【257#】黒ダッチでROSIN〔8cm〕

商品説明









【257#】黒ダッチROSIN 

真実を明らかにするハンダ

8cm = 1.200円




☆本商品は一見黒ダッチのよくある50/50物の

ようにも見えます。

しかし全然違うのです!



年代は1940年代から1960年代


直径は1.4mm



本商品は一見黒ダッチのよくある50/50物のようにも見えます。スプールには合金比率等のデータがわかる物が一切記載されていません。だがハンダの断面を目を顕微鏡のようにしてよく見ると・・・そこに二重の円が見える。

中央の円はROSINが入るスペースだ。その外周をハンダが取り巻いている。そのように見える。それが私がこのハンダを買った最大の理由だ。既にダッチボーイの黒50/50は市場に良くあるものとなった。当時かなりの数を生産した証拠だ。音も勿論悪くない、特にオーディオには良いハンダの一つだ。ギターはというとやや硬い音の印象があった。なので皆さん青ダッチの方に流れていった。そもそも青ダッチと黒ダッチはROSINは置いといて、ハンダは同じ物なのだろうか素朴な疑問が生じる。多分、違う、明らかに軟派の青ダッチと硬派の黒ダッチの二極と私は認識していた。だがこのハンダが突然現れた。これは黒ダッチのROSIN入り!!!  そんなのあるんかぁ?! ?!





テストはHOT側とCOLD(GND)側の両方にこのハンダを使用した結果を述べます。


まずAUDIO用の結果をレポートします。


トラック01  Andre Previn  RACHMANINOV 2nd SYMPHONY

いつの間にか鳴っていたのがこの曲。試聴システムのソースはCDをパソコンに取り込んだもの。なので大してハイファイでもない。だが出てきたこの音は重厚で荘厳で渋く燻銀のような黒い輝きを放っていた。ラフマニノフである。彼はこの何とも表現できないような感情世界を音符化した。なので不真面目なシステムでは一向に鳴りゃしない。この重厚なダッチボーイ黒 ROSINコアは本当にそんなのあるんかいなと買う前に随分と疑った。しかしまぁ買ってみると確かにこれはROSIN COREではないか。巻き直しかとも疑ったが実物をよく見てみると本物であった。私の一般常識では黒のダッチボーイはROSIN無しと思い込んでいた。黒のダッチボーイでROSIN入りを見たことがないからだ。海を見た事がないものが「海なんてない」と言っているようなものだったのか..。それにしてもこの重厚な荘厳さは本物の音だ。隠れた銘品というのはあるんだなとしみじみ思った。


Trigger Happy  Dave Weckl  Heads Up

聞いてすぐこりゃ定位がいいぞと思った。マルチトラックレコーディングの時代である。左右の音場の中に音を散りばめないでどーする! という時代だ。我々はモノラルの時代には戻れない。に・・しても・・うーん、この音かっこいいぞ。否かっこ良過ぎるぐらいカッコいい。高域の伸びも低域の音圧と迫力も申し分なし。


Minor Feelings  Rina Sawayama  Hold The Girl [Bonus Track]

私はこの曲を聴いてちょっと痺れましたね。この曲が掻き立てるエモーションの大きさはガガやビヨンセをも超えるもの。歌がまたエモいんですね。歌って上手いとか下手とかの話よりも、そこに生きた人が存在するかが肝なんですね。それこそがペルソナであり宇宙の一つの真実の証です。我々は自分である事が最も大事でありそれ以外はアソビみたいなもんです。自分でありながら自分を生きる事が難しく人は他人の真似をしたり影響を受けたりします。Rina Sawayamaにはしっかり自分、個の尊さを感じます。


このアルバムの他の曲も良いのだけど、私としてはこのMinor Feelingsのような曲調のものをもっといっぱい聴きたいと思います。よくポップスを聴いていて本編に入る前が好き!という逆転現象が結構ありますが、本編は案外、集合意識的であり個性が尊ばれないきらいがあります。しかしそれにしても真実を暴き出すハードコアなハンダだな、こりゃ。昔ハードボイルドという言葉が流行りましたが、この音はそれだ。


Vocal  Pet Shop Boys  Electric [Bonus Tracks]

高市さんがトランプに会いましたね。時代は確実に変わってきています。人類は良し悪しはともかく変化しているのは事実で、その全体的流動は誰にも止められません。その流動の中からトランプも生まれる訳で、事の真実は報道されません。ペットショップボーイズのこの曲をこのダッチボーイで聞くとなんかペットショップボーイズは人類の悲哀を全部背負って叫んでいるように私には聴こえてくるのです。そんな大袈裟なと言わんでください。私にはそのように響いて来るのです。


真実のゲームであるこの世界は皆が参加して真剣に遊んでいる訳でそれは紛れもないリアルであります。この世界に参加している者は戦いが好きです。それは歴史を見れば明らかで、争っていない時期などあってないようなもの。ペットショップボーイズの一見陽気に見えるような曲は実はどっぷりとBLUESではないかと私は疑っているのです。電子楽器と言う言葉がありますが、実は電子で我々の肉体はできている訳で電子楽器の仲間です。そこんところをわかってか無意識かペットショップボーイズのこのElectricに感じるのです。それにしてもこのハンダの音かっこいいです。


Yes, I Have Ghosts  David Gilmour & Romany Gilmour  Luck And Strange

こんな事があった。MUSIC DESIGN時代からTOTAL MUSIC DESIGNに社名が推移する時期に中村君というスタッフが入って来たのだが会社で私はピンクフロイドをBGMで流していた。中村君が「これ何ですか」、私は「ピンクフロイドだよ」と答えた。中村君「ふーーーん….」と宣っていた中村君は後日、英国にてデイブ・ギルモア所有する舟の録音スタジオ(以前の持ち主はチャールズ・チャップリン)に潜入した。


勿論、招き入れられたのだ。何でも何日もこっちを見ている変な奴がいるなと興味を持ったフロイドのスタッフの一人(実は彼は写真家であり、フロイドのLIVE に映し出されるショート映画の中にも登場する。舟を漕いでいる映像がそれだ)が船の中から見ていて彼に興味を持ったのだ。中村君がどんだけデイブ・ギルモア命であるかを彼に力説したのだろう。ちなみに中村君は以前はYAZAWA命だった。目出たく中村君はおよそ日本人が決して足を踏み入れた事のないギルモア船に乗り込んだ。中は立派な録音スタジオになっている。そこで彼は現在録音している曲などを聴かせてもらったらしい。ふざけんな! と私は思ったぐらい嫉妬した。その辺りからギルモアは彼のものになっていった。


引き換えではないが中村君は「畑野さんブルースが好きなら・スティービィー・レイボーン・・・なんてどうすか? いいっすよ!」と翌日CDを持ってきてくれた、実はその辺りから私はブルース沼にブクブクと沈んでいったのだ。レイボーンはご存じのようにアルバート・キングの影響をもろに受けていた。そんなルーツで私はアルバート・キングを入口として真っ黒なブルースの世界にずんずん引き込まれて行ったのだ、あぁおぞましくも懐かしい..甘美な記憶。高校時代のバンドESCAPEにギターの高中正義が居て、向島の私の家でバンドの練習に明け暮れていた私達は不良な高校生でありました。


高中はそもそもハンク・マービンなんかのシャドウズが好きだったのだ。持っていたギターはモスライトだし。彼はほどなく早弾き高校生として世間の目に止まることになる。そしてテンイヤーズアフターなどの曲をESCAPEは演っていた。それはROCKだったがブルースでもあった。当然高中もブルースのフレーズを弾いていたが全然スローハンドではなかった。そりゃそーだ早弾きが売りだったからね。そんな彼にもスターがいてそれが山口冨士夫さんだった。


銀座ACBの楽屋を訪れたのは彼が冨士夫のサインをもらいたかったゆえである。冨士夫は「俺、サイン初めてだ..」とその時呟いた。そう、冨士夫は当時の日本で数少ない本物のブルースを弾ける人だった。そんなこんなの記憶がブルース遍歴しているうちに思い出された。中村君は僕に結果的にBLUESをプレゼントしてくれ、私からギルモアを奪っていった(笑)。そのギルモアの最新作である!  ・・・・長いね・・・・。


何しろこのハンダはハードボイルドなので全てを明らかにする。良さも悪さも、美しさも醜さも。Yes, I Have Ghostsは不吉な曲名だ。つい最近中村君とLINEでこのアルバムいいねと言ったら彼は既に私より全然ギルモア通なのでこういった「あと一作出すらしいですよ。なんか歌詞も死のことを歌ってますね」と。なるほどそうかピンクフロイドは色々あったけど巨万の富を彼は得た。だが彼も今や79歳、 そりゃ「死」を考えるよな。アップルの創始者のスティーブン・ジョブスも巨万の富を得たが病気になって人生を振り返りまるで聖人のような言葉を吐くようになった。人は自分の死を前にすると目が醒めるのである。それにしてもこのハンダは凄い、真実を明らかにするハンダがこれだろう。



When The Cat's Away  Simon Phillips  Protocol V

いいのである。この曲のようなリズムがバシバシと決まり滑走して行くような爽快感がある曲はこの上なくバッチリ! 。そして、やっぱり定位が良い。定位ってやはり音の輪郭線をきっちり描かないとボヤけてしまうが、このハンダは全くボヤけない。これは美点だ。またタイコの質量感が良い。材質感の描写はお手のものだ。またスネアがいくら激しくバシッと決めても音が崩れない。つまり突出する音でも歪ませない能力がこのハンダにある。長時間聴いていると歪みが溜まるヤツは耳疲れするので、これは有り難い。



問題はギターだ

そうなのだ、問題はギターなのだ。オーディオは別に問題なかったと言うより寧ろ大変良かった。残るはギターだ。ギターにとって良いハンダであって欲しいという願いを込めての以下のレポートです。



レスポールですが、この音には他に無い特徴があります。それは音の立ち上がりがしっかりありながら糖度も高い事です。許された天国などに較べると音の立ち上がりの良さは完璧に上です。しかし立ち上がれば良しという簡単な話ではありません。要はその音が使えるのか、気持ちいいのかという点に絞られます。で、結果は気持ちいいものでした。


音の立ち上がりがいいと良いのはギターの音の輪郭がしっかりと出るのでリスナーの耳にしっかりと届くのです。こういう場合、普通はやや喧しくなりやすいもの。しかしこの黒ダッチROSINは立ち上がりが良いのに気持ちいいのです。これはクリーントーンで顕著です。歪ませて行くと当然ですが波形の先頭の方から削られて行きますから音の鋭さが後退し全体の倍音の方に耳が行くように自然になります。


ただやはりこのハンダの特性か歪みを深くしても音の立ちの良さと音の輪郭の明確さが残るのです。後でストラトもやりますが多分ストラトも良いような予感がします。また更に近代的なレスポール・トーンにした場合は音の表面の凹凸感が良く出てそれがリアリティを生んでいます。表面がソフト・フォーカスまたはピント外れの音は聞いてて欲求不満になる。


バン・ヘイレン登場以降、ギタリストは波形の頭はあんま潰さないけどサスティーンが長い音を好むような傾向になった。これは楽だからだ。サスティーンの長さは休める時間でもある。ベースでもサスティーンの短いJAZZの生ベースの演奏よりも、サスティーンの長い近代エレベの方が音が続いている間休める。人間は段々と省エネになって行くのだ。で、この黒ダッチROSINは古今到来のエレキ・ギター(ベース含む)に真に適合する。


ある意味これまでの黒ダッチのイメージから飛翔しているように思える。そうハンダにとってROSINの質は重要だ。なのでROSIN入りのハンダは作業は楽だがある意味一発勝負である。ROSINが入っていないハンダならば外部のペーストであれこれ音作りが可能だが、既にROSINが入っちゃっているヤツはその音が好きか嫌いか、ただそれだけだ。個人的なイメージではこのハンダは50年代とか60年代に拘泥せずもっと気楽に歴史のロングスパンの中での様々な演奏スタイルに柔軟に適合するものと見た。うむ逸品なり。




ストラトは予想通り良かった。まず音の色気だ。ストラトは色気が特徴、色気がなくて何がストラトだ! と言いたい。ストラトは逃げも隠れもできない。LPやテレキャスターはまだ煙に巻ける可能性もある、がストラトは肩から下げたら絶対絶命。逃げも隠れもできない、だからストラトが様に成るように自分を磨き腕を磨くしかない。でもさそのストラト自身に元々の魅力が無いと頑張り甲斐がない。


その為のウェポンがこのハンダだ。この色気と抜けの良さの有難さは使うと身に沁みてわかる。ストラトの特にフロントPUは魔性のPUだが、抜けが悪くなる時がある。このハンダにはそれがない。このハンダをストラトに使った場合、1グレード立派な音の感じになる。それは多分この凜とした音の佇まいがそのように感じさせるのだろう。配線材と組み合わせて音作りをすると更に自分好みの音が創れる。



テレキャスターです。これもいい。なんて言うか、芯がしっかりあって音にパッションあり!  ギュンギュン言う鞭のような音が好き。このところテレキャスターに良いハンダが出てきて気分がいいです。偏見ですがLP、STよりも音の深奥変化がテレキャスターにはあり、そこんところが堪りません。”生きている音”それがこのハンダのテレキャスターサウンドです。テレキャスターに関してはどの年代のテレキャスターにもこのハンダは有効だ。ジェームス・バートン風なカッティングからダニー・ガットンのようなPLAYまで完全適合。


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まとめ 

真実を暴き出すハードボイルドなハンダがこれだ。真実というものは逃げも隠れもできないもので厳然と存在する。人がそれを見るか否かはそれぞれだが、このハンダは見ようとしない者の頭をキュッと真実の方に向ける。怖いハンダだ。真実を見たくない人は買わないほうがいい。AUDIOをやる人はこのハンダを常備しておくといいかも知れない。つまりハンダで悩んだらコレに戻せば音の真実がよくわかる。


ギターは全般に合う。レスポールとテレキャスターは特に良い。


一見、普通に見えるがこのハンダは唯一無二の存在である。ダッチボーイの中でも突然変異種だ。多分このタイプはもう出てこないだろう。なので一度は体験して欲しい。






【ご注意】


価格は8cm単位ですが一回の購入での個数上限はx10と致しますので前もってご了承ください。





数量1(8cm)以上、必要な方はカートに入れる前に数量指定(MAX=10)をして下さい。




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