
【312#】 LITTLE MONSTER 19世紀ワイヤー
15cm = 480円
☆本商品は19世紀の布巻き銅線0.38φmm単線です。
製造国は不明ですがアメリカ、イギリス、ドイツのどれかです。
年代は大雑把に19世紀
直径は0.38mm
初出品日:2026年 9月 5日

30年以上ビンテージ・ワイヤーを蒐集してわかった事は19世紀ものは確実に特別な音が出るという事。このリトル・モンスターもその一つで既にこのコイルが付いていた機械から外して久しいので元の役割はわかりませんが、コイル中央にある金属棒が出たり入ったりできるタイプなのです。それによって磁界が変化します。多分、実験器具だと思います。コイルは長さ10cm程度、直径は4cmほどです。両脇を木で止めています。その中にグルグルと布巻き銅線が巻かれています。

テストはHOT側とCOLD(GND)側の両方にこの線を使用した結果を述べます。

まずAUDIO用の結果をレポートします。
Murder Song (5, 4, 3, 2, 1) AURORA All My Demons Greeting Me As A Friend
リズムが入る辺りから一気に喜びが増強されるような音になります。分解能が音楽的表現に役に立っているようで音としての楽曲の悦楽度が上がります。リトル・モンスターを通すと、決して綺麗で透明な音になるのではなく上質なトーンベンダーをかけたような情熱的な音楽と化します。そう言う意味で音楽を化けさせるワイヤーです。
Light (From "The Thin Red Line") Hans Zimmer Hans Zimmer: The Classics
ハンス・ジマーは最初、MOOGの大型モジュラーシンセサイザーの使い手だと思ってましたが、彼は映画音楽の巨匠でもありました。あぁあの映画も彼なのかと驚きました。この曲は音色そのものの美しさが出ないと成立しない曲なんですが、なんと美しい音かと思いました。ハープ、弦、フルートなとが美しく織りなす叙情性溢れる音がリトル・モンスターで表現されます。
Forgiveness Rina Sawayama Hold The Girl [Bonus Track]
英国で活躍中のリナ・サワヤマのアルバムから。このリトル・モンスターを通す事で一気に気持ち良くなれます。何というか何が気持ち良くなる要素なのかわかりませんがとにかくそうなります。ある種の歪みが付加されますが、それが楽曲の良さを全ての面で増幅してくれます。
西島付近 クジラ 中田悟 自然音シリーズ: 海洋の島~小笠原Shizenon Series Kaiyouno Shima Ogasawara
自然音のCDで、この曲はクジラ同士の会話と言うんでしょうか明らかに何かをコミュニケーションしている音響です。特に低音が凄く、とっても低周波で鳴けるのですね。鯨はボディが大きいので低域の限界が無いかのようです。リトル・モンスターで聴くこの「会話」はとても自然で何かしっくりきます。
When The Cat's Away Simon Phillips Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band
この19世紀ワイヤーはこういうジャンルもイケるのです。サイモン・フィリップの重厚でジャストなTIME感がいいです。各楽器ごとの描き分けが絶品で、それぞれの楽器の個性を見事に描き分けます。リトル・モンスターで聴くこの曲、何の不満もございません。
Without You Fleetwood Mac English Rose
リトル・モンスターはこういうジャンルもバッチリ! 渋く鄙びたスローブルースなんですがピーターグリーンのやらせと思えるほどの古びた井戸に落ちたような声がいい感じです。それにしてもこの時期のピーター・グリーンの黒っぽさときたら黒人以上かも知れません。その渋さが隅々まで味わえます。

この手の線は果たしてギターにどうなのか?という気持ちはテストする度にあるわけで今回も疑念を抱きながらのレスポールでのチェック。しかし実際にやってみるとさっきまで持っていた疑念はどこへやら。これがなかなかに合う訳で、その理由を考えてみるとギブソンやFenderはせいぜい1950年台の当時の配線材を使っていたのだから、それ以前の年代のワイヤーとの相性など知りはしない訳で、そもそも配線材など必要パーツの一個に過ぎない程度の認識だった筈だ。しかしいつも私がくどくど言うようにエレキの出力は生音ではなく電気音だ。だから電気関係のパーツの音質がモロに出ることになる。この事に強く注目したのがVWD21なのだ。その結果、50年代のオリジナル配線材に拘らず世界各地のビンテージ・ワイヤーとギターの相性を探る「まだ誰もやったことのない航海」に出たのだ。
概ねその結果は「後悔」にならず好結果が出ているのでこの着眼点は間違ってはいない事がわかった。
さてこのリトル・モンスター(19世紀もの)は要するにどうだったか?それをこれからお話しします。まず言えることはクリーントーンがメチャ美しいです。歪みの度合いによってその歪みによって付加される倍音が恐ろしく気持ち良く、これは撚線、単線問わずにこのワイヤーだけの独自の存在感です。音のビンテージ深度は深く、軽くチャラチャラ弾くだけでも味わいがあるのです。コードを弾いてもソロを弾いてもどっちも良い音でレスポールらしい素晴らしい音になります。

こりゃいい音ですね!ストラトの場合、何だかわからない音の色気、そこが大事です。だからストラトのギタリストは例外なくSEXYになります。ジミ・ヘン、リッチー・ブラックモア、デビット・ギルモアみんなそうです。なので色気を出したいならこのリトル・モンスターを使えばいいのです。”ストラトで色気を出したいならこれ!!”

テレキャスターにも当然合いました。正直単線と思えない程の複雑な音を持ち、その複雑さの各所に異なる倍音を付加してくれます。ビンテージ深度の深い音なので単にギターの音を古めにしたい場合にも簡単に使えます。テレキャスの場合はテレキャスの良さを全方位で増幅してくれる感覚です。
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まとめ
驚いた事に聞く音源聞く音源の全てにフィットしてしまいます。これもリトル・モンスターの能力の一部です。流石にワイヤーも19世紀になると化けていて昨今のワイヤーが逆立ちしても出せない音を奏でます。しかもそれぞれの曲の年代やジャンル、録音状態などの全てを含めて味のあるディープな音を出してくれるのです。こういう魔法っぽい現象は現代のワイヤーでも50年代のワイヤーにも出せませんね。正直、ジャンルを選びませんし、同時に音はビンテージ方向に傾きます。この傾き加減がいいんだよね。
ギターに使った場合、ST、LP、TEのどれに使っても好結果が出ました。ビンテージ深度と音の色気、これです!
【ご注意】
価格は15cm単位ですが一回の購入での個数上限はx10と致しますので前もってご了承ください。
数量1(15cm)以上、必要な方はカートに入れる前に数量指定(MAX=10)をして下さい。

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