【277#】バークシャー黄色/単線 ナローレンジの美味しさ 50cm = 890円

【277#】バークシャー黄色/単線 ナローレンジの美味しさ 50cm = 890円

歪みエフェクターのインとアウトに使用しました。 レンジ感がきれいにまとまり、特定の帯域に偏っていないため、全体として扱いやすい印象です。 特に高域には独特の歪み感や質感が加わるので、ドライブ系のエフェクターとの相性はかなり良いと感じました。 派手にキャラクターを変えるというより、音の方向性を整えながら、ほどよく個性とエッジを加えてくれるタイプです。 実際の音作りの中で、しっかり効いてくる線材だと思います。 さらに、ニュアンスの変化もわかりやすく、細かな音作りを楽しみたい方にも向いていると感じました。
商品説明





【277#】バークシャー黄色/単線

ナローレンジの美味しさ  

50cm = 890円




☆本商品はそのナローレンジが素晴らしい結果を引き起こす単線のワイヤーです。


スプール上のデータ

BERKSHIRE

HUSKY AUTOMOTIVE CABLE 

BERKSHIRE  HUSKY CABLE PRODUCTS

AUTOMOTIVE

AIRCRAFT

ELECTRIC

APPLIANCE HARNESS SPECIALTY

BIRKSHIRE ELECTRIC CABLE CO.LEEDS.MASSACHUSETTS U.S.A.



年代は1950年代から1970年代


直径は0.64mm

錫メッキ単線

樹脂系絶縁

黄色



バークシャー(BERKSHIRE)の印象的な緑と白のカラーリングのスプールをよく見ると犬がいる。そのわんちゃんを取り巻く文字に「HUSKY・ CABLE」と書いてあるではないか?      ナニコレ?である。

一瞬ジョークかと思ったけど熱烈な犬好きな人は自分の店名に犬関係の文字を使ったりするから、この会社のオーナーもそうなのかも知れない。


まぁそれはいいとしてこのスプール、実際は想像の2/3ぐらいの大きさで実物を見ると平均的なこの手のスプールを縮小コピーしたみたいに見える。まぁ、それもいいとして、このワイヤーの音は特徴的だった。まるで絵に描いたナローレンジの極みだ。逆にどんな風に作ったらこんな音が出るのか 不思議だ。このバークシャー(BERKSHIRE)WIRE、製造元は「HUSKY・ CABLE」らしいが、何しろ最初はギターに良いと判断したので試聴はギターから先に始めます。





テストはHOT側とCOLD(GND)側の両方にこの線を使用した結果を述べます。


テレキャスターにこのワイヤーを使うと、物足りなかった部分が消えてなくなる。つまらない音のテレキャスターほど辛いものはない。ストラトのようにレンジが広くないのである。だから誤魔化しがきかない。音量感がBOOSTされるタイプではなく寧ろ僅かに音量感が下がる気がするのは低域も微妙に削られているからだと思う。このワイヤーには引き算の美学を感じる。


加えていなたいテレキャスターの音が容易に出る。そしてLP等で聞かれるあの音が何故出ないのかと悩んでいる諸氏を救う。テレキャスターはレンジ狭く潰れている。それがかっこよく鳴るにはこのワイヤーのような助けが必要なのだ。皆さんは「年代か?」「ボディか?」「ネックか?」「PUか?」と悩むが、それはそっちに置いといてまずこのワイヤーを使ってみてくれ。今までとガラッと音が根底から変わる。そしてギターの木部やPUの事をそんなに気にしなくても良い音は出ることに気がつくだろう。



レスポールの内部配線材を選ぶ時、もし人に聞かれたら単線はまず選ばない。しかしこのワイヤーは別。このワイヤーはある意味ラジオ帯域がバッチリで上と下を捨てている。この捨て方が絶妙に素敵なのが、そのままこのワイヤーの特異性となっている。単線で嫌われるキンキンした高音はこのワイヤーでは逆さにしても出ない。なので試しにクリーントーンにしてみると案の定、耳を刺激する成分は出ない。それでいて粘り気を含む、歪ませた時に起こると想像される音のニュアンスを微妙に含んだ透明感なのだ。どこかチープな良さもあって王道的なレスポールというよりも遊び道具として楽しいレスポール・サウンドを楽しめる。




ストラトの場合、ペケペケ音が強調される。これはリミッター的変化が音に加わっている証拠だろう。あとハーフトーンにした時が素晴らしい。あの怪しく美しいハーフトーンがこのワイヤーで確定する。怪しいハーフトーンは幾つかの要素がピタッと揃わないと出ない。これは皆さん体験済みだろう。しかしPUの組み合わせを変えるよりも、このワイヤーを付けることがまずお勧めだ。全体としてはスモーキーな音に聞こえるのは高域がロールオフしているからだろう。なので冒頭にペケペケ音と書いたが、これもとても小気味の良い音なのだ。





AUDIO用の結果をレポートします。


Long Reach  James Burton  The Guitar Sounds Of James Burton

初代テレキャス・マスターが彼だ。それにしてもこのワイヤーのテレキャスターとの適合性は信じられないほどだ。枯れているのか? キッチュな音なのか?粘っこいのか? これら全てが該当するのがこの音だ。このワイヤーはAUDIOに使うとミッドレンジPASSフィルターのような、ある意味、超低域と超高域そんなものは不要とばかりバッサリ切り捨てた境地の音だ。ある意味ナローレンジ的といえば外れていない。しかし言いたいことがある。それはナローレンジゆえに逆に音楽が生き生きとしてくる例がたまにある。しかしその確率は極めて低い。その極めて低い例がこのバークシャーワイヤーだ。この音は音楽が生き生きとするナローレンジなのだ。そりゃ私もハイエンドは嫌いではない、しかしねたまにあるのだよ。ハイエンドではあわない曲が。


Cause We've Ended As Lovers  Jeff Beck  Blow By Blow

この曲は名曲だがハイエンドなワイヤーで聞くと大して面白くない。えっこんな筈では!?と思うぐらい。もはや諦めていたのである。しかしこのワイヤーが現れた。このワイヤーはこのジェフベックのギターミュージックの良さが濃厚ジュースのように染み出してくる。一見、この音はフツーに聞こえる。だがすぐに気付く、何か違うことを。まずハイもローも微妙に少なめになる。だからハイエンド的には最悪な筈なのに音楽的には絶妙に合う。不思議なワイヤーだ。


The Death Of You And Me  Noel Gallagher  Noel Gallagher's High Flying Birds

このような歌曲をこのワイヤーは60年代のカーラジオのような音のコアが熱いようなかっこ良さで鳴らす。ロックは大抵、中域にエネルギーが凝縮している。それがハイエンド装置と相性が悪い所となる。つまり音楽ではなく音として聞こえてしまう、それも音的に面白くもない。こういう不当たりに出会う確率は現在高い。再生装置が音楽にフィットする帯域を無視して上と下に広がり中域もフラットになってしまった。そういう装置でこの手のポップスを流すと確実に不当たりな結果となる。そして仕方なく音楽ではなく音がいいソースを探す事になる。これでは本末転倒ではないか!と気が付いた人が買うワイヤーがこれだ。


Money  Pink Floyd  The Dark Side Of The Moon

この曲も昨今のステレオ機器では発売当時に抱いた素敵な印象が何故か得られない。しかしこのワイヤーを通すと音楽とリスニング環境の見事な一致を見せる。これが不思議だ。


Hurricanes—Send My Love To John  Rina Sawayama  Hold The Girl [Bonus Track]

このソースは近代録音ソースだ。しかしこのワイヤーを通すとこの曲は確実に60年代フィルターを通したようなエフェクトがかかり、かっこ良くなる。適度な真空管歪みのようなものも加わり音楽が熱くワイルドに変貌する。Send My Love To Johnはエルトン・ジョンに当てた曲だ。彼女はエルトンジョンに気に入られた日本人だ。とにかく声がよく通る。いやそれだけではないな。声のエッセンスが際立つような雰囲気がある。それが60年代風なのかも知れない。


Mississippi Queen Mountain Climbing!

この曲などはハイエンド装置は全く受け付けない。再生帯域が全く合わず低音や高域は作動せず、中域だけでコーコーカーカー鳴るだけなのだ。しかしこのワイヤーを通すと一変する。中域だけが首を絞められて鳴っていたのが、回復し音楽がグイーンとスピーカーに広がる。そしてレスリーウエストの弾くレスポールの音が何しろ良い! ちゃんとロックの音だ。


Dark Star Simon Phillips Protocol V

現代的な広いレンジの曲も試しにかけてみた。これが・・悪くないのだ。どこがどうなってこうなるのか? 意味がわからないがとにかくそうなる。レンジの広さは上手いことリミッター的にまとまってくれる。その分、ドラムなどは迫力が増す。どこがどうとは言えないのだが確実に音楽深度が深まる。この曲は元々、録音レンジが広いのだけどワイヤーによっては迫力が後退しスカスカになったりするが、このワイヤーは逆で中域を中心として音が迫り出してきて生々しさが前に来る。とにかくドラムの音がいい。


Black Magic Woman Fleetwood Mac English Rose

やはりいいのである。60年代のカーラジオ風なグルービーな音になる。つまり当時の感動が音として蘇る。60年代ファンには堪らないワイヤーだ。ピーターの枯れまくったレスポールのトーンが渋すぎるぜ。



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まとめ 

結論から先に言うとギターは全て良し、ナローレンジなのを利用して使う人向きなのだがギターはやはりナローな方が「らしい」音がする。しかしオーディオではワイドレンジの方がいいだろうという声も聞こえてくるが、このワイヤーの場合オーディオもかなり良かった。特に60年代の盤全体に好結果を出した。アナログオープンリールテープレコーダーのような音とも言える。あれはCDよりもレンジが制限されるが明らかに音はCDより好ましい。そんな感じなのだ。






【ご注意】


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