【245#】Storm Wire 激烈マニアック〔33cm〕

【245#】Storm Wire 激烈マニアック〔33cm〕

こちらをアース、Acme Wire 0.4mmをホットに使いました。トグルスイッチ〜ポット〜ジャックまでです。 元のギターは一時期ハイが強く感じ、最近ではそのハイも落ち着くアンプセッティングも出せてきましたが、そのハイの強さが念頭にあってこのStorm Wireはそれを落ち着かせてくれるのではないかという目論見からチョイス。ハンダは”最高峰KESTER44”。こての再選定の必要性等色々ありながらの結線。たくさん勉強しました。 最後のスタジオでしっかり音量の音出しからやや月日が経ち、ギタートーンを覚えているほどではなかったのと同モデルながら違う個体のアンプ(Twin Reverb)だったためきっちりとした比較は危ぶまれますが、JCM900の方は常設のものなので比較は可能かと思います。交換前と比べると、50s・60sまでの甘さは出ませんでしたが、5年くらいは甘くなりました(検証は76年製)。しかし交換前にはその甘さすらはっきり感じなかったので、NOSでもいい仕事をしてくれました。そして、使用されていないリードであるためか、色鮮やかなトーンになったというのが一番強く感じました。モノクロからカラーになった感じです。JCM900の場合、このギターに限らずトレブルはあまり上げたくないのですが、聴こえてない甘みがあるのかトレブルを11時くらいに上げました。つまりEQを上げられるということはそれだけギターの力を前面に出せる・持ち上げられるということで、交換前はくすぶっていたかもしれないギタートーン日の目を見たかもしれません。老人ほどの甘さにはならなかったものの、年相応の甘さ+鮮やかさになって、足らないのは腕ですね(笑)。楽しい!
商品説明













【245#Storm Wire  

激烈マニアックな単線

33cm = 650円




☆本商品はストーム・プロダクツ製Vintage Wireです。



アメリカ製ビンテージワイヤー 


年代は1940年代から1950年代


直径は0.7mmの単線


絶縁材はクリームピンクの合成樹脂


今まで知らなかったワイヤーに出会うと嬉しくなる。このStormはひょんな事で発見した。意外な事で見つけられた時はラッキー♡と思う。音も大変にラッキーな物だった。何となく肌色チックな色合いが興味をそそる。剥いてみると単線だった。0.7mmで細くも太くもない。WEの単線にも雰囲気が似ているが音はどうも違うようだ。





テストはHOT側とCOLD(GND)側の両方にこの線を使用した結果を述べます。


まずAUDIO用の結果をレポートします。


Being Boring  Pet Shop Boys  Behaviour

何となくリアルだ。何となくと感じたのは高域の強調がないせいかも知れない。しかしよく聞くと12Khz~15Khzあたりに非常に急峻な細いピークが潜んでいるようでそこが我々を捉えて離さない。音というのは微妙な物でその日の体調や疲れ方によって著しく聞え方が違う。そして高域というのはそのまま解像度、エッジ感、現実感、リアルさ、抜けに直結する動物的覚知なのだ。


だからこのストームの12Khz~15Khzあたりの急峻なピークは裏技的な才能と言える。一見わからない、だが皮膚感や感覚では脳より先に既に捉えている。音は頭で考えるより体で浴びると本質が見えてくる。評論家めいた気分で聞くとそのように音は分析的には聞こえる。しかし我々は評論家ではなく特に評論家になりたいわけでもない。私は過去に自分のメーカーの品物を評論家に専門誌で評価してもらったりした訳だが、そこでの評論家の御託宣を読者はかなり鵜呑みしてしまうから評論家の選定は厳選したい。それはともかくこのSTORMの音は素晴らしい! 何という理屈も無いのに素晴らしいと感覚は思考以前に感じている。理屈は常に後付けだ。


Beethoven: Piano Concerto #2 In B Flat, Op. 19 - 1. Allegro Con Brio  Martha Argerich; Giuseppe Sinopoli: Philharmonia Orchestra  Beethoven: Piano Concertos #1 & 2

好意的という言葉がある正しくこの音がそうだ。好意的の中には親密感や対照との距離が近いとかもあると思うけど流れてくる流麗なピアノの低域鍵盤から高域鍵まで一気に駆け上がるようなフレーズなどは何とも美しくも好ましい。それとストリングスの美しさと包み込むような情感は失われないパッションと共に新鮮な驚きをもたらしてくれる。


Sí Do Mhaimeo Í (The Wealthy Widow)  Celtic Woman  Celtic Woman [Bonus Tracks]

明らかに同サイズのWEなどとは違う音だ。音や音場の正確な再現性は似ているのだがWEの場合、ある種の癖があり色付け感が強い気がする。その点、Stormワイヤーはフラットだ。フラットと言ってもつまんないフラットではなく音の良いフラットだ。まだ世界にはこのような音の良い単線も存在するのだ。


Feels Good マイク・ヒックス This Is Life

この曲は録音レンジが広くかなり現代的録音だが、そういったソースが要求する諸特性の良さを最初からこのStormワイヤーは持っている。つまりレンジの音圧が強めのソースも破綻なく余裕で再生する。サイズが0.7mm程度になってくると低音もしっかりと出る。この StormワイヤーからWEの同サイズの単線に変えると少しレンジが狭まり、このStormワイヤーのようにレンジの余裕は感じられない。加えて良しにつけ悪しきにつけWEトーンが付く。Stormワイヤーは基本フラットでレンジが広く歪みが少ない。それでいてしっかりとビンテージ・トーンの良さが加わるのだ。


Gypsy EyesRainy Day, Dream Away  The Jimi Hendrix Experience  Electric Ladyland

私が常々大事に思っている事は、ちゃんと時代感が出ているかだ。勿論それは古臭い意味の時代感ではなく、その時代の空気感やはたまたカルチャー文化が漂ってくるかの時代感だ。これが下手なハイエンドワイヤーを通すと全部新しめの音になってしまう。つまり時代感の喪失がそこで起きる。ビンテージ・ワイヤーに期待する要素の一つには時代感の確保だ。このStorm Wireはしっかりとその時代その時代の空気感が感じられる。その空気感を作り出しているのは当時の時代背景や文化やカルチャーなどだが、そういった物理的な音要素から離れた時代パラメーターの要素がこのStorm Wireにはある。今四曲目だがようやく温まってきた感じで音が滑らかになってきた。


Flight Of The Humble 3  Robert Rook Trio  For Jazz Audio Fans Only Vol.13

この音を聴いてまず思った事は単線っていいな! だった。単線はこのような高音質かつシンプルに録られた録音に最適で、その音と音の音離れが良い事と、空間的な表現としての位相があったような極めて細密なタッチが心地よいです。これは勿論、有名なWEの電話線にもあるのですが、WEにはWEトーンがあり、たまにそれが余計に感じるられる時もある。フィルター派かそうでないかはダイレクトに原音化が成されていればFILTERは必要ない。しかしそうでないならFILTERを通して聴感上で心地よくした方が良いと考えています。このFILTER性はどんなワイヤーにも大なり小なりあってそのワイヤーのキャラクターを作っているのです。


Juna-Tabor/Applesトラック04  Juna-Tabor  Juna-Tabor/Apples

ハスキーなボーカルがこのワイヤーだと絶好調だ! 色気も深い。演奏にも色気があるように感じられる。こういう音をJAZZ喫茶でかけたなら、それを初めて聴いた人はこの感触が忘れられなくなるだろう。色んな意味でリアルなワイヤーだ。



レスポールです。これなかなかいいです。何が良いのかと言うと、まずニャーニャー音がしっかり出ます。それに加えてボディ感が良く出て低音は大して出ません。音には粘りがあってレスポールらしい気持ちの良い音です。若干レスポールにリミッターが淡くかかったような音もします。決して重い音ではなく軽快な音と言えます。歪みを深めていくとしっかりと輪郭が残りつつもいい感じの歪みが付加されます。最後に、物憂げな優しい奏法をすると物凄く合う!!




ストラトです。これも悪くありません。何と言うかストラトのニュートラルな良さがあるというか・・・決して癖が強いわけでもないのにFenderのプリCBS期の音がちゃんと出ます。ちょっと聴きでは単線だとは誰も思わないでしょうね。ペキパキした音にしても決して耳に痛くありません。またストラトをビブラートした時の「あのムード」も切なく出ます。更に歪みを深くしても良いムードは変わりません。そして耳に痛くない音が出ます。それでいてアタックはしっかり出て音にパッションがあります。これレイボーンなんか好きな人には良いと思いますよ。



テレキャスターです。これもLP同様いいですね。同じく粘りが音にあり粘りのマッス感が味わえます。音の輝きも良いし適度なくすみも味わい深いです。思うにテレキャスターのブリッジPUって独特な音がしますね。またそれを生かした音作りを歴代のテレキャス猛者が行ってきた歴史もありますね。音のバリエーションだけならストラトよりも多いような気がします〔※ストラトのハーフトーンは除く〕。そのテレキャスター独自のトーンをこのワイヤーはしっかりと出してくれます。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


まとめ 

ストームって知ってましたか? その存在を?

私は知りませんでした。ある程度の量を買ったワイヤーの中の一つにこれがありました。スプールのルックスといい字体といい大変好みです。まだまだアメリカには無数のワイヤーやハンダが眠っています。


他国との戦争で負けた事がないので材料としてのワイヤーがまだ豊富に残っている訳です。こういった余り人の知らないワイヤーを見つけるのもVWD21の仕事です。ストームプロダクツは恐らくは60年以降は作っていないか、別の会社に吸収されたか知りませんが、この年代(40年〜50年)と思われるワイヤーが今回発掘されました。


そう言った意味では貴重かつ激レアな商品と言えます。音質的特徴としては何にでも使える良さと単線なので皮剥きが楽だし音もストレートにいい。エナメルでなく錫メッキ仕上げなのでエナメルを向く必要もありません。太さは0.7ミリで絶縁体も薄いので狭い配線作業でもストレスなく使えます。


0.7mmという太さは低音も出るしで結構扱いやすいサイズです。音的には素晴らしいもので、何が素晴らしいのか良くわからないものの、そのように体は素直に感じます。ある意味フラットな音調なのですが、よく聴いてみるとなかなかに色々な美味しい要素が含まれています。WEの同サイズの単線と比較すると全然ダイナミックレンジに制限感がありません。


そして歪みがとても少ないので見通しの良い解像度を持っています。そして耳に痛くないと、良いところが沢山あります。それとその時代その時代のカルチャー感もしっかり描き分けます。なので60年代のソースも2025年のソースもどっちもいけます。


それでいて総合的なまとまりとしては、しっかりとビンテージ・ワイヤーの良さ、美味しさを沢山持っていますので新しめのワイヤーによくあるガッカリ感がありません。エージング的には4〜5曲聞けば大丈夫なようです。ギターには初めから良い音がします。全体的な量が大してありませんので気になる方は無くならないうちにどうぞ。





【ご注意】


価格は33cm単位ですが一回の購入での個数上限はx6と致しますので前もってご了承ください。





数量133cm)以上、必要な方はカートに入れる前に数量指定(MAX=6)をして下さい。




支払方法

銀行振込: 三井住友銀行

ゆうちょ銀行

クレジットカード

コンビニ決済



【発送方法/発送費について】

 
品物の外形が角形A4サイズ(31.2cm以内×22.8cm)内で厚さが2.5cm(重さ1Kg)までの物でしたらヤマト運輸のネコポスが使えます。



運賃は全国一律200無料サービスしています)です。
時間指定はできませんが追跡が可能です。品物はポスト投函です。おおよそ
1
2日でお手元に届きます。
 

上記以上のサイズ重量の物、そして到着日時の指定をしたい場合は

宅急便コンパクトでの発送となります。


【245#】Storm Wire 激烈マニアック〔33cm〕の画像