




【291#】
狂った果実のダッチボーイ
(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
ギターに死ぬほど合う
絶倫ハンダ
10cm = 1.000円
☆本商品はダッチボーイの変態ハンダです。
TYPE : WIRE SOLDER
他のデータは不明
年代は1950年代
直径は3.0mm
初出品日:2026年 6月17日
テストでは国内産天然松脂を使用

もうダッチボーイのハンダは集めないかも知れない。これまでもかなりの数のダッチボーイを集めてきた。KIRKやKIRKSONも含めると相当な数になる。そして今回のダッチボーイがどうやら最終章なのかも知れない。
特にギター用という事では最高のダッチボーイである事は疑う余地がない。こういうハンダが出てしまうと、これまでの価値判断が狂ってくる。高いギター = いい音、という図式が完全崩壊する。安いギターでもハンダによってここまで音を変えられてしまうと他の立場が薄くなる。
割とギターの世界は皆が専門家的で蓄えられた蘊蓄をそれぞれ持っている。自分の出したい音のイメージはオーディオマニアよりもリアルに持っているので厳しいのだ。今回のこのダッチボーイは倍音の発生がCS並みにあり、音の古代化は「許された天国」並みにある。そして音の枯れ感はスペシフィケーション並みにあり、加えてボディ・レゾナンスが異様に高まりピッキング・ニュアンスがとんでもなく気持ち良い。
ただしハンダ作業は難航を極める。なので出力ジャックだけに留めておいていた方が無難だ。オーディオの場合も天ぷらハンダでも十分に効果がわかるから。

テストはHOT側とCOLD(GND)側の両方にこのハンダを使用した結果を述べます。

レスポールの接点にこのハンダを使うと、まずもって、とんでもない果汁が飛び出てくる。そして乾いているサウンドに一気に変貌する。つまり滴る果汁とビンテージ感な訳だ。今回、使った松脂は国産の天然松脂で物凄く使いにくかった。
最初は松脂なしに付けたが、何となく不安なので松脂を足して終えた。従って何処がハンダの音で何処が松脂の音かの判断は難しい。その上での試奏だ。クリーントーンにしてみてもなんつーか果汁感は変わらずだ。ダッチボーイの黒は基本ギターにはどうなのか? 微妙なやつも居るが、このダッチボーイはギターに途轍もなく相性がよい。
一回使えばすぐわかるがヤバいです、この音。味が付きまくるので飽きが来ない。どんなフレーズを弾いても物凄く味わい深い音になっちまう。そしてトータルに言うと古いギターの音が一気に出る。多分、信じられない人は買わないだろうから、それを一生体験できないだろう。
普通ならここで終わるが、ここでより近代的な歪みとサスティーンが深いトーンでも試した。まぁ私がヴァン・ヘイレン以降と呼んでいるあれだ。結論から先に言おう! こりゃヤバい! この音は反則である。PAFの究極の音を求めているなら後にも先にもこのハンダ一択のような気がする。
おかしいな・・・ダッチボーイなのに。話は古いが、その昔、デビット・ボーイと一緒にやっていたミック・ロンソンというレスポール弾きが居たが、あんなサウンドを好きな人には他に選択肢が思い浮かばない。それにしてもハンダ付け性能は最低なので、それを事前にわかって作業してほしい、その甲斐は1000倍ある。

ストラト用ハンダとしても素晴らしい!! LPの時と同じく倍音発生器であり歪み発生器であり、ビンテージ音発生器だからだ。色々素晴らしいストラト用ハンダがあるが、こと音のビンテージ化深度に於いて間違いなくトップだ。他のハンダもそれなりに良さがあるが、使い込まれて倍音が出まくりの乾いたトーンはこのハンダの独断場だ。
ただし使い勝手は最悪で「溶けない」「付かない」「ボタ落ち」の三悪が伴う。しかし、結果はとんでもなく素晴らしい、人によってはこのハンダしか嫌だという人も出てくるだろう。なので苦労してでもこの音は手に入れて欲しい。

テレキャスターのハンダに使っても死ぬほどいい!! 何つーか倍音なんだよ!! ば い お ん 、これが気が狂うほど出る。そしてその生じた倍音が超気持ち良い!!!
ピッキング・ニュアンスに鬼のように気を使うちょっと狂ったギタリストにも向く。とにかくね、エレキの音のカッコ良さを制限なく煽るのだよこのハンダ。これで脳内麻薬が出ない人がいたらギタリスト辞めた方がいい。下手すると、安物テレキャスターも信じ難い音色にアップグレードするのでいいかも。

AUDIO用の結果(オマケ)をレポートします。
A Day In The Life The Beatles Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band
このドラムの音のブラックフィーリングを何と言おう!?とにかく黒いのだ、黒いとしか言いようがない。ハイファイなのかローファイなのかわかんない音だがとにかく音の訴求度は相当な化け物だ。この曲は60年代なのだが、完璧な60年代トーンなのだ。そして聴きやすい! この曲は途中がとてもうるさいのだが、その途中が聞けるのだから不思議だ。どうなっているんだ?
※続きはおいおい書き足していきます。
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まとめ
まず最初に大きな声で断っておきたい事はハンダ付けが難関である事。いや正確に言うと「本当に付いてんのか? これ?」という感じだ。心もとない。だからハンダ強度はあてにしない方がいい。テンプラハンダでいいのだ。
ハンダが導体に触っていればOK! 実は最近はペーストの選択にいつも悩む、ノコロドなどが案外癖が強い事を知っているので、できれば天然系の松脂を使ってほしい。めちゃくちゃ使いづらいけどね。ハンダも心もとなくて、天然松脂は恐ろしく使いにくい。どうやって使うのか考えた挙句、固まっている松脂ブロックにコテ先を当てるとすぐ溶けるので、溶けているうちにハンダに乗せるのだ。工夫してくださいね。
まぁ多分、松脂もハンダもボタボタ下に落ちるがそういう事に捉われず黙々と作業を終えてほしい。結果はそれまでの苦労が曇天の嵐で雨がザーザーだとすると、一気に晴天になり爽快な風が吹くから大丈夫。
このハンダの音を体験してしまうと、これまでギター用にいいよと言ってきたハンダですら何かが足りない事に気付く。私は「許された天国」ハンダの批評を書いた時に「これで店を閉めてもいい気がする」と無責任な事を書いたが、今回のこの狂った黒ダッチが出たので更に付け加える「これはギター用ハンダの中で確実に世界一」と。
ギタリストはこのハンダによる音質UPを他人には知られてはならないだろう。それは貴方の音作りの最後の秘密兵器だから。
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