







【232#】誇張や加色無し! ニューヨークソルダー
レスポール弾きにはヨダレの出る音!
20cm =850円
☆本商品はニューヨーク生まれのNEWYORKソルダーです。
TYPE : ペースト無し
(注: KESTER PASTE使用)
錫と鉛の比率 50/50
年代は1940年代から1950年代
直径は3.7mm

ニューヨーク・ソルダーはアメリカのビンテージソルダーだが結構数が出ている。最も有名なのは赤缶だろう。緑缶はペーストが入っていないタイプ。そして私が辿り着いたのは赤でも緑でもない薄いクリーム色系の物だ。年代が古いほうがスプールに使われる色が薄くなる。そして本品はとうとう白になった。もうこれ以上先祖返りできないのかも知れない。かなり古い。こう言うのが狙い目だ。

テストはHOT側とCOLD(GND)側の両方にこのハンダを使用した結果を述べます。
☆KESTER PASTEを併用

まずAUDIO用の結果をレポートします。
Lupin's Transformation And Chasing Scabbers John Williams
ハリーポッターとアズカバンの囚人
余り期待しないで聴き始めたが、これがなかなかのものだったのです。何と言うか聴き込める音という感じで自分の意識が自然と音世界に同化していくのがわかる。クラシックのオーケストラの再現性も全く問題なく、その迫力とマッス感に圧倒された。細かい音を神経質に拾っていくというよりは全体をまず捉えてから細部の要所要所に光を与えていくという感じだ。楽器毎の質感の描き分けもいい。加えて重要なのが落ち着いて聞いていられるのにスリリングでもあると言う、二つの相対する要素がこのハンダの中では融合しているのが注目される。
Dark Star Simon Phillips Protocol V
アメリカの音楽に良く合う感じ、日本とは空気感も何もかもが当然違うアメリカ的世界、その音である。名前もNEWYORK SOLDERだからね。アメリカの中でもこの音はニューヨークのイメージだ。となるとショー・ビジネス全体に向く事になる。実際この曲をこのハンダで聞くといつの間にかニューヨークに自分が居るような気分になる。サイモン・フィリップ自体は英国ロンドン生まれだが、この音は正に都会の中の都会ニューヨークの香りがする。その他の重箱の隅の部分も皆いい。
Cuff It Beyoncé RENAISSANCE
古いハンダの良さはまず耳に痛くない事なのだが、あまりにそれだけでは何か物足りない。そういう時に役に立つのがこのハンダだ。ビンテージ・トーンの良さをベースにしながら近代的なサウンドや録音も受け付ける間口の広さを持っている。昨今のデジタル・レコーディングは昔よりも見た目のダイナミック・レンジが広く音圧も高く録られている。ポップスのレコーディングの場合
如何にVUメーターを極端に振らさずに音圧を高く入れるかなのだが、そうするとこのような音圧の高い録音物となる。ビンテージハンダの中には近代ソースはちょっと苦手なものも結構ある。なのであらゆる音楽を対象にできるこのニューヨークソルダーはその点でも優位だ。
Voodoo Chile The Jimi Hendrix Experience Electric Ladyland
私の記憶ではジミ・ヘンドリックスの日本デビューは邦題「紫の煙」からのような気がしている。あれから60年以上経つがエレクトリック・ギターの可能性を彼以上に究めた者は一人もいない。それぐらい革新的だった。また彼の歌い方は最終的には近代のラップ音楽の源流にもなったと言える。彼自身の家族への手紙の中でボブ・ディランの歌い方を聞いて新しい歌い方について書いている。ではボブ・ディランがラップの元祖かと問えばそれは違う。彼はあくまでも革新的なフォークシンガーだからだ。だがジミは違うジミは歌というものを従来の枠で考えずに音のように歌ったのだ。人間が発する音といえばまず声だ。この声をどう出すかで歌になったり会話になったりする。最もラップは曲のキーに依存せず喋るように声を出すが、ジミの場合、最低限曲のキー上で喋るように歌っている。それでこの曲の結果だがニューヨークソルダー50:50ペーストなしは非常に良かった、特に帯域やレンジが拡大する訳でもなく低域も高域もほどほどだ。だが良いのである。曲がジンジンと伝わってくるからだ。この曲はスルメを噛んでいるように徐々にミニマル的にジワジワ効いてくる。
928 Michael Beck Trio For Jazz Audio Fans Only Vol.13
ピアリトリオとの相性をはかってみた。この曲は正に静謐な日本間のような感じなのだが侘び寂びすら感じられる。さてそんな曲をこのニューヨークソルダーはそのまんま侘び寂びで流してくる。誇張や加色なく、そこがいい。写真で言えばアートな雰囲気の写真よりはドキュメンタリーな写真に近い。既にARTは被写体である音楽そのものに内在している。それをそのまま「ハイ!」と聞き手に手渡すような感じだ。だがドラムのソロなど、かなりの分析的リアリティの側面を見せるので決して侮れない。しかし言える事はこのままピアノトリオを一日中流しておいても全く問題ない。飽きないのだ。
How Bad Do U Want Me Lady Gaga MAYHEM
最後は レディ・ガガだ。最近このような通俗曲を聞くのはその必要があるからだ。音楽は大衆の意識と連動して作られていく、そう、それは無関係ではないのだ。聞き手を全く意識しない音楽はあり得ない。聞き手あっての語り手なのだ。さてこうして現代の歌姫を聴いているとそれなりに進化してきたのだなと思う。録音技術の進歩と打ち込み音楽が世界を一変させた。プラグ・インが現れてから音の世界はアナログ機械の面倒臭さからも解放された。今は録音する事、音楽を作ることなど簡単なのだ。そんな時代のレディ・ガガはエレクトリックが空気のような環境の中ですくすく育って今の音を歌っている。モーツァルトの音楽を美しいと思う人にどう聞こえるかはわからないがレディ・ガガは今の真実を歌おうとしている。そう、”真実”これがニューヨークソルダー50:50ペーストなし(※ぺーストにはKESTERを使用)のキーワードだ。音楽の真実をそのまま伝える事は容易くはない。

レスポールです。このKESTER PASTEを使ったせいなのか、
⇩

いつもの平均的なNEWYORK SOLDERの水準を超えている。具体的にはニチャッとした弦への食い付きやピックが当たった瞬間に出る豊富な倍音だ。レスポール用ハンダとしてはこの二つ「弦への食い付き」と「豊富な倍音」が最も重要だ。このどちらも凄くいい。クリーントーンにしても艶があり音に輝きがある。ビンテージ度合いとしてはグレーサーなどの超優秀レスポール用ハンダと同列に並ぶ。細かく言うとグレーサーは更にトロトロなのだが、このニューヨークソルダーもそれに極めて近いのだが強いて言えば雑味成分が良く出る。グレーサーの場合は雑味もスープに溶け込んでしまう、その違いだ。言い方を変えるとダーティーTONEが素晴らしく出る。この場合のDIRTYは悪い意味ではなく良い意味です。繰り返しになるがKESTER PASTEとの組み合わせだからこの音が出ているのかもしれない。デフォのノコでやるとどうなるかは現時点では試していない。しかし例外的に素晴らしいテレフンケン・ペースト以外では私はこのKESTER PASTEとの組み合わせを皆様にお薦めしたい。ノコとの組み合わせをやった方はその結果を教えて頂きたい。私にとって今回のNEWYORK SOLDERとKESTER PASTEの組み合わせはこれまで聴いてきたNEWYORKの中で最もインパクトがあったのは間違え無い事だ。

ストラトです。レスポール同様これも良い!ストラトの場合、レスポールよりもビンテージ感が強く感じられ一気に10年はビンテージ風音味になる。それと全然耳に痛くない。どんな音を弾いても耳に痛くなく、それでいて音が抜けてくる。特にフロントPUの音などはバッチリで、私はフロントPUの選択率は七割以上なので非常に助かる。それと音に色気が加わるのでそこも良かった。フェイズアウト感もそこそこあるのでハーフトーン選択時も安心だ。しかし本当に不思議な事だがPU交換なんかよりも効果がはっきり出るのは一体何故なんだろう。

テレキャスターです。チャッチャッと弾く感じのリズムギターの音がいい。これだけ良いとリズムギターを積極的に弾いてみたくなる。またフロントのトーンをやや絞った音も大変素晴らしくリア選択時のアグレッシヴな雰囲気とも対比が取れて使いやすい。ディストーションをかけた音はこれまた耳当たり良く気に入ってしまった。ハムを載せたテレキャスターとの相性も抜群で、この音を聞くとテレキャスターの方がレスポールよりもトーンの幅が広い事に気付かされる。使い出の広い音でROCKからPOPSまでなんでもござれだ。レスポール同様PUの食い付きも良くアタック時の様々に変化する倍音もこっちのもんだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まとめ
たとえば192#許された天国で昇天気味の音を
もう少し地上に降ろせないか、
のような微妙な用途に向く。
ギター派の人にまず言いたい! このハンダ(とKESTER PASTEの組み合わせ)はレスポール弾きにはヨダレの出る音だ。これまで様々なハンダがあったが、たとえば192#許された天国で昇天気味の音をもう少し地上に降ろせないか、のような微妙な用途に向く。192#からこれに変えるともう少しアグレッシヴで人間界に近寄った音が出る。またNEWYORK SOLDER全体にも言える事だが奥行きのある表現がこのハンダでは更に強く感じる。これまで出したNEWYORK SOLDERでは個人的に39-3#が一番だったが、遂に頭一個分上が出た。全体的には自然な感覚が漂い要所要所で我々の感覚を夢のように刺激する。重複するが192#許された天国で昇天気味の音をもう少し地上に降ろせないか、のような微妙な用途に向く。価格は圧倒的に192#より全然安い!
【ご注意】
価格は20cm単位ですが一回の購入での個数最大上限はx10と致しますので前もってご了承ください。
数量1(20cm)以上、必要な方はカートに入れる前に数量指定(MAX=10)をして下さい。
支払方法
■銀行振込: 三井住友銀行
■ゆうちょ銀行
■クレジットカード
■コンビニ決済

【発送方法/発送費について】
品物の外形が角形A4サイズ(31.2cm以内×22.8cm)内で厚さが2.5cm(重さ1Kg)までの物でしたらヤマト運輸のネコポスが使えます。

運賃は全国一律200円(無料サービスしています)です。
時間指定はできませんが追跡が可能です。品物はポスト投函です。おおよそ
1~2日でお手元に届きます。
上記以上のサイズ重量の物、そして到着日時の指定をしたい場合は
宅急便コンパクトでの発送となります。