違いがわからぬ人は近寄るべきではない。それはさておきずっと聴いていられるこの音はとても気持ちいい。
The Day Begins The Moody Blues Days Of Future Passed
この曲のオーケストラ部分の演奏を聞く。なんと言うかムードのある音なのだ。郷愁も漂う。弦の合奏での啜り泣きのような絹連れが美しい。中低域にパワーのコアがあり、低域は過不足なく出て、高域は衣擦れで繊細だ。なのでオーケストラの音源にピッタリ。ACME WIREの場合、更に細い径の単線になると今度は一気に高域側にパワーコアが移動しさしずめコーラス歌手からソロ歌手となる。今曲はDawn: Dawn Is A Feelingに移っている、ロックバンドの演奏では哀愁漂う声質にまず気が付く。ミック・ジャガーがその昔、抜きん出ていたバンドの一つにムーディ・ブルースを挙げていたがその意味が何となくわかる。バンド演奏のすぐ後にオーケストラ演奏が滑らかに繋がる辺りは素晴らしい発想だ。このACMEはオーケストラとバンド演奏の両方をムードたっぷり情緒成分の濃縮された音を鳴らす。
Debussy: Sonata For Flute, Viola & Harp, L 137
- Pastorale: Lento, Dolce Rubato
Athena Ensemble Debussy: Chamber Music
フルート、ビオラ、ハープによる演奏。このワイヤーの音は写実性と印象性の丁度中間位置にいる。余りに神経質に細部をカリカリ描くようなことはしない。あくまでちょっと俯瞰した位置から音楽全体の味を賞味しているのだ。こんな訳だから大人の音だなと思った。子供は近視眼的に物を見る、成人になるともっと視野が広がる。中老年期に入ると体力は落ちるが物を見る視野がかなり広がる場合がある。このACMEの音には成人と中老年の中間のような音響的視野を感じる。クラシックの場合、このぐらいの距離感が丁度いい。
Every Breath You Take Karen Souza Essentials
このカレン・ソーザの声は巧みに音作りが成されており明瞭度が異様に高い。特に子音部分が幅広く豊かなのでボーカルの表情変化が見えるようにわかる。そんだけ頑張ったのだから再生側でこのボーカルが出せないと録音担当エンジニアはガックリくる。このアクメの場合、その辺りもバッチリ出るし、それにプラスして良い意味の雑味性(ミネラル成分)がたっぷり含まれている。水は純水だと不味い、適度なミネラル成分が味わいを上げる。このACMEがそれだ。
She's Leaving Home The Beatles Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band
この曲はぴったりACMEにはまった。このような感慨深い曲はその感慨の度合いが高くなければならない。でないと味わいを損ない出来損ないの結果になる。それがどうだ! この音は何もかもが許されたような幸せな気分と郷愁感にどっぷり浸ることができる。
Loose Ends Michael Beck Trio Michael Beck Trio
写真の場合、コントラストを高くすると階調性が荒くなる。このACMEワイヤーは階調性の豊かさが情緒性を高める。故に音よりも音楽そのものだと宣う方にピッタリだ。勿論、音も良いのだがその「良い」の意味合い内容が異なる。普通、良い音というとオーディオ的に分析結果が示される。だが結局の所、音だけではない、否寧ろ音以外の面積の方が桁違いに大きい。この音の物理的領域以外の感性に訴えてくる部分が大事なのだ。我々はそれを味わっている。このアクメの階調性の豊さと中間色の色数の多さが素晴らしい。

レスポールです。これもなかなか良い。このなかなかは悪く無いのです。いやどちらかと言うと良い方に入る。良い点は全てに於いて中庸な音が出るので演奏に斑が出にくい。それでいてLPに求められる枯れ感は深めなので一気にあなたのレスポールが10年はビンテージに化ける。ただグレーサー的なトロトロの甘さ方向ではなく渋く枯れた方向が気持ちいい。枯れ感の方が粘着性よりも優っているのでビンテージ度合いはこっちの方が高い。

ストラトです。これかなり良い音です。一つ一つの味わいが舌に余韻として残り快感が長く続く。フロントPUなど物凄く良い音になる。私はストラトはフロントの音がまず好きだ。ハーフトーンも好きだが一番信頼を置いているのがフロントだ。10代後半に自分で巻いたPUを今でも持っているが現役時代はそれで弾きまくった。とにかくフロントである。フロントPUが良ければ全てよし。このワイヤーはそのフロントが素晴らしい♡

テレキャスターです。これもいい! ジャキジャキしたコード弾きが面白いように決まる。枯れ感も結構深く、これまであまりテレキャスターでの枯れ感を意識した事は無いが、この音を聞くとテレキャスターも少し枯れた感じの方がいいなと思った。あと全体のまとまりが良いので演奏が滑らかに聞こえる。勿論、歪み感はテレキャスターに合っているタイプのものだ。レンジが適度に狭いところもテレキャスターに向いている。ギターは余りワイドレンジじゃない方が美味しい。このACMEを使うと音だけは名人級に聞こえるので、後は練習あるのみだ。
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まとめ
このアクメWireは中壮年から老年期に入ったような精神的境地を感じる。体力はさほどでもないがとにかく渋い味わいがある。ファッションで言うとキャピキャピしたアメリカ・ファッションではなくヨーロッパのシックな佇まいだ。だがさりとて単にお洒落な感じに耽る事なく、しっかりと音楽の肝を捉えている。ちょっと哲学者のような風情がある。
そんな訳でお子様は厳禁だ。お子様はお子様時代に惹かれる音に自動的に吸い寄せられるからこの音には出会わない。この音は正に大人の音なのである。少なくとも30才になるまでは聞かない方がいい。
【ご注意】
価格は50cm単位ですが一回の購入での個数上限はx10と致しますので前もってご了承ください。
数量1(50cm)以上、必要な方はカートに入れる前に数量指定(MAX=10)をして下さい。

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