【244#】Oatey 95/5 想像を超えた音〔4cm〕

【244#】Oatey 95/5 想像を超えた音〔4cm〕

Oatey 95/5この半田の音、求めていた音にたどり着いたかも! 錫がほとんどの半田、使用するときにペーストが必要なんですが、この 半田も平ペンチでぺちゃんこにしてそれを縦に3等分ぐらいに切ってペースト をつけて使用しました。 そのままの形状でペーストを使用するよりはるかに溶けやすく使用しやすく なります。 肝心の音ですが、自分が長年求めてきたここがでてほしいといろいろ試行錯誤 してきたなかでやっと見つけた! たどり着いた!という満足感にあふれていました。 ダイナミックレンジもものすごく広くその中で音の細やかな表現力、タメ、陰影感 どこをとってもこの半田以上にでてきたものがありませんでした。 特にアコースティックの楽器の音は鳥肌がたつほど秀逸です。 音の細やかさや分離感もすごいのでオーケストラのバイオリンでの合奏の音が ほんと生で聞いてきた音に近いです。 今まで一番手と思っていた半田(これも音の表現力が群を抜いてた)でもこの バイオリンで弓とのこすれている音やギターでガット弦をはじいた擦過音の部分 、フルートなどなどの生々しい音などが表現されてきます。 声でもほんと微妙な声のかすれや声の変化もずば抜けているので表現力のある 声はすごく魅力を感じさせてくれました。 音にこれはという特定のジャンルがいいということではなくすべての音楽に対して 出てくる音には説得力を感じ取ることができました。 この半田 今後のためにも手元においておきたいと強く思いました。
随分前に購入してから全然試聴してなかったのですが、最近ようやくストラトでこのハンダの素晴らしさが味わえました! まず前提として、テレフンケンのペーストを持っていなかったのでノコロドで試しました。 初っ端すぐ感じたのは音の明瞭さと各弦の解像度とも言うべきタッチの敏感さです。 5,6弦の低音リフを弾いても巻き弦のゾリゾリ感を味わえるのに、決して冷たい音ではなくビンテージらしい芳醇な倍音をたっぷりと伴います。 音抜けが良い。けれど高音域が柔らかめで耳障りも無く、ほんのり良い塩梅の歪み成分もあり、まさに良いとこ取りの贅沢な音です! ノコロドでこの結果なので、もしテレフンケンだったら一体どんな凄まじい音が飛び出していたのでしょう…。
商品説明






【244#Oatey 95/5     

想像を遥かに超えた音

4cm = 1.250円



☆本商品はアメリカ製Oatey社の95/5ハンダです。


スプール上のデータ

については画像をご覧ください。


年代は1950年代から1970年代


直径は3.0mm


まず最初に


まず最初に強調したい事は、今回のOatey 95/5のテストの際に使用したペースト(※このハンダはペースト無し)はあの伝説のテレフンケンを使っていると言う事。このテレフンケンのどんなハンダも極上になってしまうという性質を考えるとそれはズルいのではという意見も出てくると思います。しかしVWD21は考えました。


通常はノコロドをデフォ用のペーストとして使っていた経緯がありましたものの・・よっく考えてみると、それより音が良くなる物があるってのに何でわざわざそれを使わないのか?と言う自問自答です。一つの答えは市場にノコロドは結構探せばあるので追試する際に便利だ。と言うもの、ノコロドの名誉の為に言っておくと普通の感覚からするとノコロドは最高のペーストで、その使いやすさ、馴染みの良さ、結果的音質のどれもが凡百のペーストとは較べものにならないもの。


しかしVWD21は普通ではないし常軌を逸しているかもしれない。だから今回は敢えてわざと究極の伝説ペーストのテレフンケンを使ってしまった。これをアンフェアだと思わないでほしい。何故ならハンダの潜在能力を全て知りたいからだ。このハンダがどこまでの音が出るのか、まずそれを知りたい。その点テレフンケンのペーストはハンダの秘めたる能力を全開にしてくれる貴重なペースト。つまり そのハンダの真実の音に限りなく近いものが得られると言う事なのです。なので今回の音質レポートは敢えてデフォなノコを使わずにテレフンケン・ペーストを使って行っています、是非その事を念頭に置いて試聴記事をお読み下さい。

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Oatey 95/5は名前の通り錫が95%で、残りは鉛だと勝手に思っていたら何とアンチモンでした。アンチモンが5%含まれています。まず低温では溶けません。しかもサイズが太めなので更に溶けにくいです。それでペースト無しという圧倒的に使い勝手の悪いハンダなのです。ですのである程度ハンダ付け作業に慣れた方向きです。で、Oateyと言うブランドは前からチラホラ見てましたが何故かスルー、多分何となく触手が伸びなかった..だけなのですね。しかし聴いてみるもんですね愕然としました。このところの一番のハイライトな事件でした。以下にその詳細を書いてみます。




テストはHOT側とCOLD(GND)側の両方にこのハンダ

を使用した結果を述べます。ペーストにはテレフンケンを使用。


まずAUDIO用の結果をレポートします。


How Can You Expect To Be Taken Seriously?  Pet Shop Boys  Behaviour 

この音を聞いた瞬間、アンディ・ウォーホールが出てきた。何というかポップで明るく、しかもアート性が深い。ウォーホールの描く作品の通俗的な装いに人々は警戒心を解除して、てれーっと彼の絵を見てしまう人々が居るようにOatey 95/5は非常にコントラストがくっきりした色彩感を持ち分解能は非常に高い、歪みはとても少ない、コントラストが高くハイキーな高域と感じ取れる部分もある。ポップアートが似合う音だ。


Okan Bale  Angélique Kidjo  Black Ivory Soul

鳴った瞬間からただならぬ気配がした。恐ろしいほどの現実的定位。レンジも広い。歪みは感じない。超高域の伸びがあるのに中域はジューシーに厚い。それにしても途中のアコギのソロの立ち上がりの良さには吃驚した。確かに錫100%の物で体験した歪みがなくダイナミックレンジに溢れた音にも良く似ている。しかし錫が95%でアンチモンが5%なのでアンチモンの音も入る訳で、ここに人情味が入るのか聞いた話によるとアンチモンは合金を作る際にちょっと入れるとえらく金属同士が滑らかに繋がるという。それでなのか音に彫刻的立体感があり定位の良さもありで素晴らしき世界がそこに広がるのだ。


I Can't Get Started  Isao Suzuki Quartet  Blow Up

前曲同様に素晴らしく、特に生演奏をリアルに録ったものなど得意中の得意だ。この曲には立ち上がりの鋭いアコギのソロが入るがその音の急峻な音の立ちはこのハンダが並々ならぬものであることを示している。


Fools Rush In  James Burton  The Guitar Sounds Of James Burton

この曲はテレキャスターと言う楽器の素晴らしさが体験できる曲。何回かオーバーダビングされていてジェームスの刻む小気味の良いカッティングの上にフロントPUのTONEを落としたモフモフパキーンな音が凄くてこの音はテレキャスターでしか出せない音である事を思い知った。それと60年代の録音であるから65年ぐらい昔の音の筈が、良い意味で超リアルな音がする。当時は現在ほどアウトボード機器が発達していなかったから音の加工は極小だ、それが功を奏したようで、60年代の録音現場に行き横で聴いているような感覚だ。これら全てがこのハンダで全て出た。凄い!



Tomatillo  Dave Weckl  Heads Up

何も言うことがないほどの完璧な再生だ。デイブのドラミングを始め各種楽器の音が物凄くリアル。そして歪みが感じられないのでキレがあるのに耳に痛くない。これは錫の割合が多くなるほどにその傾向が強く出る。分解能とか解像度とか音像定位は既に完璧なもの。そして音楽や音のパッションも高く熱い熱情を歪みなくCOOLに描く。いつも聴いているこの曲と全然違う曲のように聞こえた。いつもは歪みが結構混入し耳に痛い時もあったのでこれは助かる。


Vanish Into You  Lady Gaga  MAYHEM

録音された音響で構築されたシーンが早変わりするようなシーン・チェンジが見事なもので近代の録音芸術の微細な部分もたっぷり味わえる。このハンダは録音されたソースをそのままストレートに出してくる面もあって音響芸術を味わいたい方にはぴったりではないか。



SUMMERTIME  DOUBLE Feat. VERBAL  Reflex

この曲はこのハンダを通すとまるでマルチトラックのままの再生を聴いているかのようなトラック間の分解能を感じる。録音は最終的に2chにまとめると若干音が悪くなる。その悪くなる前の音が得られる。ウルトラハイまで伸びる高域、熱い中域、音圧感のある低域、これらが劣化無しにこちらに飛んでくる。



Break My Soul  Beyoncé  RENAISSANCE

50~60年前のハンダの筈なのだが、なんだこの音は? どっかで聴いた感じがするこの音、そうだVS4.0の音だ。VS4.0はマスターテープの音がしたハンダだったが、このOatey 95/5+テレフンケンペーストも全く同じ質感の音がするしある部分ではこちらが勝っているかも知れない。音の質感はマスターテープ的な物で同じだが、一歩分解能と歪みの無さでは一馬身リードしている。心底ヤバいハンダである。



Orbiting  Mats Eilertsen Trio Sails Set

この曲は定位の良さがわかる曲だ。なのでテストする物の定位表現の緻密さ、繊細さ正確さを知るには心強い目安となる。しかしこのOatey 95/5+テレフンケンの場合、どんな曲をかけても定位がめちゃくちゃ良いので、わざわざ定位を調べるためにこの曲をかけなくても済む。だが聴いてみた…ヤバい、、、、更にいつもより良くなった。生々しいリアリティと超絶素晴らしい定位を聴きたければこれだ。




レスポールです。これ素晴らしいです♡。物凄く甘くスウィートな音がします。甘いだけではなく粘りや立ち上がりのバランスが極上! いつもレスポール用としてはグレーサー、グレーサーと呪文のように唱えてきましたが、このOatey 95/5の音はグレーサーを超えました。何と言うんでしょ、甘いのに乾いた音がするのです。ボディの中空が乾いたような音がします。そして粘り! 粘りはガーディナー#69を遂に超えました。ここまで良いと対抗馬は許された天国ぐらいしか思い付きません。私はこの音を聴いてあ!?  試聴は終わったな!!!!とさえ思いました。


つまりレスポール用としてトップ推薦だからです。後はどーでもいい、そんな気になりました。非常に下世話な言い方をしますとジャパン・ビンテージとか言われるLPモデルの安い物でも、このハンダ(とテレフンケン・ペースト)があれば多分、音的には本物のバースト・レスポールに迫れます。これ本音です。物凄いですね! ハンダって! 他のどんなパーツを施すよりもよっぽど早くて確実な効果が出ますからね。まぁ国産の安物LPでもそうなりますからギブソンのヒストリックなんかに使えば完全にルックスも音もバーストになりますね。だから下手すると他人が本物と信じてしまうかもです。


まぁ今のうちですね、世間一般ではまだまだ「ハンダなんて」って思ってますからね。今がチャンスです。ちなみに最近のギター優良ハンダの特長で、”チャラーンと何気なく弾いた音が既にいい音”なんですね。つまり100点満点です。ただ作業性は最悪です。まず錫が95%もあるし、径が太いしでなかなか溶けません。ハンダ初心者の方は自分でやるのはパスして下さいね。ハンダコテの温度は高くないと溶けません。しかしどんな苦労をしたとしても報われるのです。うん、完璧にあなたの苦労は報われます。




ストラトです。これもろビンテージのストラトの音がします。何て言うんだろ、弦に触れただけでも本物感が漂います。私がビンテージストラトで遊んでいた時はまだまだハンダの事は軽く考えていて、やはりネックだろうとかPUだろうと思ってました。しかし今は反省しています。最終的決め手はハンダなんです。それはエレキだからです。エレキは生音ではなく電気に変換された音が出るのです。もうこっち側の世界なんです。


こっちとは電気の世界という事です。これまではハンダで激変するギターの音の世界というものを我々は知らなかったのです。仕方ないですね。メーカーだって知らないもん。いやうるさい人はたまに居ますよ、けどその人のハンダ経験が余りにも狭過ぎるのに蘊蓄垂れるんだから困ったもんです。


音色のテイストとしてはプリCBS期のストラトの音に近いです。メイプルかハカランダかと言うと丁度その中間の感じ、クリアーさと複雑な倍音が交錯した素敵な音です。もう既にレスポールとストラトが両方超良かったのでテレキャスターはやらないかも知れません。オーディオもちょっとで済ませようかと思ってます。



とは言いつつもテレキャスターもやりました。これは特にフロントPUを甘めのTONEに絞った音が素晴らしかった。こういうのは普通のハンダでは太刀打ちできない世界で、体験した人にしかわからないものです。そしてテレキャスターの素晴らしきいなたさがお腹一杯味わえる。キッチュな音と言えばいいのかわからないがとにかく好きな音だ。テレキャスター好きな方には是非使ってほしい!


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まとめ 

あっぱれなハンダ


最初に結論を述べますとヤバかった…. この音をいつまでも聴いていたいとさえ思った。これが、そもそもOatey 95/5の良さなのかはたまた併用したテレフンケンペーストのせいなのかはわからない。しかしわかった事がある、すごい音であった事だ。これまでも興味深いハンダを出してきましたが今回の物は強く印象に焼き付けられました。オーディオでは諸特性は言うに及ばず超高域まで伸びた高域と音圧感と分離の極めて明確なアタックを持つ低域、そして冷たくない人肌温度の中域などなど良い所が満載だ。しかしギターに使うとあら不思議、一転してギター用の最高レベルのハンダに化けるこの不思議。


ギターの場合、レスポールは過激にお勧めできる。激ヤバAWG22の音傾向が好きな方は更なる深淵さを味わう事になるでしょう。ストラトはプリCBSの音がもろします。音色的には12#とホルヨークを足して二で割ったような音。





それでオーディオでは長時間聴いていましたが耳がくたびれません。これは朗報です。我々はもっと耳を大事にしなければいけません。大音量は耳を壊しますから。オーディオでも我慢して長時間聴いていると耳がバースト(歪む)してくる時がありますが、それが殆どありません。耳に嫌な歪みが加わらないのかも知れません。


それと極めてノイズや歪みが少ないので普通なら耳が痛くなる箇所も全く痛くなりませんでした。またDレンジが広くて思い出すのが錫100%ハンダと最近出したカナダSOLDER、この二つに通じるものがOatey 95/5にあります。



最後に、もう一度念を押しますと、今回の結果はテレフンケンペーストを併用した時の結果です。なので他のペーストを使った時の音に関してはやってみない事には何とも言えません。肝心のテレフンケンペーストは現時点(2025 8/3 PM 6:05 )で残り6個(今改めて数えました)。6個ですよ6個! つまり6人様しか乗れない舟です。テレフンケン・ペーストの音質的優位性を世界で一番ダイレクトに知っているのはVWD21とVWD21のテレフンケンペーストを買った人達だけです。これがまだ6個とはいえ残っている事自体が奇跡のような話です。




【ご注意】


価格は4cm単位ですが一回の購入での個数上限はx4と致しますので前もってご了承ください。





数量1(4cm)以上、必要な方はカートに入れる前に数量指定(MAX=4)をして下さい。




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